初対面の人と仲よくなるための5つのステップ「STEP1 2人でできることを探そう」
初対面の人との距離感って、つかむのがむずかしいですよね。ちょっとずつ仲よくなるためには、大まかに5つのステップを踏んで距離を縮めていくと、仲よくなりやすいようです。
■まずは、初対面の人に嫌われないよう、自分の第一印象をチェック
第一印象がよくないと、そもそも「仲よくなろう」という気持ちになってもらいにくいもの。初対面で大切なのは、まずは笑顔。そして相手にも聞こえるようにハキハキ話すこと。そして身だしなみを清潔に保つことです。さらに、相手が警戒しないように、気取らない態度で接するようにすれば、相手も心を開きやすくなります。
これを踏まえた上で、次の5つのステップを心がけてみましょう。
■STEP1 2人でできることを探そう
仲よくなるには、2人で共同作業するのが、一番手っ取り早い方法です。同じ経験を2人で共有することで、自然と話すことが増え、仲よくなりやすくなるからです。
たとえば、職場の人ならば、仕事を手伝ってもらって一緒に作業するのがいいでしょう。また、友だちになりたい相手ならば、一緒にゲームをしてみるのもひとつの手。恋人にしたい相手ならば、自分の趣味に付き合ってもらうなど、何かを一緒にやってみましょう。単純に、同じ雑誌を2人で読んでみたり、2人でテレビを見たりするのもいいかもしれません。そうすることで、会話が弾みやすくなります。
■STEP2 相手のことがわかってきたら、ちょっとしたことで褒めてみる
2人で共同作業をしていると、なんとなくの会話から、相手のよいところが、ちょっとずつ見えてくるはずです。そんなところが見えてきたら、相手のよいところをさりげなく褒めてみましょう。
たとえば、服装とか持ち物で好きなアイテムを見つけたり、その人の考え方で好きなところを見つけたりしたら、何気なく「それっていいよね」、「そういうの好き」と伝えるのです。面と向かって褒めるのは照れくさいですが、共同作業をしながらだと世間話の流れでさらっと褒めることができます。
■STEP3 「私も知ってる」、「やったことある」という共通パターンを探す
お互いのことを話し合えるくらいに仲よくなってきたら、相手と自分に「共通しているもの」を探していきましょう。たとえば、同じ趣味、同じ経験、同じ仕事、同じ価値観や考え方などです。「私もそれ、知ってる!」、「私もやったことある!」と、同じものを共有することで、自分のことを仲間だと感じてもらいやすくなるのです。「同じ店に行ったことがある!」程度のことでも、仲間意識が芽生えやすくなります。
■STEP4 自分の持っているもので、相手が喜ぶものをプレゼントする
自分の持ち物で、何か相手が気に入ったものがあったら「私、もう使わないからあげる」とプレゼントすると、さらに親しくなりやすくなります。持ち物ではなくても、単純に知識や情報を教えてあげたり、自分の人脈の中から、相手が喜ぶような人を紹介してあげたりするのも使える方法です。自分と仲よくなると「こんなメリットがある」と、相手が感じてくれたら、もう仲よしになるまであと一歩です。
■STEP5 最後はこまめに連絡して会う機会をつくり、「仲よし」アピールを!
「仲よし」だということを、お互いに確認し合うことって、実は少ないもの。なんとなくいつも一緒にいるから、「あの人が仲よし」って思っているほうが多いのです。だから、会った日や一緒に遊んだ日を積み重ねていけばいくほど、「仲よし」だと思ってもらいやすくなります。
初対面の人と会うときは、誰でも緊張するし、恥ずかしいもの。ここは相手も仲よくなりたがっていると思い込んで、このSTEP1~5を参考にしながら、ちょっとずつ距離を縮めていってみてはいかがでしょうか?
※この記事は2013年07月19日に公開されたものです