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子どもの食事「野菜不足」と感じる母は約8割 パルシステム調べ

日頃の子どもの食事について、気になっていること(複数回答形式)

パルシステム生活協同組合連合会は、全国の幼児から高校生の子どもを持つ母親を対象に「子供の食と未来」についての調査を行った。調査期間は2013年7月26日~7月29日、有効回答数は1,000名。

日常の食事の中で気になっている点について聞いてみると全体では「好き嫌い」(49.5%)が最も多く、2位は「テレビを見ながら食べる」(41.5%)との結果となった。年代別に見てみると、幼児では「遊び食い」(51.0%)小学生「箸の持ち方が正しくない」(30.0%)中高生では「ケータイ・スマホを触りながら食べる」(中学生17.7%、高校生23.4%)と成長段階によっても母の気になる点の違いが見られた。

母親の気になる点、全体1位だった「好き嫌い」について調べてみると、子どもの好きな野菜で全体トップだったのは「枝豆」(62.2%)、「ジャガイモ」と「トウモロコシ」(共に61.4%)が同率で2位だった。年代によって好きな野菜の1位が、幼児「ニンジン」(66.0%)、小学生「トウモロコシ」(68.3%)、中学生「枝豆」(65.4%)、高校生「キュウリ」(63.1%)と違うのに対し、嫌いな野菜では全体で1位が「セロリ」(40.6%)、年代別に見ても全ての成長段階において嫌いな野菜1位は「セロリ」であった。

子どもが好きな野菜(複数回答形式)

子どもが嫌いな野菜(複数回答形式)

野菜の摂取状況について、この夏、子どもに対し「野菜が不足している」と思う母親は79.0%で、約8割の母親が子供の野菜不足を感じている結果となった。母自身についても74.4%が「不足していると思う」と答え、母子共に大半が野菜不足を感じていることがわかった。

子どもと母親自身の野菜摂取状況(単一回答形式)

さらに子どもの将来については事故や犯罪、健康について心配していることがわかった。それを受けて、子どもの未来の為に母親は何を行っているのかを調査したところ、1位「悪いことをした時は、きちんと叱る」82.1%や、2位「良いことをした時は、きちんと褒める」76.2%、3位「常識・マナー・礼儀を教える」61.8%といった、しつけやきちんと褒めるなどの声が多く挙がった。

子どもに対する心配や子どもの将来についてもっている考えや気持ち(複数回答形式)

子どもの未来に為に行っていること(複数回答形式)

※この記事は2013年08月28日に公開されたものです

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