会話のテンポで変わるあなたの印象「早口よりゆっくりが信頼」
話しているうちに、いつの間にやら早口になってしまうという人も多いのではないでしょうか?でもこれは相手によってはせかす形になってしまったり、不快感を与える可能性があるので注意しましょう。
【女子が思ういつもイライラしている女子「早口」「眉間にシワ」】
早口になりがちな人の特徴
話し言葉が早口になりがちなのは、せっかちな人、頭の回転の速い人です。せっかちな人は常に「早くしなきゃ、早くしなきゃ」と焦っているので、自然と口調も早くなってしまいます。
また、頭の回転の速い人は頭の中に話したいことのイメージが次々と浮かんでくるので、それらを相手に伝えようとつい早口になるのです。
そのため、話している本人にとってはちゃんと意味のつながる言葉でも、聞いているほうは言いたいことがどんどん変わって何を言っているのか分からないとなりがち。いずれにしても、聞き手にとってはあまりいい印象ではないので、早口になってきたなと思ったら、意識してトーンダウンするよう心がけましょう。
話すスピードは相手によって変えるとよい
気のおけない友人同士で盛り上がっているときというのは、自然と早口になっていますよね。あれも話したい、これも話したいとお互いに伝えたいことだらけなので、どうしても口調が早くなるのです。
でも、こういうときはお互いに特に不快とは感じないはずです。それは、テンションが同じだからなんですね。だから、例えば年配の方と話すようなときには、相手のテンションに合わせてゆっくりめの口調で話すことが大切です。
のんびりペースの人は、早口でまくしたてられてもついていけず、不快な思いをするだけだからです。
ビジネスにつながる相手との会話
話すスピードは、早口よりも、ややゆっくりのほうが人に信頼されます。だから、ここぞという大事な場面では、落ち着いた声でゆっくりと話したほうがいいのです。
目の前にビジネスにつながりそうな相手がいるとしましょう。自分を売り込みたいからといって、ベラベラと早口でアピールをしても、相手は「なんだか落ち着きのない人だな」と思うだけで、かえってマイナスの評価をされてしまいます。
ビジネスにおいては信頼が重要。相手に信頼され、一緒に仕事をしたいと思わせるために、早口は封印しましょう。
※この記事は2013年12月20日に公開されたものです