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失恋してシャンパンを飲む女性は恋愛下手!? 「上手なお酒との付き合い方」

同世代女子が気になるトレンド情報から、新商品、人気スポットなどまで、ランチタイムの話題にしたい、気になるあれこれをピックアップ!

春は歓迎会などで、お酒を飲む量が増える季節です。せっかくですから、悪酔いや二日酔いを防いで楽しく飲みたいもの。そこで、お酒とおつまみの食べ合わせに詳しい、味香り戦略研究所の味覚参謀・菅慎太郎さんに、上手なお酒の楽しみ方を教えていただきました。



まず最初に、菅さんから教えていただいたのが、この心理テスト!

Q. あなたは失恋して傷ついたとき、どんな行動を取りますか?

1 ケーキを食べる

2 焼き肉を食べる

3 何も食べず家にこもる

4 シャンパンを飲む

さて、あなたは何番を選びましたか? 実はこれで、次の恋愛がどうかなるかがわかるそうです。





















1 ケーキを食べる
精神的に落ち込んでいても、エネルギー源になる糖分を欲している状態なので、前向きで健全です。次の恋愛はうまくいくはず!

2 焼き肉を食べる
たんぱく質は身体をつくります。これが行き過ぎると、女性として強くなりすぎて相手に対する要求水準が上がって、恋愛に結びつきいくい体質になるかも……。

3 何も食べずに家にこもる
失恋を自分の中に閉じ込めて、さらにネガティブな精神状態になりがち。お腹が減らなくても友人と食事に行く約束をするなど、物理的に人と接触する機会を作りましょう。

4 シャンパンを飲む
シャンパンの苦味で失恋のつらさに浸ろうとしている精神状態。しかも酔いで現実逃避しようともしています。また同じような恋愛で失敗する可能性大。

「人はそのときの精神状態によって欲するものが変わります。自分が何を求めているかを知ると、心の状態を客観的に見ることができますよ。つまり、お酒を飲みたい気分だと自覚するときは要注意。その精神状態に拍車がかかり、どんどん飲んでしまいますから」(菅さん)

それはこわい……。お酒で悪酔いをしないためのコツはありますか?

「アルコールそのものやアルコールの分解物アセトアルデヒドが、肝臓の機能低下などを引き起こして悪酔いを起こします。これを回避するため、アルコールをすばやく分解する成分として注目されているのが、アミノ酸のアラニンとグルタミンです」(菅さん)

アラニンとグルタミンが含まれている食べ物には何がありますか?

「アラニンとグルタミンは、そらまめ、しらす干し、らっかせい、アーモンド、プロセスチーズ、すじこ、しじみなど、いわゆる“酒のつまみ”に豊富に含まれています。人は自然にアルコールを分解する成分を求めていたわけです」(菅さん)



おつまみをおいしく食べれば、悪酔い回避につながるんですね。さらに、菅さんオススメのお酒に合う食べ合わせを教えてもらいました。

「お酒とおつまみの食べ合わせを考える際は、肉だから赤ワイン、魚だから白ワインという固定概念はあまり役立ちません。オススメなのは、食材の色とお酒の色を合わせること。たとえば、豚肉は白いお肉なので、赤ワインではなく白ワインを合わせるとさっぱりした味同士でとても合います」(菅さん)

色で判断できれば、知識がそこまでなくてもおいしい食べ合わせを見つけられますね。

「ほかには、ストレスを感じているときは塩分が多いものを求めがち。そこで、ナッツ類のようにかたい食感で噛みごたえのあるものを食べて、ストレスを発散しましょう」(菅さん)

アラニンとグルタミンが食べ物で補えない場合は、サプリメントも開発されています。さまざまなアミノ酸製品を研究している味の素は、しじみ600粒分のアラニンが含まれた「ノミカタ」を発売中。顆粒のプラム味で飲みやすく、赤と白を基調としたかわいいパッケージで女性でも持ちやすいですね。

医学的に言われている飲酒適正量は男性ならビール500ml。女性の場合は男性の二分の一か三分の一です。飲みすぎると悪酔いだけでなく肝臓へ負担がかかり、ほかの健康障害にもつながります。飲みすぎに注意して、楽しくお酒と付き合っていきましょう。

(田中結/プレスラボ)

※この記事は2013年04月08日に公開されたものです

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