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信頼関係を築くには? 構築がうまい人の特徴も紹介

にほんご倶楽部

信頼関係は、職場・恋人・友達など、あらゆる人間関係において大切な要素の1つです。この記事では、信頼関係を築くのがうまい人の特徴や信頼関係構築のコツ、崩れてしまった時に修復するためのポイントを紹介します。

「信頼関係」とは、「お互いに相手のことを信頼し合っている関係」を意味します。

ビジネスシーンであっても、友達・恋人同士であっても、関係をより良いものにするには信頼が重要ですよね。

しかし、読者の中には「どうすれば信頼関係を構築できるか分からない」と悩んでいる人もいるかもしれません。

この記事では、信頼関係を築くことのメリットや構築がうまい人の特徴、信頼関係を築くコツなどを紹介します。

信頼関係を築くことの意味とメリット

信頼関係ができている相手とは、安心してコミュニケーションを取りやすいです。また、お互いに助け合おうという意識も芽生えやすくなると考えられます。

こうして良好な関係を築き、気持ちよく付き合っていける土台をつくることが、信頼関係を築くことの意味といえるでしょう。

また、信頼関係を構築することにはさまざまなメリットがあります。

仕事面では、上司に気兼ねなく質問できたり、チームでのやりとりがうまくいったりと、成果を上げやすい環境をつくれるかもしれません。

また恋人関係や友達関係であれば、言いにくいことでも素直に伝えられるようになるため、「相手に自分の考えを分かってもらえない」というストレスがたまりにくいでしょう。

信頼関係を築くのがうまい人の特徴とは?

周囲とすぐに打ち解けて信頼を得られる人に、憧れを抱いている人はいるかもしれません。

では、信頼関係を築くのがうまい人には、どのような特徴があるのでしょうか?

(1)相手の気持ちを考えられる

信頼関係を築くのがうまい人は、相手の気持ちを考えられる人でもあります。

「相手の気持ちを考える」ということは簡単に聞こえるかもしれませんが、油断しているとふとした一言で相手を傷つけてしまうこともあります。

いつも人の気持ちに配慮し、傷つけるような言動をしない相手とは、より安心してコミュニケーションを取ることができるはず。

そのため、相手の気持ちを考えられる人は信頼されやすいのだと考えられます。

(2)表裏がなく素直

表裏がなく素直なことも、信頼関係を築くのがうまい人の特徴といえます。

誰に対しても態度を変えないので、相手から「実は裏があるのかも……」と思われにくいのでしょう。

また、素直な人はうそをつくことがほとんどないため、周囲に「この人は本当のことを言ってくれる」という安心感を与えます。そして自分自身も、素直に相手を信じる傾向があるようです。

そのため、周囲との信頼関係をつくりやすいのでしょう。

参考記事はこちら▼

「裏表がない人」について、詳しくはこちらの記事で解説しています。

(3)口が堅い

信頼関係を築くのがうまい人の特徴として、口が堅いことも挙げられます。

例えば、周囲に知られたくないことを相談したい時、「この人なら口外しないはず」と安心して話せる人を選びたいですよね。

また、社外秘の大事なプロジェクトなども、しっかり秘密を守ることが求められます。

こういった時に相手から信じてもらえるのは、口が堅い人でしょう。

そのため、口が堅い人も周囲との信頼関係を築きやすいといえます。

参考記事はこちら▼

「口が堅い人」について、詳しくはこちらの記事で解説しています。

信頼関係構築のためのコツ3つ

それでは、信頼関係を築くには、どうすれば良いのでしょうか?

ここからは、信頼関係を構築するためのコツを紹介します。

(1)相手に関心を持つ

自分に関心を示してくれない相手には、心を開きにくいもの。

そのため、相手と信頼関係を築きたいなら、その人に関心を持つようにしましょう。

そうすることで、相手は「この人は私とちゃんと向き合おうとしてくれている」と感じ、あなたに信頼感を抱くかもしれません。

また、相手があなたを「信頼できる人だ」と感じれば、より深い関係になろうとしてくれる可能性もあります。

(2)相手の話を真剣に聞く

相手の話を真剣に聞くことも、信頼関係を築くための大事なポイントです。特に悩み事を相談された時などは、相手の気持ちになって丁寧に話を聞きましょう。

「この人は私の話を真剣に聞いてくれる」と思える人には、共感してもらいたいうれしい出来事や悩み事ができた時、真っ先に話したくなるもの。この時、すでに相手への信頼感が芽生えているといえます。

そして、自分を信頼してくれている人の話をまた真剣に聞くことで、さらに信頼関係を深めていくことができると考えられます。

(3)約束を守る

仕事の納期などはもちろん、友達との待ち合わせ時間など、小さな約束も律儀に守る人からは誠実な印象を受けるもの。そして、それが相手からの信頼につながります。

そのため、信頼関係を築くためには約束を守ることも大切だといえます。

ちなみに、もし何らかのトラブルがあって約束通りの行動ができない時は、事前に連絡し代案を提示するなど、誠実な対応をすることも重要です。

信頼関係が崩れる場合も……取り戻すためのポイント

信頼関係を築くことには時間がかかっても、ふとしたきっかけであっという間に崩れてしまうことがあります。そんな時、信頼関係を再構築するにはどうすれば良いのでしょうか?

(1)素直に謝る

自分の行動によって信頼関係が崩れてしまったのなら、まずは正直に謝ることが重要です。

言い訳したい気持ちになるかもしれませんが、謝罪の前に言い訳ばかりしたり「自分は悪くない」という態度を取ったりすると、相手にさらなる不信感を与えてしまう恐れがあります。

自分のどこが悪かったのかしっかり振り返り、反省したことも伝えて素直に謝りましょう。

(2)相手の気持ちになって誠実な対応をする

もし信頼関係が崩れてしまったら、それはなぜなのか、これからどうすれば良いのか、相手の気持ちになって考えてみましょう。

そして、信頼関係を取り戻すためにベストと思われる方法を探してみてください。

例えば、大事な約束を破ってしまった場合は代わりの予定を立てて今度こそ守る、など。たとえ手間がかかることでも、相手の気持ちを一番に考えた対応をすることが大切です。

そうすれば、あなたの誠意が伝わり、信頼関係を再構築するきっかけになるかもしれません。

(3)相手を信じる

相手の言動が原因で崩れた信頼関係を再構築したいなら、相手を信じることが大切です。

一度不信感を持った相手をまた信じるのは難しいかもしれません。しかし、信頼関係を築くには相手からの信頼だけでなく自分からの信頼も必要です。

「今回は本当にやむを得ない理由があったんだ」「相手は今度こそ約束を守ってくれる」とプラスに考えて、「信じている」ということを相手に伝えましょう。

そうすれば、相手も「今度こそは信頼に応えたい」と思ってくれるかもしれません。

信頼関係を築くことはとても大切

ビジネスでもプライベートでも、信頼関係を築くことでコミュニケーションがより円滑になります。

こうして良い関係を保つことには、「相談しやすい」「言いたいことが言える」などのメリットがたくさんあるでしょう。

もし信頼関係を築きたい相手がいるなら、この記事を参考に、焦らずじっくり関係を構築していってくださいね。

(#にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

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