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職場の配置転換で悩んだ経験「育休明けでちがう仕事に」「マンション購入後に転勤」

社内の風通しをよくし、全体のスキルを上げるために有効だと言われている「配置転換」。しかし、もし自分が突然、これまでとはちがう環境で、ちがう仕事をするように命じられたとしたら……。戸惑い、悩むことも多いのではないでしょうか。今回は働く女性のみなさんに配置転換についての悩みを伺いました。



■仕事内容が変わった!

・「今思えば重要な場所への転属で、給料も上がったので栄転とも取れなくはないのですが、職種がちがって戸惑っていた時期がありました」(31歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「同じ会社の女子社員が育休明けで戻ってきたが、育休前にいた部署に戻れず、経験したことない営業部に配属されて悩んでいた」(32歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

配置転換で、それまでとはまったくちがう仕事に携わることになると、「うまくやれるのかな」と悩んでしまいますよね。特に「営業」にまわされたときに悩む女性が多いようです。スキルを上げるチャンスかもしれませんが、慣れるまでは大変です。

■人間関係が微妙

・「配置転換されて一緒に働くことになった人が年上で、仕事は自分のほうが長いけど、年齢は相手が上で、初めはとてもやりにくかった」(30歳女性/金属・鉄鋼・化学/営業職)
・「やたら異動させられる会社にいた事があって人間関係などに悩まされた」(30歳女性/不動産/事務系専門職)

異動すれば一緒に働く人も変わります。一からの人間関係を築くには、悩みもつきものです。異動が多い会社では、「慣れたころに移動」というケースもあるよう。そうすると、どうしてもストレスの多い職場環境となりそうです。

■勤務地が……!!

・「支店から本社へ異動になった際に、自宅から通うには厳しくなり、家を出るか悩んだりした」(27歳女性/不動産/事務系専門職)
・「マンションを買ってから転勤を命じられた同僚がいた」(32歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

勤務地が変更になり、悩みを抱えるケースも珍しくないようです。「勤務地がへき地」「環境がちがいすぎて生活が不安」などの意見もありました。マンション購入直後の転勤は厳しいものがありますね。単身赴任するしかない?

■配置転換の頻度

・「気分や文句ばかり言う人がいるので、配置転換を望んだけれど、なかなか変えてもらえず、1年かかって移動させてくれた」(27歳女性/電機/技術職)
・「ほかの社員に比べて明らかに配置転換頻度が多いので、自分が相当ダメ社員なのではないかと落ち込んだ」(26歳女性/情報・IT/技術職)

配置転換の頻度が少なくても多すぎても、悩みにつながってしまうようです。すべてを自分の思い通りに……というのは無理な話ですが、理由がわからないと、会社への不信感や不安感も増してしまいそうですね。

■希望は出すべき?

・「配置転換を希望して出ていった同僚は、みんなさらに忙しい部署にまわされたようで、本当は自分も出て行きたいが、それが怖くて異動できない」(31歳女性/医療・福祉/専門職)
・「自ら変えてくれと言うかで悩んでいる」(29歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)

配置転換の希望を出していいのか……と悩む方も少なくないよう。それでもし、自分の立場が悪くなってしまったら……なんて考えると、うかつに動けません。周囲の様子を観察して、会社の雰囲気を察するのがベスト?

「慣れ」や「時間」が悩みを解決してくれるケースもあれば、その悩みが原因で転職を決意、というケースもあるでしょう。まずは気持ちを切り替えてがんばってみる! それでもダメなら、次の一手を考えてみてはいかがでしょうか。

(ファナティック)

※『マイナビウーマン』にて2013年9月にWebアンケート。有効回答数296件(22歳~34歳の働く女性)。

※この記事は2013年10月16日に公開されたものです

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