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語感がかわいい富山弁「ほんとやち」「しゃんけ」「ちんとしとられま!」

某テレビ番組の企画で、京都弁に次いで「かわいい方言」全国第2位に選ばれたこともある「富山弁」。そんなかわいくて魅力のある富山弁は、一体どんな方言なのでしょうか?かわいい富山弁をあれこれ集めてみました。

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「ちんとしとられま!」

子どもに対してよく使われる言葉で、「おとなしくしていなさい」という意味。「ちんと」は「じっと」の意味。語尾の「しとられま」は「○○していなさい」というときに使うそうです。「こっちこられま!」、「ちんとしとられま!」など、語尾の「ま」がチャーミングです。

「そんながいちゃ」、「よう、わからんがいちゃ」

「そうなんだよ!」、「よくわからないよ」という意味。富山弁でかわいいと人気があるのが、この語尾や言葉の中でよく使われる「ちゃ」。「ちゃ」は「○○だよ」という意味があるそうです。富山弁を使う人は、この「ちゃ」をよく使うことから、「ちゃーちゃー弁」と呼ばれることもあるとか。

「まいどはやー、まめけ?」

「まいどはや」=「こんにちは」「ごめんください」。「まめけ」というのは「元気?」という意味で、「まいどはやー! まめけ?」は「こんにちはー! 元気?」ということなのだそうです。

「はやくしられ」

「はやくしられ」は「早くしなさい」の意味です。「はようしられ」、「はようしられま」ということもあります。「しられ」は「○○しなさい」という意味なので、「勉強しられ」、「見つけられ」などで使うこともあります。

「しゃー、なにい?」

「しゃー」は「それ」をあらわし、「しゃー、なにい?」は「それは何?」という意味です。似た言葉で「しゃーん」というものもあります。「しゃーん」の意味は「そう」や「ふーん」で、「しゃんけ」は「ふーん、そうなんだ」という意味になるとか。

「じょうずこくがうまいの」

「おだてる」を「じょうずこく」といい、「じょうずこくがうまいの」は、「おだてるのがうまいね」という意味です。

「そいがそいが」

「そいが」は「そう」という意味。2回続けて言うことで、「そうそう!」という強めの同調になります。語尾の「が」が、なんともかわいらしい相づちです。

「うそじゃないちゃ、ほんとやちが」

「うそじゃないよ、本当だよ」という意味。もしかすると、富山弁のかわいらしさのひとつは、語尾の「ちゃ」かもしれません。「ほんとやち」という舌たらずな感じに、思わず胸キュン!?

まとめ

富山弁は言いきりの言葉が多いため、まれに「命令されているように感じる」という人もいるようです。とはいえ、全体的に語感がかわいらしいので、機会があればぜひ、富山にゆかりのある人に頼んで発音してもらってみてくださいね!

(ファナティック)

※この記事は2013年08月23日に公開されたものです

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