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不吉な数字の意味とは。4や13が縁起が悪い理由を解説

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4や13が不吉な数字といわれる理由を知っていますか? この記事では日本や中国など世界中で縁起が悪いとされる数字の意味と理由について解説します。

「好きな数字を選んでいいよ」と言われたら、あなたはどのような数字を想像しますか? できれば運気が良い数字を選びたいですよね。

しかし一方で、不吉とされる数字が存在しているのも事実で、知っている人はあえて選んでいません。

この記事では、不吉とされる数字についていくつか紹介し、理由も解説していきます。

不吉や縁起が悪いとされる数字とは

実は、不吉とされる数字は日本国内だけではなく、海外にも多く存在します。そのため、普段何気なく使っている数字でも、海外では避けられている場合もあります。

また海外では、不吉とされる数字にまつわるうわさや事例が広く伝わっていることも多く、重要視されている傾向もあります。

ここからは世界中で不吉とされる数字を紹介していきます。

(1)「3」はベトナムでは不吉な数字

日本では比較的良い数字とされる「3」ですが、ベトナムでは不吉な数字として扱われています。

・「3人で写真を撮ると真ん中の人が亡くなる」

・「3がつく日の外出は避ける」

・「13階といった表示は避け、12階AやBなどにしている」

など、縁起が悪いとして避けられることが多いです。

(2)「4」は日本や中国で不吉と言われる数字

日本で「4」は「死」(し)と読むことで不吉だといわれていますが、中国語の「死」の発音である「si」とも同音となるため、縁起が悪い数字だといわれています。

日本では、アパートの部屋番号や病室に「4」は使われていない場所も多く、中国では建物自体に4階が存在しないこともあります。

(3)「5」中国では良くないとされる数字

中国で「5」は「無」という意味となり、避けられる傾向にあります。

中国で「5」とは「何もない・無の状態である」という意味の言葉と発音が似ていることから、お金が無くなることや財産が無くなることを嫌い、縁起が悪いといわれているようです。

(4)「7」は中国では不吉な数字

日本では幸運の数字という印象のある「7」ですが、実は中国では縁起が悪い数字として扱われることがあります。理由は主に3つ存在します。

・中国の7月が「幽霊月」とされ、あの世から幽霊がやってくるとされる不吉な月であるため

・「7」とは中国語で「棄」と同じ発音で、破棄や廃棄を連想させるため

・「7」の発音が中国語の「気(怒らせる・腹が立つ)」の発音と通じるため

(5)「9」は苦しむことを連想させる日本の忌み数

「9」とは日本語の「苦」をイメージさせることから、不吉な数字とされています。特に、病院では苦しむことを連想させる「9」は縁起が悪いため、気をつけているところも多いようです。

ただし、漢字文化圏で「9」を不吉としているのは、日本特有の文化とされています。

(6)「13」は西洋で不吉とされる数字

「13日の金曜日は不吉」と聞いたことがあるように、西洋圏で「13」は特に注意されている数字です。13が不吉といわれる理由は諸説あります。

・イエス・キリストの最後の晩餐で13番目に席についた「ユダ」が裏切り者であったから

・13は割り切れる数字でもなく、12進法にも入っていない数字であるため調和を乱すとされている

・キリストが処刑された日が13日の金曜日である説が存在するため

など、どれも確信がある情報ではないものの、人々の間で「13」は不吉であると広まりました。

また、アポロ13号の大事故や、欧米のホラー映画「13日の金曜日」のヒットがさらに不吉な数字であると、拍車をかけたようです。

(7)「17」はイタリアではタブーとされる数字

イタリアで「17」とはローマ数字から不吉とされています。

「17」をローマ数字にすると「XVII」となります。この並び方を変えると「VIXI」となり、これをラテン語にすると「私は死んでいます」と解釈されるのです。

そのため、とあるイタリアの航空会社では17列の座席が存在しない、病院やマンションでは17を部屋番号に使わないなど、気をつけているところもあるようです。

(8)「39」はアフガニスタンでは不吉な数字

明確な理由は分かっていませんが、売春をイメージさせるとしてアフガニスタンでは「39」が不吉な数字とされています。

一説ではアフガニスタンで使われているパシュトー語で「39」を発音すると、ポン引きの隠語である「死んだ牛」に似ていることが理由ではないかといわれています。

(9)「42」「49」は日本で不吉な数字

日本で「42」は「死に」となり、「49」は「死苦」と通じる数字で、不吉といわれています。

そのため、自動車のナンバープレートの下2桁に「42」と「49」は、縁起が悪い数字として欠番扱いとなっているのです。

(10)「666」は西洋で悪魔の数字

「666」は西洋キリストの聖書において、「獣の数字」として記載されています。別名悪魔の数字とも呼ばれ、古くから「666」は、悪魔や反キリストに関連する数字として知られています。

不吉な数字は世界中に存在する

日本と海外で不吉と呼ばれる数字は、数多く存在することが分かりました。また、数字の読み方もさることながら、数字と関係している歴史や暦など、要因はさまざまであります。

もし、海外に行くことがあれば、現地で敬遠されている数字を事前に把握しておくのも良いでしょう。不運なことを避けるためにも、数字とはうまく付き合っていきたいものですね。

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※画像はイメージです

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