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焼きそばは和食で、カレーライスは和食じゃない!?「和食」に関するアンケート結果

「和食」を構成する要素として、重要だと思うものを教えてください。

辻調理師専門学校をはじめ、東京・大阪・フランスに食のプロを育成するスクールを持つ辻調グループは、全国20~60代男女572名を対象に「和食」に関するアンケート調査を実施した。期間は10月9日~10月11日、インターネットによる調査。

【もはや日本食といえる世界の食べものランキング1位「ラーメン」】

「和食」=「季節の食材」を「美しく盛り付け」て「季節感を表現」するもの

「和食-日本人の伝統的な食文化」が世界遺産になることを「嬉しい」と思っている人は全体の82.4%。また「和食」を構成する重要な要素については、76.6%が「季節の食材」、68.2%が「盛り付けの美しさ」、59.6%が「季節感の表現」を挙げた。日本人にとっての「和食」とは、旬の食材を味覚、視覚の双方で楽しめ、四季を感じ取れるものであることが伺える。

カレーライスは和食ではない!?

世界遺産では、カレーライスやラーメンなど日本の食習慣として独自の変化をたどったメニューも「和食」という定義で登録される。主立ったメニューに対し、「和食」と思うかを尋ねた結果、「焼きそば」は44.6%の人が和食と感じている一方、「ラーメン」28.3%、「カレーライス」22.7%、「ナポリタン」18.2%と、比較的低い数字となった。

「カレーライス」「焼きそば」「ラーメン」は和食?

海外の日本食レストランにはマイナスイメージ

外国人が和食を受け入れる要因については、「ヘルシー・健康志向」が1位で80.8%という結果に。また、過去5年以内に海外の日本食レストランに行った301名の58.5%が「美味しかった」とする一方で、41.5%は「まずかった」と回答。海外の日本食レストランに行ったことがない人も、昔よりも美味しくなったと思うものの、いまだ味や衛生面でマイナスのイメージが高い結果となった。

外国人に和食が受け入れられる要因は?

※この記事は2013年12月05日に公開されたものです

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