満月にやってはいけないことは? やるべきこともあわせて紹介
浄化や解放、エネルギー向上など、さまざまなスピリチュアル効果がある満月。一方で、満月の日に避けたい行動もあります。今回は占い師の紅たきさんに、満月の日にやってはいけないこと・やるべきことについて解説してもらいました。
満月、夜空を満たすその輝きは、人々に多くの魅力と神秘をもたらします。しかし、古代から現代まで、満月の日にはやってはいけないとされることが言い伝えられているのです。
今回は、その理由や背後にあるスピリチュアルな意味を探り、満月の夜に避けるべきことを紹介します。
満月が私たちの日常生活にどのような影響を及ぼすのかや、満月の神秘的な力について、改めて考えていきましょう。
そもそも満月にはどんな効果がある?
それではまず、満月が私たちに及ぼすパワーやその効果について解説していきます。
(1)浄化と解放
満月の光には心の「浄化」と「解放」の効果があります。そのため、満月の日には溜まっていたネガティブな感情を手放すことができるのです。これまでの自分をいったんリセットし、新たなエネルギーを受け入れやすくなるでしょう。
(2)エネルギー・気力の向上
また、満月には「エネルギー」と「気力」を高めるパワーもあります。重い腰を上げて行きたいと思っていたところへ行けたり、やりたいことを思う存分やったりできるでしょう。
(3)達成
さらに、満月には「達成」という意味もあります。これまで努力してきたことが、ちょうど実るタイミングです。例えば、仕事で評価をされたり、片思いが実ったりするかもしれません。
満月にやってはいけないことは?
満月の夜にやってはいけないこととは何なのでしょうか。スピリチュアルの観点から解説していきます。
(1)ネガティブなことを言ったり考えたりする
満月の夜にネガティブなことを言ったり考えたりすると、そのマイナスのエネルギーが宇宙に届き、自分自身や周囲の環境に悪い影響を与える可能性があります。
前述の通り、満月には「達成」という意味があります。満月の夜にネガティブなことを言ったり考えたりすると、そのことが現実になってしまうかもしれません。目標達成など良いことも起こり得るのですが、悪いことも起こりやすくなるのです。
(2)ケンカや口論をする
満月の日にはいつもより心が敏感になりやすいです。ケンカや口論は、ネガティブなエネルギーを発する行動。満月の夜にケンカや口論をすると、負のエネルギーが強くなり、いつも以上に心が不安定になりやすくなるでしょう。
きつい言葉を言われたりすると敏感に反応してしまいがちに。ささいな諍い(いさかい)が大事に発展しやすくなる可能性があります。
(3)ストレスになることをする
前述の通り、満月の日はいつもより心が敏感になりやすいです。そのため満月の夜にストレスが溜まることをすると、いつも以上に心身にダメージを受けやすくなります。
苦手意識を持っていること、嫌いな人と関わることなどは、できるだけやらない方がいいでしょう。
(4)夜更かしをする
満月は強いエネルギーを発しています。そのため、いくら月がきれいだからといって夜更かしをしていつまでも月を見ていたり、月明かりの下で何かをやり続けていたりすると、心身のエネルギーが奪われ、強い疲労を感じてしまう可能性があります。
月の輝きを楽しんだら、早めに就寝した方がいいでしょう。
(5)大切なことを決断する
満月の夜は、月のエネルギーが最も強くなり、感情が高ぶりやすくなります。そのため、冷静な判断力が失われやすくなるかもしれません。
大切なことを決める、何かを契約する、大切なことを言うことなどは避けた方がいいでしょう。
(6)食べすぎや飲みすぎ
満月の日は、いつもより食欲が増す人が多いとされています。そのため、つい暴飲暴食に走ってしまうことも。
翌日後悔しないよう、ヘルシーなものを食べ、なるべく腹八分におさえるようにしましょう。
満月の時にやるべきことは?
一方、満月の日にやった方がいいこともあります。それは、何なのでしょうか。1つずつ見ていきましょう。
(1)月光浴をする
満月の日には、月の光を一身に浴びましょう。強力な光のパワーに包まれれば、満月の「浄化」の力を受け取ることができ、心身を清められます。
曇った心を拭い去り、「ポジティブに生きよう!」と前向きな精神を獲得することができるでしょう。
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(2)周囲の人に感謝の気持ちを示す
満月の日には「収穫」と「達成」が期待できます。
満月の日には、これまでに得たものや成し遂げたことに感謝の気持ちを持つと、さらなる豊かさや幸せを引き寄せることができるでしょう。
お世話になった人には、「いつもありがとう」と言葉で伝えるだけでもいいですし、ちょっとした贈り物で感謝の気持ちを表現できればなおいいでしょう。
(3)不要なものや感情を手放す
満月には「解放」する力があります。
満月の日には、もう必要がなくなった物を捨てたり、悪い習慣をやめたり、自分の中に渦巻いている憎しみや悲しみを思い切って手放したりするといいでしょう。
うまく手放すことができれば、ストレスから解放されて清々しい気持ちになれるはずです。
(4)何かを学ぶ
満月の日は「気力」が高まります。そのため、何かを学ぶのに適しています。
窓辺で月を見ながら本を読んだり、資料を作成したりすると満月のパワーが後押ししてくれて、はかどるかもしれません。
ただし、前述の通り、満月には強いパワーがあります。そのため集中するあまり夜更かしをしたりすると、心身のエネルギーが奪われ、強い疲労を感じてしまう可能性があるので、作業時間はほどほどに留めておきましょう。
(5)新月にする願い事を考える
願い事をするには新月の日が向いていますので、満月の日には次にめぐってくる新月の日にどんな願い事をするか考えてみるのもいいでしょう。
自分の夢や目標に合った願い事を探し、その願いを叶えるにはどう行動をしたら良いのかもじっくり考えてみてください。
満月のエネルギーがもたらすネガティブな影響も知っておこう
満月は月のエネルギーが最も強くなる日です。この日は、自分の感情や心の声に耳を傾けたり、自分の目標や願い事について考えたりするのに適しています。
しかし、満月のエネルギーはマイナスに働くこともあるので注意が必要です。満月にやってはいけないことは、ネガティブなことを言ったり考えたりすること、ケンカや口論をすること、ストレスを溜め込んだり睡眠不足になったりすることなどです。満月の日には、これらの行動を避け、明るくポジティブな気持ちでいるようにしましょう。
(紅たき)
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