お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「恋しい」の意味とは。恋しく思う瞬間や理由、対処法、愛しいとの違いも紹介

夏目椿(夏椿)

「恋しい」とは、何かに強く心引かれる感情ですが、「愛しい」や「懐かしい」とは少し異なります。本記事では「恋しい」の意味や、恋しいと思うのはどんな時か、その心理と対処法を紹介します。

ふとした瞬間に「恋しい」と感じることは、誰しもあるものです。

「遠距離恋愛中の彼氏が恋しい」「故郷が恋しい」「母の料理が恋しい」のように、人にも物にも「恋しい」という言葉は使われます。では、私たちはどのような時に「恋しい」と感じるのでしょうか。

ここでは「恋しい」の意味はもちろん、恋しいと感じる瞬間や理由などを解説します。

「恋しい」の意味

「恋しい(こいしい)」とは、離れている人や場所、物事に対して強く心引かれることです。「離れている」という点がポイントで、この感情は、対象となる人や物事と、今は接することができていない場合に出てきます。

「懐かしい」とも近いですが、それよりもさらに「じっとしていられないほど引かれる」といったニュアンスがあります。

「愛しい」「寂しい」との違い

また、似た言葉に「愛しい(いとしい)」や「寂しい(さびしい)」があります。

「愛しい」は人や物に対してかわいい、あるいはかわいそうだと思うこと。「寂しい」は心が満たされていないこと、仲間などが側にいなくて心細い様子を表します。同じような言葉でも、「恋しい」とは細かい意味や状況が異なります。

「恋しい」と感じる瞬間

それでは、どんな時に人は「恋しい」と感じるのでしょうか。よくあるシーンを紹介します。

(1)落ち込んでいる時

仕事でミスしたなど、落ち込んでいる時には、多くの人が「誰かに側にいて慰めてほしい」「話を聞いてほしい」と思うものです。それなのにその状況がかなわない場合に、人や温かい言葉を恋しいと感じることがあるでしょう。

特に、今までは恋人や友人が近くで支えてくれていたのに、遠距離恋愛・転勤などでそういった存在が離れてしまうと、より恋しく感じるのではないでしょうか。

(2)体調が悪い時

体調が悪く1人で寝込んでいると、心細くなったり気がめいったりして、誰かの存在や、おいしいごはんを恋しいと思うでしょう。病気だけでなく、けがをした時に感じる場合もあります。

特に実家から出て1人暮らししたてだと、当時は煩わしいと思っていた家族の存在が恋しく、ありがたく感じるという人は多いでしょう。

(3)恋人や家族と一緒に過ごすようなイベントの時

誕生日やクリスマス、バレンタインデーなど、多くの人が恋人・家族と過ごすイベントの時に一緒に過ごす人がいないと、誰かを恋しく感じるものです。

例えばイベント色に染まる街の様子や楽しそうなカップルを見て、「私は孤独だ」と感じたり、友人から「クリスマスは彼と過ごすんだ」などの幸せそうな話を聞いたりすると、人恋しさが増す場合もあるでしょう。

(4)1人で眠る時

日中は仕事などで忙しくしていて考えないものの、静かな部屋で1人で眠る時に、好きな人や大切な人を思い出し、恋しさを感じる人もいます。

また、さっきまで誰かと飲んで騒がしくしていた後に静かな部屋に帰ると、落差で人恋しく感じる場合も。

SHARE