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「野菜ジュースを飲む=野菜を食べる」ではない マイクロダイエットネット調べ

「野菜ジュースを飲む=野菜を食べる」ではない

ダイエットに関するニュースを扱うサイト、マイクロダイエットネットでは野菜ジュースと野菜の栄養価などを比較した記事を掲載した。

記事によると、野菜ジュースではビタミンCや食物繊維があまり摂取できないという。
まずビタミンCについては、ほとんどの野菜ジュースで期待できないという。野菜ジュースの多くは濃縮還元という製造方法だが、この製造方法は果汁(または野菜汁)を加熱等して水分を飛ばし、4~6倍程度に濃縮してから冷凍保存し、水を加えて元の濃度に戻して使用する。また、濃縮しないストレートタイプもあるが、殺菌のために必ず加熱処理を行う。
そのため、熱に弱い酵素とビタミンCの効果は、ほぼ期待できなくなってしまう。ただし、あとからビタミンCを添加している商品もあるので、パッケージ表記をよく見ることが大切。

食物繊維については、水に溶けやすい水溶性食物繊維はある程度残ってはいるものの、飲みやすくするために、水に溶けにくい不溶性食物繊維を取り除いてしまっている。

野菜ジュースの中には「1本で1日分の野菜を使用」などと表記されている商品もあるが、名古屋市消費生活センターが実施した成分分析では、厚生労働省が推奨する野菜摂取量(1日に350g)を満たす栄養素は含まれていなかったという。

記事では「野菜ジュースをおやつやドリンクとして飲むのはOKだが、野菜を食べたのと同じではないので、野菜ジュースとは別に本物の野菜を摂取するように」と、まとめている。

※この記事は2013年07月19日に公開されたものです

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