腕フェチの人の心理とは? 腕フェチに好まれる腕の特徴も
特定の要素に対して魅力を感じる「フェチ」。十人いれば十通りのフェチがあるもの。今回は、腕フェチの心理や特徴を深掘りしていきます。
フェチにはさまざまな種類があり、腕の動きや筋肉に惹かれる「腕フェチ」もその1つです。
特に男性の腕に魅力を感じる女性は多いですが、腕フェチにはどのような心理が関係しているのでしょうか?
今回は、腕フェチの人の心理や腕フェチの人が好きな腕の特徴などを紹介します。
腕に惹かれるのはなぜ? 腕フェチの人の心理
腕フェチの人が腕に惹かれるのは、「守ってほしい」という心理の表れといえるでしょう。
女性の場合、血管が浮き出た腕や筋肉がついて引き締まった男性の腕に魅力を感じる人も少なくないのではないでしょうか。
「守られたい」という願望は女性によくある心理で、特に男らしい腕を見ると「あの腕にぎゅっと守ってもらいたい」という気持ちが高まる傾向に。
細い腕に惹かれる腕フェチの人もいますが、この場合は母性本能をくすぐられていると考えられます。
なお、腕フェチになるのは女性だけではありません。男性も女性の腕に惹かれることがあるようです。
特に魅力を感じやすい部位は二の腕。触り心地が良く、柔らかな感触が男性に好まれる理由でしょう。
【部位編】腕フェチの人に好まれる腕の特徴
腕フェチの人が魅力を感じる腕には、部位ごとに特徴があります。
(1)立派な力こぶがある上腕二頭筋
腕フェチの人は、立派な力こぶがある上腕二頭筋に惹かれやすいです。
上腕二頭筋は、二の腕の力こぶができる部分のこと。特にポピュラーな筋肉で、筋トレをした時に分かりやすく効果が表れる部位でもあります。
腕フェチの女性は、よく鍛えられた上腕二頭筋を見ると魅力を感じやすいでしょう。
(2)チラリズムが魅力的な上腕三頭筋
ちらっと見える上腕三頭筋も、腕フェチの人に人気の部位です。
上腕三頭筋は、力こぶの反対側にある筋肉のこと。上腕二頭筋よりも太く、腕を鍛える際には上腕三頭筋のトレーニングをするのが効果的とされます。
二の腕の内側に位置するため、通常はあまり目にする機会がありません。不意にちらっと見えるチラリズムによって特別感をくすぐられることが、上腕三頭筋に魅力を感じる人が多い理由でしょう。
(3)物を持つ時に現れる三角筋
腕フェチの人の中には、物を持つ時などに現れる三角筋が好きな人も多いです。
三角筋は肩から二の腕に向かって伸びる筋肉のこと。三角筋が鍛えられていると肩幅が広がって体を大きく見えることから、男らしい印象を与えやすいです。
物を持つ時などに目立つ筋肉なので、腕フェチの人は、男性に物を持ってもらう場面で三角筋に見惚れていることもあるかもしれません。
(4)血管が浮き出る前腕屈筋群
血管が見えやすい前腕屈筋群も腕フェチの人からの支持率が高いです。
前腕屈筋群は、腕の内側にある手首から肘までの筋肉で、指や手首を曲げる動作をする際に使います。
前腕屈筋群の特徴は、なんといっても血管の分かりやすさ。日焼けしやすい腕の外側に対して内側は色が薄いことが多く、浮き出た血管が見えやすいでしょう。
腕の外側と内側の色のコントラストや、くっきりと血管が浮き出ている様子に魅力を感じる人は多いです。
(5)日常生活の中で目にしやすい前腕伸筋群
前腕伸筋群も腕フェチの人に好まれる部位の1つです。
前腕伸筋群は、腕の外側にある手首から肘までの筋肉のこと。前腕屈筋群と反対の動作を行う筋肉で、指や手首を伸ばす際に使います。
前腕伸筋群は、腕まくりをした時や重い物を持ち上げた時など、日常生活の中で目にすることが多いです。上腕二頭筋のようにたくましさを感じさせる部位ではありませんが、普段行う動作の中で筋肉が細かく動く様子が人気の理由です。
また、一本線のように見える筋肉の筋に魅力を感じる人も少なくありません。
【シーン編】腕フェチの人に好まれる腕の特徴
腕フェチの人は、何かの動作をする時に現れる筋肉の動きに惹かれることもあります。シーン別に見ていきましょう。
(1)腕まくりをした時
腕フェチの人がつい腕に見惚れてしまうのは、腕まくりをする場面です。
腕フェチの人にとって、普段は隠れている筋肉が腕まくりによって露になると、思わず目が釘づけになるほど魅力的に映るのではないでしょうか。
(2)細かい作業をしている時
ピアノを弾く時や工作をしている時など、細かい作業中の筋肉の動きも腕フェチの人に人気です。
細かい作業をする時は、筋肉に緊張が走っていたり、筋肉の動きがしなやかになったりするもの。力任せに筋肉を動かすわけではないため、力仕事をする時のたくましい動きとは異なる魅力があります。
特に男性がピアノを弾く時に見られる、手首や指の動きと連動した筋肉の動きを好む人は多いです。
(3)料理をしている時
料理をしている時の筋肉も、腕フェチの人に好まれやすいです。
「フライパンをあおる」「包丁を使って食材を切る」など、料理中は腕の筋肉を使う場面が多いでしょう。
あまり力を入れていないように見えても筋肉が使われており、その姿に魅力を感じる人も多いです。
(4)力仕事をしている時
腕フェチの人の多くは、力仕事をしている時の腕に魅力を感じやすいです。
筋肉の中には、「重い物を持ち上げる・引っ張る」などの動作をする時でないと見られない部位もあります。
力仕事をしている時にたくましい筋肉が現れると、腕フェチの人は「守られたい欲」を刺激される傾向にあるようです。
腕フェチの人は守られたい願望が強めかも
腕フェチは男女どちらにも当てはまりますが、どちらかというと女性に多いフェチです。
これには「守られたい」という心理が関係しており、鍛えられているたくましい腕を見た時に男性的な魅力を感じやすいことが理由と考えられます。
異性の腕を観察し、自身が腕フェチかどうかチェックしてみてはいかがでしょうか。
(山本茉莉)
※画像はイメージです
フェチとは何かや、他のフェチの種類と心理を専門家が解説します。