会話の達人が使いこなす3種類の「間」とは?「了解」「期待」「余韻」

会話には呼吸が大切です。そのためには「間」をうまく使いこなすことが必要。いろんなパターンの間の使い方を覚えて、会話の達人になってしまいましょう。適切な間は、会話の潤滑油です。
了解を求める間
相手が話の内容をきちんと理解しているかどうかを確認するための間です。特に商談などの大事な場面では、相手が理解できていないまま話が進んでいくことを避けるためにも、「いいですか?」と必ず間をとり、相手の反応を確認しましょう。
この間をとることにより、「そんなことは聞いていない」と後からトラブルになることを防止することができます。また、適切な間をとることで相手に落ち着いた話し方という印象を与え、信頼を得ることができます。
期待させる間
怪談話をするとき、「誰もいないはずのトイレの中から奇妙な音がするのでのぞいてみたら…」というように肝心なところで長めの間を置くことで、聞き手に「それで?どうなったの?」と続きを期待させることができます。
これは普段の会話の中でも使えるテクニックで、じゅうぶんに相手の興味を引きつけたところで続きを話し始めることにより、より一層話の価値を高めることができるのです。
余韻を与えるための間
感動的な話や怖かった話など、聞き手とともに内容を反すうし、感動を分かち合いたいときに使えるテクニックです。例えば、結婚の挨拶に家を訪れた娘の恋人に「あんな小さかった娘が、もう結婚だなんてね。この子がまだ幼稚園ぐらいの頃はよく病気をして、夜も眠らず看病したものだよ。
それが、いつの間にかこんなに立派になって。君みたいな恋人をつれてくるんだものなぁ…」というように、しみじみとした間を置くことで、娘さんが小さかったときの思い出を恋人と共有し、父親の娘に対する思いを伝えることができます。
こんな風に話を聞かされた娘の恋人は、父親の思いに胸を打たれ、「幸せにしよう」という気持ちを一層つのらせてくれるでしょう。
※この記事は2013年10月19日に公開されたものです