お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

実家暮らしで家にお金を入れていない人は約3割! 平均金額を調査

#マネーニュース

マイナビウーマン編集部

保険相談サービスを提供する保険マンモス株式会社が、実家暮らし中の男女500人へアンケート調査を実施。毎月いくら家にお金を入れているか、なぜ実家暮らしなのか、実家を出る予定はあるかなどを聞きました。

社会人になって一人暮らしを始める人もいれば、実家暮らしをしている人もいるでしょう。実家暮らしをしている人は家にお金を入れているのでしょうか?

そこで、お金を入れている人の割合や、入れている人はいくらくらい入れているのか調査。家に入れるとしたらいくらが妥当なのかについても考えていきます。

実家にお金を入れていない人は約3割!

まず、実家暮らしの人に家にお金を入れているかどうかを聞いたところ、「お金を入れていない」と答えた人は全体の26%でした。

気になる平均金額は4万円。年代別の金額を見てみると、年齢が上がるほど平均額も高くなりますが、50歳を超えるとやや下がる傾向がありました。

実家暮らしをしているのはお金の問題が大きい

次に、実家暮らしをしている理由を聞きました。

結果を見ると、やはりお金の問題が一番大きいようです。「お金に余裕がない」「貯金をしたい」を合わせると、全体の4割を占めています。

今後、家を出る予定は?

最後に今後家を出る予定や意思があるかを聞いたところ、およそ7割の人が家を出たいと思っているという結果に。今はお金がなくても、お金を貯めていずれは出たいと思っている人の方が多いということでしょう。

総務省の統計によると、「親と同居している35〜44歳」の人の数は、1980年には39万人でしたが、1990年には112万人と3倍近くになり、2016年には288万人と、300万人に迫る勢いとなっています。

長引く不況のせいで平均給与は上がらないどころか下がり続けています。国税庁の調査によると、1994年には465.3万円だった平均給与はリーマンショックの翌年2009年には421.1万円まで下がります。その後ほんの少し持ち直しましたが2018年でもまだ433.3万円で、30年前の水準にも満たない状況です。

これは、全体の平均値ですので、社会人になって間もない20代や経験の少ない30代であれば給与はもっと低いでしょう。住んでいる場所にもよりますが、一人暮らしをしていくには余裕のある給与だとはいえません。

家に入れるお金はいくらが妥当?

同じく総務省の統計「家計調査2020年」によると、一人暮らしにかかる1ヶ月のお金は平均でおよそ15万円です。内訳の中で大きなものは、食費(38,257円)・水道光熱費(11,686円)・住居費(20,948円)で、合計70,891円。

このうち、住居費というのは家賃のことですが、家賃の安い地域や持ち家に住んでいる人も含んでいるため、このような金額となっています。都市部で生活する場合、一人暮らしでも5万円〜7万円程度の家賃が必要となることを考えると、その分一人暮らしの費用は多くなるでしょう。

家賃のプラス分を考えると、12万円〜14万円くらいは家に入れても良いのではないでしょうか。

調査概要

「実家暮らしの方へのアンケート」
調査対象:現在、実家暮らしの方
調査人数:500人(女性309人、男性191人)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年3月14日~3月15日

(マイナビウーマン編集部)

SHARE