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やけに自分を卑下する人の心理と、その★行動★は?「それ以上対応策をとろうとしない

「卑下する」とは、「ひげする」と読み、自分を劣ったものとしていやしめたり、へりくだったりすることです。他人に使う場合は、「見下す」という意味でも用います。「自分は何度やってもダメなんだ」「こんな性格の自分が嫌」などなど……何かと自分を見下したり、能力を制限してしまうような心理や行動に陥る場合は、その人の育ってきた環境や性格、心理状態が深く関係している可能性も。そこで今回は、何が「卑下」の原因になっているのか、その真相に迫ってみましょう。

【「キライな女性のタイプ」を教えてください。】

卑下する人しない人、その行動に違いは?

理想的なパターンとしては、自分に落ち度があった場合はそれをすぐに認め、冷静に判断して対応策となる行動をとることです。つまり一瞬卑下することがあったとしてもすぐに気持ちを切りかえて行動するので、同じミスはくりかえすことがなく、失敗も経験として次にいかすことができるのです。

一方、何かと卑下してしまうタイプの人は、そのミスを自分の性格のせいと結論づけてしまい、それ以上対応策をとろうとしません。自分ではそれ以上どうすることもできないと考え、誰かに依存することで助けてもらうことを望みます。

まわりに聞こえるように口に出して卑下している場合は、他人に「そんなことないよ」「大丈夫だよ」といったような言葉を望んでいる証拠。自分では卑下していても「自分を認めてくれる人が他にいる」ことで、安心感を得たいのです。こういった行動は「迎合行動」といい、他人に好かれるために自分の考え方や行動を、無意識のうちに変えてしまっているというデメリットがあります。

愛情の不足が自分の行動や考え方を制限する?

小さいころに愛情があまり注がれずに育った場合などは、自分の存在価値を見いだせずに卑下してしまうケースも。結果的に自ら行動することを恐れ自分の殻に閉じこもりがちになりますが、誰かがフォローしてあげることで徐々に考え方が柔軟になっていきます。

卑下に追いうちをかけるのはデメリットしかない

他人には好かれたいと思っているため、他人が卑下に追いうちをかけるような行為はNGです。「ホントにダメだね」「いつもそうだよね」など、自分でダメだと思っていることを他人に言われればさらに落ち込んでしまうことでしょう。性格によってはかなりへこんでしまう可能性があるので、まわりは気づかってあげることが大切です。

中には自分の行動や考え方に制限を加えることがクセになっている人もいます。しかしこれは、暮らし方や他人との接し方によって少しずつ解消されていくものです。まわりにこういったタイプの人がいれば上手に付き合って、卑下する性格のデメリットを少しずつ気づかせてあげられるようにしたいものですね

※この記事は2013年10月08日に公開されたものです

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