男友達に「好き」と言えない。理由とつらい時の対処法

仲の良い男友達を好きになった時。なかなか「好き」と言えなくて悩んでしまいますよね。

思いを伝えたら友情が壊れてしまうんじゃないか、断られて気まずくなるんじゃないか……と考えた結果、気持ちにふたをしてしまう人もいるかもしれません。

今回は、男友達に「好き」と言えない理由と対処法を解説。自分の思いに向き合って、つらい気持ちを解消しましょう。

男友達に「好き」と言えない理由

男友達を好きになった時、思いを伝えるのにはかなりの勇気が必要ですよね。

普段は何でも言い合える関係の男友達でも、なぜ「好き」の一言が言えないのでしょうか。

（1）今の関係が壊れるのが怖いから

相手に「好き」と言えば、振られるかもしれないし、うまくいくかもしれません。どちらに転んだとしても、思いを伝えることで今の関係性が変化するでしょう。

恋人同士になるようなポジティブな変化ならうれしいですが、関係がギクシャクしたり気まずくなったりするのは嫌ですよね。

そんなふうに関係性が変わってしまうことを恐れて、「好き」と言えない人は多いです。

（2）恥ずかしく感じてしまうから

単純に「好き」だと言うのが恥ずかしいパターンもあります。自分から告白をしたことがない、友達同士だからこそ照れくさいといった理由が挙げられるでしょう。

好きな気持ちを言葉にするのは勇気が必要ですよね。恥ずかしさを乗り越えてでも「好き」と伝えたいかどうか、考えてみる必要があります。

（3）自信が持てないから

「自分は彼と釣り合わない」とネガティブ思考になっているケースもあります。友達としてならまだしも、恋愛関係になるなんて無理！　と感じてしまうのかもしれません。

告白する前から諦めモードに入っているため、好きな気持ちを言えずにいます。

相手の思いを確認せずに、自らダメだと決めつけるのはもったいないもの。友達関係なのであれば、彼はあなたに悪い感情は抱いていないはず。自信を持つことが大切です。

（4）相手から言ってもらうのを待っているから

友達以上恋人未満のような雰囲気の場合、相手からの「好き」という言葉を待っているパターンも。

女性から思いを伝えてガツガツしていると思われたくないという心理があるのかもしれません。しかし、男性側もあなたの気持ちが分からずに思いを伝えるのをためらっている可能性も。

その場合、たとえ両思いであってもなかなか進展しないことがあります。恋愛に発展させたいのであれば、「男性だから」「女性だから」という固定概念は捨てましょう。

（5）告白の仕方が分からないから

好きだと伝えたいけれど、「どう伝えれば良いのか分からない」と頭の中が整理できていない場合もあります。

「好き」と一言伝えれば良いものの、「場所やシチュエーションは？」など考えすぎてしまうのかもしれません。

この場合は、頭の中で考えるよりも心に従って行動する方がうまくいくでしょう。

男友達を好きになった時の対処法

これまで友達として付き合ってきた男友達に恋愛感情を抱くと、「どうやって友達関係を続けたら良いの？」と悩む人もいるでしょう。

一度好きになってしまうと、今までのように接するのが難しくなりますよね。男友達を好きになった時、どんなふうに気持ちと向き合ったら良いのでしょうか。

（1）「好き」な気持ちを受け入れる

まずは、男友達のことが「好き」だと素直に受け入れることから始めましょう。「友情が壊れてしまうかもしれない」と、自分の気持ちをなかったことにする必要はありません。

男友達を好きになるのは何も悪いことではないはずです。まずは「好き」という気持ちを認めた上で、これからどうしていきたいかを考えてみましょう。

（2）焦らず慎重になる

男友達を好きだと自覚したら、焦らず慎重に行動することを心掛けましょう。

具体的には、いきなり好き避けをしたり猛アプローチしたりするのは避けることです。感情任せになって暴走するのではなく、思いをどう伝えるべきかの作戦を立てましょう。

（3）自信を持つ

片思いの時はどうしても「自分なんか……」と思ってしまいがち。他人と比較したり、苦しい恋から逃げるために諦めたくなったりすることもあるでしょう。

しかし、それではせっかくの恋のチャンスを失ってしまいます。自信があれば、恋に対しても積極的になれるでしょう。

男友達に効果的なアプローチ方法

好きになった男友達と恋愛関係になることを望むのであれば、まずは友達から脱却する必要があります。

そこで、男友達に恋愛対象として意識してもらえるような言動をしてみましょう。効果的なアプローチ方法は以下の通り。

（1）自分の魅力をアピールする

自分磨きをして外見や内面を磨くことで、男友達があなたを見る目が変わるかもしれません。

例えば、手っ取り早く変えられるのが外見です。メイクや髪型、ファッションなどのイメチェンを試みてはいかがでしょうか？　香水やネイルなど、ちょっとした変化をつけて今までのあなたとは違う一面を見せるのも効果的でしょう。

（2）好意をアピールする

直接「好き」と言うのが難しいなら、少しずつ好意をアピールするのが効果的です。好意を見せることで相手をドキドキさせ、恋愛対象として意識される可能性があります。

例えば、男友達を褒めたり認めたりする発言をしてみましょう。 他の人には言わないようなことで褒めると、特別感が出るのでおすすめです。

（3）ギャップを見せる

男友達の前では、いつもとは違う一面を見せてアプローチをしてみましょう。

例えばあなたが、その男友達の前では男勝りに振る舞うことが多いなら、女性らしい部分をアピールするのが良いでしょう。重い荷物があれば「持てないからお願いしても良いかな？」と、上手に頼むのもOK。

他にも、悩み事を相談したり普段は打ち明けないようなことを話してみたりするのも効果的です。相談を受けた側も「自分だけに話してくれた」と、うれしい気持ちになるはずです。

（4）少しずつ距離を縮めていく

男友達との距離感を縮めるのも効果的なアプローチ方法です。一緒にいる時間が長ければ長いほど、親密な関係に発展しやすくなります。

これまでは友達同士としてつかず離れずの距離感だったなら、会う回数を増やしたり、歩く時の距離を近づけたりなど、物理的・心理的な距離を少しずつ縮めていきましょう。

（5）共通の友達に協力してもらう

共通の友達にサポートしてもらうのも良いでしょう。相手の恋愛事情を探ってもらったり、あなたに対する気持ちを聞いてもらったりするのも手です。

また、複数人で遊んだ場合でも、2人きりになれるチャンスをつくりましょう。周りに協力してもらうのも、距離を縮める1つの方法です。

（6）思い切って告白する

最後は自分の気持ちをストレートに言う勇気も大切です。

思いをはっきりと伝えれば、その分明確な答えが返ってくるというメリットがあります。

「好き」という気持ちを抱えてモヤモヤすることの方がつらいなら、思い切って告白するのも手ですよ！　どうしても関係を発展させたい場合には、勇気を出すのも大事なことです。

「好き」という気持ちを大切にしよう

男友達を好きになった時、まずは焦らずに「好き」という気持ちに従いましょう。友情から始まる恋愛はたくさんあります。

友達関係が壊れるのを恐れるあまり、何もアプローチしないまま諦めるのはもったいないです。一度アプローチを仕掛けて、異性として意識してもらいましょう。

どんな恋愛でも行動力がカギとなります。ポジティブ思考で、男友達との恋愛を楽しんでくださいね。

（なかむらみほ）

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