京都のなしなし!「帰れのお茶漬けは出さない」「京都にも海がある」
京都府、そして京都市といえば「お寺」に「舞妓」に「八橋」といったイメージがあります。しかし、中にはイメージと違い「それはない」というものも実際にあります。今回は、そんな京都府の「なしなし」を紹介します。
寺に行かないし八橋も食べない
●みんな「~どすえ」なんて言ってるわけじゃない。(34歳/男性)
ドラマやアニメでよく聞くような京都弁って言わないですよね。
●「八橋」はお土産として有名なのであって地元民が頻繁に食べるものではない。(28歳/女性)
あくまで京都を訪れた人向けのお土産ですから。
●「帰ってくれ」ということでお茶漬けなんて出さない。(36歳/男性)
古いしきたりを守っている家なら分かりませんが、普通のお宅では出しません。
●舞妓さんなんてめったに見ない。歩いているのはだいたい一日体験の観光客。(34歳/男性)
本物の舞妓さんは見られたらラッキーぐらいのものです。
●「お寺がいっぱいあっていいね」と言われるけど、住んでいるとほぼお寺なんて行かない。電車でどう行くかもちゃんと知らない人もいる。(31歳/男性)
誰かを連れて行くとか、機会があれば行きますけど、基本的にはあまり行きませんね。
●京都駅に行けば四条河原町が近いと思うのは大間違い。(28歳/女性)
京都駅から繁華街や観光スポットへは意外と距離があります。
●「いいところですよね」と言われるけど夏は死ぬほど暑いし冬は体の芯から冷えるのでそこまで良くはない。(25歳/男性)
現地の気候って住んでみないと分からないですよね。
●よく「日本の首都は東京じゃなく京都」なんてネットの書き込みを見るけど、別に京都こそが日本の中心なんて思ってない。(30歳/男性)
そこまで考えていないですよね(笑)。
●京都に住んでいても、京野菜ばっかり食べていないです。(28歳/女性)
食べる機会は他の県の人より多いかもしれませんけど。
●五山の送り火は「山」という文字だけじゃない。(35歳/男性)
「山」という文字は無いので、多分「大」のことだと思います。それにしても、「大」ばかりクローズアップされますから、他の「妙」や「法」という文字があることを知らない人もいるでしょう。
●京都に海がないなんてことはない。(30歳/男性)
ごく一部の人に「海がない」と思われていますが、一応日本海に面しております(笑)。
イメージどおりのことも多いですが、意外と異なるものも多い京都の現実。「なしなし」ネタも、もしかしたら他の都道府県よりも多いのかもしれませんね。
(貫井康徳@dcp)
※この記事は2013年07月19日に公開されたものです