お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

ANA、国際線手荷物規則を改定。無料手荷物許容量が2個から1個に

ANAグループは、6月1日以降の航空券発券分から、国際線の無料手荷物許容量や、超過手荷物料金などの手荷物ルールを変更する。

今回のルール改正は、2011年のIATAのルール変更や、米国運輸省による手荷物規則改定により手荷物ルールが複雑化したことを鑑み、同社と提携している海外航空会社とのルール統一を図ったもの。コードシェア便(2社以上の航空会社が共同で1つの飛行機を運航している便)や乗り継ぎ便、さらに往路、復路で航空会社が異なる場合にも、ほとんどのケースで同一の手荷物ルールを適用できるようになるという。

無料手荷物許容量の変更では、エコノミークラス旅客の無料手荷物許容量の個数が「2個」から「1個」になる。また、全クラス共通で、許容量サイズ(3辺の和)の基準を、現行の「203cm」から「158cm」へと変更。エコノミークラス超過手荷物料金については、段階的な料金設定(2個目料金の設定)を実施する。

また、無料手荷物許容量のサイズ基準の変更に伴い、スポーツ用品・楽器の特別取り扱いを開始。スポーツ用品・楽器の3辺の合計が203cm以内の場合、「サイズ超過料金」を適用しないとのこと。

なお、幼児・小児旅客が旅行中に使用する「ベビーカー」や「幼児用揺りかご」「チャイルドシート」については、従来どおり無料。また、ペットを預かる際は無料手荷物許容量に含めない点や、機内持ち込み手荷物・身の回り品のサイズについては変更しない。変更についての詳細は、同社公式ホームページで見ることができる。

※この記事は2013年04月27日に公開されたものです

SHARE