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育毛や白髪の防止へ! 毛包内の幹細胞に着目した美容成分を開発 コーセー

毛周期

株式会社コーセーは、毛根を取り囲む「毛包」内に存在し、発毛を司る役割を持つ2種類の幹細胞に着目し、幹細胞のダメージ抑制効果のある美容成分を開発した。同社は、今回の開発を育毛・まつ毛ケア製品へ応用予定とのこと。

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毛と色を作る「毛包幹細胞」と「色素幹細胞」は、毛包内の“バルジ領域”という部分に存在し、それぞれが細胞分裂することにより、毛母に細胞の元が供給され、毛髪を形成する。つまり、健康な毛が育たなかったり、白髪が生じたりする原因は、バルジ領域内の幹細胞の核にあるDNAが損傷を受けたからだと考えられる。

バルジ領域における毛母の形成

今回開発された美容成分は、DNAダメージを抑制する効果があるという「ビワ葉エキス」と「シャクヤクエキス」に、毛周期の休止期の期間を短くして成長期へと促す働きがあるといわれる「ソウハクヒエキス」を加えることにより、育毛への複合的な効果が期待できるという。

植物エキスの添加による、DNA損傷抑制効果

植物エキス無添加の場合と、ビワ葉エキス添加の比較画像

※この記事は2013年11月25日に公開されたものです

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