お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

文章を書く練習で最初にすること「人まね」「まねたい文章集める」

●文章を書く機会は多いけど
文章を書く機会は誰にでもあるもの。ビジネス文章やメール、Facebook、Twitterなど今はいろいろなところに文章を書ける。読んでいて、いいなと思う文章をよく見るけれど、自分ではそういう文章は書けないと思うあなた。誰でも最初から達人だったわけではありません。では、文章を書くコツとはどういうものでしょうか?

●まずは人まねから
守(しゅ)・破(は)・離(り)ではないですけれど、まずは守。型から入ります。いいな、と思った文章をまねてみます。ビジネス文章では、書式があり、その書式に沿って要点から書く。社内の書式集を見てもよいし、上司が書いた文章をコピーさせてもらって、その通りに自分で書いてみる。この手間を惜しんではいけません。それができてから、パターン(型)を破る。これを破と言います。そして、究極はそういう型にこだわらない、離を目指す。

これは日本語の文章でも、英語等の外国語の文章でも同じ。筆者が学生時代、「宝島」を書いたロバート・ルイス・スティーヴンソンの文書が名文とされ、そのまままねた経験がある。

●人まねのために情報収集する
人まねをするには、自分でよいと思った文章を集めること。書籍もたくさん出ているが、自分の書きたい文章にピッタリの例は少ないもの。自分で読んで「いいなぁ」と思える文章を収集する。雑誌や新聞のクリッピングでもよいし、Webなどのデータで収集しておくこともおすすめ。量より質で自分の眼鏡にかなったものだけを数種類でOK。

●あとはひたすら、練習
集めただけではうまくならないのは当然。あとはひたすら練習。まずは人まねから入り、自分で文章を書く機会があれば、それを利用する。ビジネス文章の場合、メールなど機会が多いもの。そこでは、ロジックをどう表現しているかが鍵。そのパターンをまねる。

プライベートの文章の場合、自分の五感で得た情報をどうアウトプットするか。例えば味を何に例えるかなどに工夫する。その際、ほかの感覚器官に例えるのもあり。スープの味を「モーツアルトのピアノ・コンチェルトを聞いているような軽やかな味」などとするのもOK。思考、感情、願望、行為などのバランスも考えると、読者を惹きつけるダイナミックな文章になる。

自分のペースで、理想とする文章をまねながら、徐々に自分なりのスタイルを確立していってみてはどうでしょうか。

(文:深山敏郎/(株)ミヤマコンサルティンググループ/コミュニケーションズ・スペシャリスト)

著者プロフィール

コミュニケーション改善の請負人として、高級ホテル、外食チェーン、外車ディーラー、IT企業など、20年で延べ4万人あまりを直接指導。夢は、英国でシェイクスピア芝居を英語で上演すること。 http://www.miyamacg.com/ お問合せ先:info@miyamacg.com
執筆協力:石井公一(いしいきみかず 中小企業診断士)

SHARE