お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

いつも忙しがっている人の実情とは?「思い込み」

日ごろから、何かと「忙しい」が口癖になっているような人も多いはず。しかし他人から見ればもっと効率よく仕事ができると感じることも。そこで今回は、自分が忙しいと思っている人の実情について迫ってみましょう。

【ポイントをつかめばもっと減る!? あなたの「残業時間DOWNテク」診断】

忙しい=頑張っている人ではない?

「忙しい」といわれた場合、大抵の人はその言葉を信じてしまうはず。しかし実際に仕事をしているところをみていないのなら、その忙しさがどの程度かはわからずに、疲れ具合や口調からその状況を判断するしかありません。

ただ、同じ職場で同じような仕事をしている人が皆同じかといえばそうではなく、周囲に気を配りながらも忙しさをみせないように仕事をこなしていく人もいます。つまり「忙しい」のは、本人がそう思いこんでしまっていることも原因のひとつなのです。

決められた時間内で効率よく仕事を終えられれば、生活にも考えにも余裕が出てくるはず。しかし状況にあせりペースを崩してしまうと、同じ仕事量を残業しなければ仕上げられないこともあります。特に日本は残業が多い国として知られていますから、後者のほうが頑張っていると思われがちなのです。

自分で行動することで忙しさを抜け出す

業種によっては一定の時期に仕事が集中することも多く、その時期は手慣れた人でも忙しいと感じることでしょう。しかしある程度経験すれば忙しさの傾向もつかめてくるはず。忙しくない時期にある程度準備をしておくなどして、効率化よく仕事をすすめられる状況を作り出せばいいのです。

ただ皆がそれを実行できるわけではなく、毎年同じような状況に追われてしまう人も少なくありません。これは、まわりの状況にあわせて自分の行動をゆだねているためで、目まぐるしく変わる状況に耐えられずに忙しいと感じてしまうのです。「どうして自分ばかりこんなに忙しいんだろう」と思っている場合はまさにこれにあてはまります。

みんなで仕事を効率よくすすめよう

上司が部下に仕事を任せるということはよくあるはず。これは自分で仕事を全て行っていてはとてもこなしきれないので、他人に頼むわけです。

そうなると一番新人の社員は大量の仕事を任されて無理をしてしまい、ストレスをためてしまうことも。しかし上司にとっても仕事が終わらないのはまずいので、自分からこれ以上できないというシグナルを発すればいいのです。すべて自分でどうにかしようとするのではなく、人を頼って効率化を図るのも大事なことなのです。

一歩離れて、他人目線で今の自分が置かれた状況を考えてみると、少し冷静な判断ができるはず。忙しさを抜け出すためには何をすべきかを、あらためて考えてみるのも良いでしょう。

※この記事は2013年10月08日に公開されたものです

SHARE