この法則で、どこまで減らせばいいかが分かる!?「片づけのルールは7:5:1の総量規制で」
片づけてもすぐに物があふれる収納。扉がすぐに閉まらなくなる収納。そんな部屋を見て、ときに嫌気が差すことってないでしょうか? でもあきらめるのはまだ早い。総量規制のルールを作って、部屋の中のいるもの、いらないものをスッキリ片づけてしまいましょう。
【いいアイデアを効率よく思いつくテクニック「断捨離で気分をスッキリさせる」】
片づけのルールは7:5:1の総量規制で
社会的ブームになった、お片付けの新ルール「断捨離」。「断捨離」とは部屋にしまう物を積極的に整理し、自分が本当に必要なものだけを周囲に置く、収納するという新しい片づけ方法です。その中の収納ルールに「総量規制」という考え方があるのをご存じでしたでしょうか?
このルールが収納をスッキリ見せ、快適に暮らすヒントなのだとか。
このルールでは、見えない収納の7割に物を収納し、見える収納には5割、見せる収納には1割の物を収納するだけで、美しくスッキリ収納でき、さらに暮らしやすくなると言われています。この総量規制を取り入れるには、どんな風に部屋の中を片づければいいのでしょうか?
見えない収納の7割に、収納するコツって?
見えない収納といえば押し入れやクロゼット。総量規制ルールではこれら見えない収納には、7割物を収納し、3割空間を残すのが美しく収納できるコツなのだそうです。クロゼットなら比較的下側の空間が自由に使えるため、空きやすい空間を下側中心に確保し、無駄なく物を収納していきましょう。
見えない収納で困るのが、奥が深くて天井の高い押し入れ。使わない家電製品が収納スペースを無駄に食っていることも多いのではないでしょうか。季節家電製品は箱に入れて収納すると、移動が自由になるため収納しやすくなります。
出しっぱなしの家電製品なら箱は片づけた方がよいですが、季節によって出したりしまったりするものは箱を残して収納を工夫してみましょう。
見える収納の5割に、収納するコツ
見える収納とは、半透明な扉がついている棚や、ケースなどに入れる、文字通り「見えてしまう収納」のことです。本棚や食器棚、身近なものでよく使うものなどの収納にあたります。本や食器は棚に入る分量の半分に減らすのが、まずは第一歩。
半分に減らせば、自然と5割空間が空くためすっきり収納でき、さらには取りだしやすくなります。
またキッチンは特に重点的に「見える化」をはかると、ストックが把握しやすくなり、無駄がなくなる上に取りだしやすくなって便利です。つるす収納や、ふたのないカゴにストック品を収納するなど、取り出しやすくて見栄えのよい収納を工夫してみましょう。
見せる収納1割は、こだわりのものでセンスよく
全体の空間の1割を見せる収納にすると、部屋をワンランクアップ、センスよく見せることができます。コレクション品や自慢のアイテムなどを、棚の上や机の上など、空いたスペースに収納しましょう。
7:5:1の総量規制で物を収納するには、まず今持っている持ち物を「断捨離」で整理していくことも欠かせません。きれいに暮らすためにはもちろんですが、ぜひ気持ちよく暮らすために、収納ルール「総量規制」をおうちに取り入れてみてください。
※この記事は2013年12月02日に公開されたものです