“実家暮らし女子”がひとり暮らしをしない理由「家事が大嫌い」「ママが大好き」

通勤時間が長いのは、本当に過酷なものです。職場近くに部屋を借りれば、通勤時間も短く、睡眠時間も増えるというメリットがありますが、多少距離があっても実家通勤を続ける人もいます。通勤時間が1時間～2時間だという「実家暮らし女子」たちに、実家暮らしを続ける理由を聞きました。

■お金を貯めたいから
「結婚資金プラス結婚後の自分が自由に使えるお金として、多めに貯金しておきたいから。今は毎月8万円貯金できているけど、ひとり暮らしをしたらそうはいかないと思うのでしません。ちなみに、少ないけど実家にもお金は入れています」（29歳／不動産）

貯金額も目標もかなり堅実で、実家暮らし女子としては見習いたいところ。

■家事が大嫌いだから
「親に甘やかされて育ったので、洗濯機を触ったことがないくらい家事がなにもできないです。ひとり暮らしをしてみたいなと思ったことは何度もあるけど、料理も掃除も洗濯も大嫌いでやりたくないから、いつも諦めている」（29歳／小売）

洗濯物と洗剤を入れてボタンを押すだけなので、将来のためにもまずは洗濯機を使うことからはじめてみてはいかがでしょうか？

■ママが大好きだから
「ママと仲よしすぎて、離れて暮らすのが考えられない。ママも同じことを言っている」（27歳／商社）

ほかにも「家でお姉ちゃんと話すのが楽しいから」（28歳／出版）、「ファザコンだから」（24歳／IT）、という意見も挙がりました。

■夜道がこわいから
「夜道で痴漢にあった際、お母さんに電話して助けてもらったときは本当に安心して涙が出てきた。痴漢にあったのは1回だけじゃないし、ひったくりにもあったこともあるし、頼れる人がすぐ近くにいないのが怖いから、ひとり暮らしはしない」（27歳／出版）

女子がひとり暮らしをするにあたって不安なのは治安。実際に住んでみないとわからなかったりするので、踏み切れない気持ちもわかりますね。

■両親の面倒をみるつもりだから
「一度結婚して家を出てから、離婚して実家に出戻りしました。弟も妹も結婚して家を出ていて、私自身はもう結婚願望がないので、このまま実家にいて親の面倒をみるつもり。バス含めての2時間通勤は正直しんどいと思うこともあるけど、なんとか通えている」（36歳／メーカー）

一度家を出ているからこそ、実家の居心地のよさを改めて実感したのかも？

経済的にも精神的にも甘えたいからという理由がほとんどだったものの、それなりの事情があって実家暮らしを続ける女子もいました。防犯面なども考えて「女子だからこそ」ひとり暮らしができない、という人も実は多いのかもしれません。あなたは実家暮らし、ひとり暮らし、どちらがしたいですか？

（鈴木夏希＋プレスラボ）

※この記事は2013年11月17日に公開されたものです