トヨタ、女性をターゲットにカー用品の品ぞろえを強化。ネット販売も開始

作成: 2013.06.14

トヨタは、カー用品について新たに他業界と連携を図り、女性向けやペット用などの用品ラインナップを充実。合わせて、通信販売を新たな販売手段として用いることを発表した。

同社では、これまでも販売店などを通じ、トヨタ純正用品や子会社であるタクティーの取り扱う一般カー用品や、トヨタモデリスタインターナショナルのドレスアップ商品などを販売している。今回、他業界からもカー用品を企画・提供してもらうことで、取扱商品の拡充を図るという。

商品は、Webと電話で注文可能なカーグッズ通販「ハピカラ(ハッピーカーライフ)」を通じて販売するほか、通販カタログも用意し全国の同社販売店で配布。また、店頭での販売や「ハピカラ」の一部商品の取り付けサービス(有料)なども行っていく。

また、女性のカー用品ニーズに着目し、女性のユーザーがクルマのコーディネートを楽しめるような、デザイン性の高い商品、便利グッズを提供。また、ペット市場が堅調なことから、犬を飼うユーザー向けにペット用カー用品を充実させる。

同社によると、開始直後ということで正確な数字は出ていないものの、特に女性ユーザーからの問い合わせが好調だという。また、「Francfranc」など、各ブランドへも同様に女性からの問い合わせがあるということで、今後は参画企業を増やすとともに、商品・品ぞろえを充実させていくとのこと。

●「Francfranc」など、クルマの中を華やかにするインテリアを展開

今回の取り組みでは、インテリア・雑貨ブランド「Francfranc」、女性向け通販「BELLE MAISON」、ペット用品ブランド「HUNTER」、タクティーの新店舗「カー良品」の4ブランドでスタート。

「Francfranc」では、主にクルマのインテリアをコーディネートするカー用品(一部はトヨタ車専用商品)を新たに企画。女性のユーザーが自分の好みに合わせた車内のコーディネートができる、新しいクルマの楽しみ方を提案していく。

また、「BELLE MAISON」では、「女性の毎日を、笑顔でいっぱいに」をコンセプトに、ユーザーの「こんな商品があったらいいな」を実際に商品化して提供。「HUNTER」では、愛犬とともにカーライフを楽しめるようなグッズを用意し、犬用の安全・快適グッズや、外出先で犬が遊べるような商品を取りそろえる。

そのほか、タクティーの新店舗「カー良品」では、全国のカー用品店「jms」で販売している商品のうち、一般的なカー用品約3,000点を販売するとのこと。