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“最後の晩餐”に何を食べたい? 歯の健康で左右される理想と現実

サンスターは、「歯と口の健康週間」(6月4日~6月10日)を迎えるにあたり、60歳以上の男女312人を対象に、歯とハグキの健康が食生活に与える影響に関する調査を実施した。調査期間は4月19日~21日。

●食べたいのは「厚切りのステーキ」

人生最後の食事として食べたい食事(現状の歯とハグキ)

人生最後の食事として食べたい食事(歯とハグキが健康な状態に戻った場合)

人生最後の食事として食べたい食事を聞いたところ、「現状の歯とハグキ」で選ぶなら「まぐろのにぎり寿司」が第1位、「もしも、歯とハグキが健康な状態に戻った場合」では、「厚切りのステーキ」が「まぐろのにぎり寿司」を抜いて第1位となった。

「現状の歯とハグキ」と「歯とハグキが健康な状態に戻った場合」で顕著な差

歯とハグキが健康だったなら食べたいものを聞いたところ、「現状の歯やハグキの状態」では選ぶ人が少なかった「フランスパンなどハード系のパン」や「堅焼きせんべい」などの硬いものをあげる人が増加。一方、やわらかい食べものをあげる人は減少し、歯とハグキが健康な状態ならば、歯ごたえのあるものを積極的に食べたいと思っていることが顕著にあらわれている。

●歯やハグキが健康でないと食べたいものを自由に食べられない傾向

歯とハグキが健康ならもっと食べたいものが自由に食べられると思うか

「歯が痛んだりしみたりする」「歯がぐらつく」「ものがはさまる」といった歯周病の症状が3つ以上ある人のうち、64.8%の人が「歯とハグキが健康ならより食べたいものが自由に食べられると思う」と回答。歯周病の症状が少ない人で同様に感じている人は35.9%で、30ポイント近い差が出た。

「やわらかいもの」「硬いもの」どちらを選ぶか

また、歯周病の症状の多い人の58.9%が「やわらかいものを選ぶ」・「硬いものは遠慮してしまう」と回答しており、歯とハグキの症状によって、食べるものが左右されている現状が浮き彫りになっている。

●歯周病の症状が少ない人、食生活・生活全般の充実度が高い

食生活の充実度

普段の生活の充実度

食生活の充実度に関する設問に対しては、歯周病の症状が少ない人では、80.8%が「充実していると思う」と回答。一方、歯周病の症状が多い人で「充実していると思う」と回答した人は66.7%となり、食生活の充実度に顕著な差が見られた。

普段の生活についても、歯周病の症状が少ない人の方が充実していると答える割合が高かったことから、歯とハグキの健康状態がよいことが、食生活や普段の生活の充実度に関連していることがうかがえる。

※この記事は2013年05月15日に公開されたものです

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