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37歳、結婚10年、子供2人。離婚のストレスを癒した驚きの方法とは?―元夫を食べる

1月にイギリスで出版される『Season to taste』は、離婚した元夫を食べてしまおうという、ちょっと恐ろしい話。主人公は50代の女性。30年連れ添った元夫の肉をカットして、1つ1つラップにくるんで冷凍保存する、といったリアルな描写が特徴です。

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作者は、37歳のナタリー・ヤングさん。この小説を書いたきっかけは、自身の離婚でした。結婚10年、子供2人を育てながらのドロドロの離婚劇は、彼女の心に大きなダメージを与えました。

「子供を抱えての離婚というのは本当に難しいものです。なぜパパと離れなければならないのかを説明するときには、どうしようもない罪悪感に苛まれます」

ボロボロになった心を支えたのが、猟奇的ともいえる物語の執筆でした。「この本の内容は、離婚というトラウマの経験の中で、無意識に思い起こしてしまう『究極の一面』そのもの。別れや離婚に際して起こる究極の感情を探し求めたものなのです」

ちなみに、あくまでもフィクションであり、ナタリーさん自身が元夫を食べようと思い立ったことはないそうです。「彼も面白がっていると思うわ」とのこと。

衝撃的な内容は、発売前からさまざまな評判を呼んでいるようです。男性からは「ありえない、恐ろしい」という意見が多いのに対し、女性からは理解を示したり、賛同する声も多いのだとか。

食べてしまいたいほど憎い!その感情を物語に込めることで、現実の自分の心のバランスが取れる、ということかもしれません。ひとまずは英語版の出版ですが、恋愛や結婚生活にモヤモヤを抱いているあなたは、試しに読んでみてはいかがでしょうか?

参考:Season to Taste set to be hit of 2014
http://www.adelaidenow.com.au/lifestyle/relationships/season-to-taste-set-to-be-hit-of-2014/story-fni0dqfl-1226784384444

※この記事は2013年12月25日に公開されたものです

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