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まさかの江口洋介降板でどう変わる!? 『救命病棟24時』新シリーズの予習トリビア・7選

1999年にスタートした、救命医療の現実をリアルに描く大ヒットドラマ『救命病棟24時』。待望の第5シリーズが7月9日(火曜・夜9時)よりスタートします。

今回は、過去4作でメインキャストを努めてきた江口洋介がまさかの降板。松嶋菜々子を中心に、時任三郎、佐々木蔵之介、風間俊介らの新メンバーを加えて、『救命病棟24時』がどう変化するのか注目です。

それでは、オンエアを目前にドラマをさらに楽しむためのトリビアを紹介しましょう。

●歴代シリーズはすべて視聴率19%超え!
最初の放映は今から14年前の1999年。以来、第4シリーズすべて平均視聴率19~20%台という安定した人気を誇っています。
 第1シリーズ(1999年1月~3月)20.3%
 第2シリーズ(2001年7月~9月)20.3%
 第3シリーズ(2005年1月~3月)19.2%
 第4シリーズ(2009年8月~9月)19.2%
ドラマ視聴率で苦戦を強いられているフジテレビの救世主になれるでしょうか?

●脚本家は、第1・2シリーズを手がけた “元ソニー社員”!?
今回の脚本は、第1・2シリーズを手がけた飯野陽子。彼女は脚本家になる前、ソニーの社員だったとか。今はヒットメーカーとして知られ、『いま会いにゆきます』『ヤンキー母校に帰る』なども手がけています。

●撮影に使う病院は毎回違う!
 第1シリーズ 都立第3病院  救急入り口は「東京YMCA会館」
通路は「お茶の水スクエア」
第2シリーズ 港北医科大学付属病院  「昭和大学横浜市北部病院」
第3シリーズ 東都中央病院高度救命救急センター 「東京臨海病院」
第4シリーズ 海南医科大学付属病院  「埼玉医科大学国際医療センター」
第5シリーズ 湊大学付属病院  千代田区あたりのある国立大学付属病院

●まだまだ少ない臓器移植
 ドラマで時任三郎演じる夏目衛は臓器移植のスペシャリストですが、日本では移植希望者に対してドナー数が圧倒的に足りていません。厚生労働省によると、心臓移植希望者(平成24年12月31日現在)231人に対し、同年の移植手術件数は28件、同じく腎臓移植希望者12,546人に対して、移植手術件数232件となっています。ちなみに、アメリカでは1年間に約7,000~8,000人の臓器が提供され、20,000件を超える臓器移植が行われています。

●深夜にやさしい!? 救急車のサイレン音
救急車といえば、ピーポーパーポーというサイレン音。しかし、深夜の住宅街などでは住民の迷惑にならないよう、ソフトなサイレン音にする「住宅モード」が搭載されているそうです(全国のすべての消防車ではないが、新車にはすべて搭載)。みなさんの町の救急車が住宅モードを搭載しているか、見かけたら聴き比べてみましょう。

●救急車は約5.5秒に1回出動!
平成23年の救急出動件数は 570 万 7,655 件、搬送人員は 518 万 2,729 人でいずれも過去最多。これは約5.5秒に1回の割合で救急車が出動し、国民の約25人に1人が搬送された計算に。平成24年も速報値ではこの数字を上回っており、救命現場の苦難は続きます。

●119はかけ間違えを防ぐため!
日本では大正15年に、「112」に定められたのが最初ですが、後に「119」に変更されました。というのも、当時は電話がダイヤル式だったので、とにかく早く回せる数字の「1」と、かけ間違いを防ぐために1から離れた数字の「9」の組み合わせで決められたそうです。

数ある医療ドラマの中でも本物の迫力を放つ『救命病棟24時』。第5シリーズでは果たしてどのような展開を見せてくれるのか、新生・医療チームの活躍に期待しましょう!

(宇山公子/サイドランチ)

※この記事は2013年06月28日に公開されたものです

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