食、服装、テレビ、ペット……どの趣味が合うと結婚生活は安泰に?
「理想の結婚相手の条件は?」と尋ねたときに、選択肢にあがる「趣味が合う人」という答え。よくよく考えてみると、これってはっきりしているようで曖昧な回答ですよね。だって、ひとくちに趣味といっても食やファッション、テレビなどジャンルはさまざま。「趣味が合う人」という観点で結婚相手を探す場合、どのジャンルの趣味を重視するとよいのでしょうか。
こういうことは経験者に聞くのが一番! マイナビウエディング編集部は、22歳以上の既婚女性261人&既婚男性219人にこんな質問をぶつけてみました。
円満な夫婦生活を営んでいく上で、“結婚相手と趣味が合うこと”は大事だと思いますか?
(女性)
思う 55.9%(146票)
思わない 44.1%(115票)
(男性)
思う 43.4%(95票)
思わない 56.6%(124票)
男女ともに、「思う派」と「思わない派」にほぼ二分されるという結果に。どうやら趣味嗜好について、パートナーとの相性を重視するか否かは性別と関係ない模様。ではいよいよ本題に直撃!
「特にこの趣味が合う人と結婚したらうまくいく!」と思う趣味を教えてください。
(女性)
1位 食べ物の趣味 64.4%(94票)
2位 スポーツなど、自由な時間に好んで行う道楽の趣味 20.6%(30票)
3位 テレビや映画、音楽などエンタメの趣味 7.5%(11票)
4位 インテリアなど、住む環境の趣味 3.4%(5票)
5位 ペットの趣味 2.0%(3票)
※その他 2.1%(3票)
(男性)
1位 食べ物の趣味 53.7%(51票)
2位 スポーツなど、自由な時間に好んで行う道楽の趣味 23.2%(22票)
3位 テレビや映画、音楽などエンタメの趣味 11.6%(11票)
4位 インテリアなど、住む環境の趣味 5.3%(5票)
5位 ペットの趣味 2.1%(2票)
※その他 6.4%(6票)
これは男女ともにほぼ同じ! どちらも「食べ物の趣味」がダントツで過半数を超えています。予測してはいましたが、ここまで差がないとは少しビックリ。ちなみに、「食べ物の趣味」と回答した方々からはこんな意見が。
(女性)
「好きな食べ物が一緒だと、毎日のレシピも考えやすくなります」(30歳/自動車関連)
「おいしいものを一緒に『おいしいね』と言い合いながら食べていると、幸せな気分になれます」(29歳/情報・IT)
「嫌いな食べ物を食べに連れて行かされるほど、辛いものはない……」(32歳/建設・土木)
「主人とはこれで結婚したようなもの。味の好みはかなり重要です!」(37歳/建設・土木)
「うちの場合、食の好みは大体似てるんですが、主人は特に濃い味つけが大好き。たまに薄味の料理を出すと、ソースなどで味を変えられてチーンとなります(笑)」(28歳/専業主婦)
(男性)
「味つけの好みが関西風か関東風かだけでも、大きく違います」(27歳/運輸・倉庫)
「以前、野菜嫌いの女性と付き合っていたとき、ストレスが相当溜まりました……」(31歳/金融・証券)
「どこへ行くにも、グルメが共通の趣味になっていれば飽きません」(42歳/電機)
「食事は生活の基本となる部分なので、そこが合わないとおたがいにストレスになりそう」(34歳/学校・教育関連)
「食事が合わないと、日々の生活で常に違和感を感じる原因に。結婚を考えた時、最初に考慮すべき部分といってもいいかもしれません」(38歳/学校・教育関連)
食は人間の健康に関わる一番大事な要素。そのため、食事面の管理を任されることの多い奥さまたちからしても、そして奥さまたちに管理を委ねる旦那さまたちからしても、食べ物の趣味が合うことは非常に重要なことなんですね。さらに食卓を囲む時間=夫婦で共有できる時間なわけですから、食べ物の趣味が合うことこそが夫婦円満のヒケツとも言えそうです!
(文/市川翔子)
※この記事は2013年03月14日に公開されたものです