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航空券の名前を間違えないで!ヨーロッパでは名前の間違いで損害が億単位!

海外旅行に行く際に、飛行機のチケットをとる瞬間ってワクワクしますよね。

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日本人はどんなに長い名前でもたかが知れているので、アルファベットで自分の名前をコンピューターの予約画面に打ち込む際、スペルミスなどを犯すことはめったにありません。

しかし、ヨーロッパには長かったり複雑な名前を持つ人がたくさんいます。

例えばドイツにはアドルフ・ブレイン・チャールズ・ダヴィ・アール・フレデリック・・・(まだまだ続く)なんていう恐ろしく長い名前を持つ人もいます。

航空券はニックネームや名前を短くして予約することができず、必ずフルネームで予約することになっています。
パスポートと航空券の名前が違うとトラブルの元になってしまうからです。

近年、ヨーロッパでは航空券に記載する名前のスペルミスなどが非常に多くなっていることが明らかになっています。

ヨーロッパ・エアライン・チケット・ウェブサイトの調べによると、年間3億人の人が利用しているヨーロッパのさまざまなエアラインで、およそ1パーセントの人が名前のミスをしていることがわかりました。

ミスをした人全員が手続きなどで支払ったお金は年間4億にものぼるそうです。空港側から見たら、こんなにウハウハな臨時収入はありません。

ヨーロッパのエアラインで、チケットの名前の間違いに気づき、それを変更する場合は最低でも約18000円かかってしまいます。

そのまま名前を変えれば、飛行機にのせてくれる寛大なエアラインもありますがターキッシュエアラインなどでは、名前の変更が効かず、最初からチケットを取り直さなければならないそうです。

10万円の往復チケットを買って、名前が間違っていたら、さらに10万円出して新しいチケットを購入しなければならないなんて!

日本人でも、日ごろから英語を書くとスペルミスやケアレスミスが多い人は、チケットの予約の際に十分注意しましょう。

一度紙などに正しいスペルを書いてから、コンピューターに打ち込み、予約完了ボタンを押す前にもう一度確認するようにすると間違えることはなくなるはずです。

長い名前を持つヨーロッパ人には同情するばかりですが、自分の名前なんだから、もうちょっと落ち着いて、打ち込めばきっと間違いは減るはずです。

※この記事は2013年11月15日に公開されたものです

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