自分の子供にやらせたい、あんなことやこんなこと
自分がやっていてよかったから、こんな習い事をさせたい、あんなことを教えてあげたい……。そんな理想ってありますよね。
マイナビウエディング編集部のアンケートでは、「もし結婚して子どもができたら、やらせたいことはありますか?」との問いで、「ある」は41.7%、「ない」は58.3%となりました。
それぞれのご意見から、教育観が見えてくるようです。
「ない」派は自主性やしつけ重視
大きな差はないものの、多数派となった「ない」という方。
子どもがやりたいことをやらせればいい…73.7%、ある程度大きくならないと適性がわからない…28.0%、その時々で必要なことをさせればいい26.9%、などが理由のようです。(※「ない」と答えた方の中でのアンケート、複数回答可)
「しつけは親の役目だが、なるべく子どもには自由で育ってほしい」(28歳/女性/東京都)
「周りを見て、何でもかんでもやらせるのはいかがなものかと思っている」(26歳/男性/兵庫県)
というコメントが寄せられました。
ただし、「子どもが何かやりたがれば、できるだけやらせたい。けど指定はしない」(28歳/女性/北海道)など、自主性は重視だが何かに打ち込んでほしいという気持ちはある、という方も多いようです。
「ある」派の人気はスポーツがダントツ!
一方、「ある」と答えた方のやらせたいことは、下記のような結果に(複数選択可)。
スポーツや芸術などの習い事、部活…80.0%
幼児教室に通わせる、留学させるなど、勉強に関すること…36.0%
キャンプなど自然と関わること…26.4%
ボランティア、職業体験など社会と関わること…17.6%
圧倒的な人気は、スポーツ!
「私はスイミングで、持久力や体力がついてよかった」(28歳/女性/大阪府)
「部活で社会の厳しさを学んでほしい」(25歳/女性/大阪府)
「スポーツはコミュニケーションを円滑にするための手段でもある」(33歳/男性/京都府)
勉強系では、「発音は子どもの時だと身につけやすい」(25歳/女性/埼玉県)と、英語が人気。
また、「右脳を開かせる幼児教室に通わせたい」(32歳/女性/愛知県)など、小さいうちにしかできない教育があるというお声も。
そのほか、
「ボーイ(ガール)スカウトで、団体行動や野外活動でたくましく生きる力を身につけてほしい」(33歳/女性/埼玉県)
「書道、花道、剣道、柔道など『道』のつく習い事」(21歳/女性/山形県)
などのご意見もあります。外で遊ぶことの減った時代だから、国際化の今こそ日本の伝統文化を、ということもありそうです。
最後に、こんなご意見をご紹介しましょう。
「私は、習い事はどれもやってよかったと思う。ただし、やらせるのは親でも、続けたいかは自分が決めること。親はその選択肢を狭めないことが大事」(23歳/女性/長野県)
理想を押し付けるのではなく、上手に可能性を広げてあげられるといいですよね。
(文/島田彩子)
※姉妹サイト『マイナビニュース』(http://news.mynavi.jp/)にて2012年12月にWebアンケート。有効回答数300件(マイナビニュース会員:22歳~34歳の独身男女)。
※この記事は2013年02月25日に公開されたものです