会話であなたが確実に受ける方法「後から発言したほうが会話をコントロールしやすい」
会話をしていて、何度も相手を笑わせようと挑戦してみるものの、どうも反応が悪い。そんなときは、真っ向勝負で攻めるだけではうまくいきません。どうすれば、確実にウケを狙うことができるのでしょうか?
【会社の会話離れって本当?会話あり7割「疲れてくると係長をいじる」】
雑談に関しては、後出しが有利
勝負事なら先手必勝がうまくいくことが多いものですが、雑談に関しては必ずしもそうではないようです。基本的に、うまく会話を進めていくには、相手の話をよく聞いて何を考えているのか、どんなことを自分に伝えたいのかを理解する必要があります。
相手の考えていることすらよく分かっていない状態では、いくらウケたいと思ってもうまくいかないのは当然と言えるでしょう。なんだかどうも空回りするなぁというときは、ウケを狙うのはいったん置いておき、相手の話にじっくりと耳を傾けるようにしましょう。
後から発言したほうが会話をコントロールしやすい
会話の主導権を握るには、まず先に相手にしゃべらせて、後から発言したほうが有利です。なぜなら、先に話してもらうことで、相手の手の内が分かり、それに対してどう発言すればいいかを思いつきやすいからです。いわば、情報集めですね。
それに、先にしゃべらせてもらったほうは自分の言いたいことを話しきって満足しているので、後から話す人の話も余裕を持って落ち着いて聞いてくれるのです。心に余裕があれば、他人のウケ狙いに対する反応もおおらかになり、会話が和やかに進みやすいですよね。
後出しを成功させるには、会話の反射神経を磨く必要がある
悪気はないのに、なぜか相手を不快にさせるような切り返しばかりしてしまう人っていますよね。こういう人は、決して性格が悪いからではなく、単に会話のパターンに慣れていないだけなのです。
これを克服するには、できるだけたくさん会話の場数をこなしたり、読書をして上手な会話のパターンを学ぶ必要があります。そうしないと、失敗ばかりしてしまい「あの人は失礼な人だ」と不名誉な悪評が立ってしまいかねず、ウケを狙うどころではなくなってしまいます。
※この記事は2013年12月20日に公開されたものです