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神社にお参りしてはいけない日とは? 避けるべき理由を解説

紅たき(占い師・コラムニスト)

古くからの言い伝えで「神社に参拝してはいけない」とされる日があるのをご存じですか? 今回は、神社に参拝すると縁起が良くないとされる3つの日とその理由を解説。併せて、参拝に適した縁起が良い日もご紹介します。

あなたはどんな時に神社へ行きますか? 神社では、日常的な参拝はもちろん、初詣や合格祈願、または神社で結婚式を執り行う人もいます。

神社は神聖な場所ですから、なるべく縁起の悪い日を避けたいと考える人もいるでしょう。そこで今回は、神社に行ってはいけない日について解説していきたいと思います。

神社にお参りしてはいけない日

では、神社にお参りしてはいけない日とはいつなのでしょうか?

今では「日取りはあまり気にしない」と考える人が増えていますが、過去にはこうした風習があったことを知っておくのも良いでしょう。

(1)不成就日

不成就日(ふじょうじゅび)は、月に何度かやってくる凶日の1つ。「何事も成就しない日」という意味があり、縁起が良くない日です。そのため、神社への参拝など、大事なことを行うのは避けた方が良いといわれています。

この日に神社へ行って何かを願っても、かなわない可能性が高いとされます。もし可能であれば、参拝前に不成就日がいつかを調べておくと良いでしょう。

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不成就日の意味と由来、やって良いこと・悪いことを紹介します。

(2)赤口

赤口は六曜のひとつで、「しゃっこう」と読みます。「赤」という字が入る凶日であることから、血や火を連想させるとして、不吉な日として考えられることがあります。そのため、赤口に神社へ訪れると、神様の怒りを買ってしまう恐れがあるといわれているのです。

ただし赤口は正午を挟んだ前後1時間「11時から13時」までは吉とされるのが特徴。赤口に参拝したい場合は、この時間帯を選ぶと良いでしょう。

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マナー講師の三上ナナエさんに、赤口の意味や避けるべき行事について教えてもらいました。

(3)生理の日

古くから「血は穢れである」という考えがあった日本では、生理の時には神社への参拝を避けるべきといわれてきました。体調を崩しやすい生理中には無理して参拝をしなくても良いという配慮がなされたのも、このようないわれの理由かもしれません。

最近ではこうした風習はなくなりつつありますが、もし気になるなら生理が終わってから神社へ行く方が無難だといえます。

神社にお参りするといい日

では、逆に神社にお参りに行くと良い日はいつなのでしょうか?

(1)一粒万倍日

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は「一粒の籾も蒔けば稲穂となるように万倍に増える」という意味があり、物事のスタートを切るのにぴったりの吉日とされています。

お金や仕事に関すること、結婚に関することなど、何か新しいことを始めるタイミングでお参りに行くなら、ぜひこの日を選びましょう。

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「一粒万倍」の意味や、一粒万倍日に始めるべきこと、やってはいけないことなどを紹介します。

(2)天赦日

天赦日(てんしゃにち)は「天がすべての罪を赦(ゆる)す日」という意味で、何をやってもうまくいく最上級の吉日とされています。

新しいことを始める時だけでなく、これまでうまくいかなかったり、ためらっていたりしたことを始めるタイミングには、天赦日を選んで参拝することをおすすめします。

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天赦日の由来や意味、天赦日にすると良いことなどを紹介していきます。

(3)寅の日や巳の日

寅(とら)の日と巳(み)の日はどちらも、金運アップの日といわれています。黄金色に輝くしま模様の寅が「金運の象徴」とされたことや、蛇が弁財天という神様の使いであることがその理由です。

お金に関することで神社へお参りに行くなら、寅の日か巳の日を選ぶのがおすすめです。

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寅の日の意味や由来、やってはいけないこと、おすすめの過ごし方について解説します。

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巳の日の意味や2023年の巳の日を紹介。また、巳の日にすると良いこと・やってはいけないことを解説します。

(4)大安

大安(たいあん)の意味は「大いに安し」。一日を通してどの時間帯も吉とされる、とても縁起が良くおめでたい日です。

できるだけ良い日に参拝したいと考えるなら、大安の日ならより思いが込められそうですね。

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マナー講師の三上ナナエさんに、大安の意味や避けるべき行事について教えてもらいました。

神社へ参拝するのにおすすめの時間帯は?

神社は一般的に、午前中に参拝するのが良いとされています。午前中は参拝客が少ない分願い事も少ないと解釈し、祈りが届きやすいという説があるのです。午前中に動くことで気持ちも晴れやかになり、心穏やかな状態で参拝できるでしょう。

しかし、夕方や夜に参拝してはならないという決まりはありません。好きな時間帯に参拝して問題ないですが、落ち着いた時間を過ごしたいなら、午前中がおすすめといえます。

神社にお参りしてはいけない日を覚えておこう

神社へは神様の御前へ行くという意味で、なるべく縁起のいい日を選びたいものです。お祝い事の祈祷などを受ける場合は、縁起の悪い日を避けると気持ち的にも安心できるでしょう。

今回ご紹介した内容を参考に良い日を選び、たくさんのご利益を受けたいものですね。

(紅たき)

※画像はイメージです

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