企業の中国語表記が面白い件「任天堂→任天堂」「プレイボーイ→花花公子」

外来語を中国語で表記するのは難しいようです。よく知られた例では「コカコーラ」は「可口可楽」で、これなど発音に即した漢字を当てようとした表記です。しかし、「バーガーキング」は「汉堡王」で、「キング」は「王」で(笑)、連想ゲームみたいになっています(王はwang)。
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企業がどのように中国語表記されているかを調べてみました。
●ソニー → 索尼
尼という字が新鮮ですね。なんだか尼さんを探しているような……。
●花王 → 花王
さすがにそのままでした。でもこうしてみるといい会社名ではないでしょうか?
●ヤフー → 雅虎
虎が入ってなんだか勇ましい感じに!
●マクドナルド → 麦当劳
これはとてもマクドナルドな感じがしませんね。
●ケンタッキーフライドチキン → 肯德基
発音するとケンタッキーに聞こえるそうです。
●ミズノ → 美津浓
ちょっと惜しい感じがしませんか?
●セコム → 西科姆
「西科姆してますか?」と長嶋さんが言うわけです。
●任天堂 → 任天堂
すみません、そのままだそうです。さすが世界の任天堂(?)。
●トヨタ → 丰田
世界のトヨタが、なんだか「串」みたいな……。
●ソフトバンク → 软银
「ソフト」→「軟らかい」みたいな、連想ゲームみたいですね。
●西武セゾングループ → 西武西桑集团
セゾンが「西桑」になるんですよ。
●シチズン → 西铁城
ちょっとカッコよくありませんか、これ。
●グンゼ → 郡是
バカな筆者には、漢文の一節にありそうな表記に見えます。
●キッコーマン → 龟甲万
だいたい合ってる! という感じですよね。
●オリンパス → 奥林巴斯
ヨーロッパの国名を漢字にした! みたいな感じですね。
●ライブドア → 活力门
なんか元気出そうな……(笑)。
他にも雑誌名ですが面白いものも……。
●プレイボーイ → 花花公子
週刊『花花公子』になるわけです。これも漢字だけだと元が何かを当てるのは日本人には難しいですよね。
いかがだったでしょうか。日本にはカタカナがあるので、外来語も柔軟に音だけで表記できるのですが、表意文字である漢字を使うと少し妙な感じがしますよね。
(高橋モータース@dcp)
※この記事は2013年11月14日に公開されたものです