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子どもに「おばさん」と言われたら?→ムッとする女性56.8%「いら立ちを隠せるほど大人じゃない」

アラサーになれば意識しはじめる「おばさん」という言葉。できれば避けたいものですが、年齢にかかわらず誰にでも「おばさん」と声をかけてくる子どももいますよね。皆さんだったら、どう対応しますか? 働く女性に調査しました。

Q.見知らぬ子どもに「おばさん」と呼びかけられたら、どう思いますか?
A.ムッとして態度に出る・・・30人(12.8%)
 ムッとするが平静を装う・・・103人(44%)
 別に何とも思わない・・・92人(39.3%)
 その他・・・9人(3.9%)

ムッとする人が約6割。やっぱりまだ「おばさん」という言葉には抵抗がありますよね! 微妙な心情も聞いてみましょう。

【年齢のわりに「オバサンだなあ」と思う女性の特徴は? ⇒】

まだオバサンじゃないから!

・「にらみつけてしまうと思う」(24歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「まだおばさんって言われるような見た目ではないと思うから」(31歳/生保・損保/営業職)
・「まだ20代ですから! イラついたら表情にでるし、隠せるほどオトナじゃない」(28歳/金融・証券/事務系専門職)

思わず顔に表れる気持ちはわかります。何も言わなければ認めてしまうことになるし、悔しいですよね。だって、「おばさん」ではないんだもの。ただ、態度に出てしまうとさらに何か言われそう……。

ムッとするし、悲しい…

・「ムカつくが、態度に出すとよけいイライラしそうなので出さない」(25歳/金融・証券/販売職・サービス系)
・「子どもがそこまで意識しているわけない、と思い込むようにしている」(29歳/電機/秘書・アシスタント職)
・「出産経験もあり、30代に突入したので、周りから見るとおばさんの域に入っているのかなと思うと仕方ないなと思うが、やっぱりまだまだ若く見られたい」(32歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

平静を装う派は、ムッとするよりも「悲しい」「落ち込む」とのこと。「大人だから」「態度に出したら負け」と冷静に対処しつつも、本音はまだまだ「お姉さん」でいたいのです。

もう慣れました……

・「姪・甥がいるから、実際に『おばさん』だと自分で思っている」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「自分自身も、小さい頃は20歳を超えている人は『おばさん』だと思っていたから」(26歳/学校・教育関連/専門職)
・「子どもは、大人の年齢がよくわからないんだろうなーとあきらめる」(32歳/学校・教育関連/専門職)
・「子どもと関わる仕事をしてて日常茶飯事で起こることだから」(23歳/学校・教育関連/専門職)

何とも思わない派は、「子どもだから」と弁えている様子。普段から子どもに触れ合う機会があると、慣れも出てきますよね。筆者も最初は抵抗がありましたが、少しずつオバサン慣れしている最中です……。

どっちが正しい?

・「なんなら、自分が言われたんだと気付かないかも」(28歳/商社・卸/営業職)
・「絶対言われないから」(29歳/学校・教育関連/技術職)
・「大人は建前があるのでどんなオバサンっぽい人でも敢えて『お姉さん』と呼ぶが、子どもは正直だから逆に『おばさんに見えるのかな』って自覚できる」(29歳/機械・精密機器/営業職)

ほかにユニークな意見として、「言われない自信がある」派と「受け止める」派に分かれました。この感覚は年齢によるところもあるようで、20代でも前半なら流せますが、後半になると実感もあり、モヤモヤくるもの。そうは言っても、子どもと大人の感覚は違います。大人らしく対応できるようになりたいですね。

※『マイナビウーマン』にて2013年8月にWebアンケート。有効回答数234件。


(OFFICE-SANGA 宮野茉莉子)

※この記事は2013年11月12日に公開されたものです

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