コロナ禍で消費行動に変化が。「働く女性の2021年行動白書」
インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社は、働く女性の消費をテーマに2021年4回の調査を実施してきました。その結果をもとにコロナ禍で女性たちがどのように自分自身と向き合い、行動してきたのかがまとめられた「働く女性の2021年行動白書」がついに発表。
調査結果を、世の中の女性の関心事でもある「メンタル」「お金」「ファッション」の話題と絡め、3つの章段に分けて女性たちがどのような消費行動をしてきたのかがまとめられています。付録として、3月の新生活が始まるタイミングで一人暮らしをしている20~30代の女性を対象に調査をした内容をもとに、「新生活」における消費行動についてもチェックできます。
今回はそんな「働く女性の2021年行動白書」から、特徴的な事柄をピックアップして紹介します。
第1章「消費とメンタル」8割以上の女性がストレスを感じていた
さまざまな制限が余儀なくされるコロナ禍。2021年上半期、コロナ禍でストレスを感じたか調査したところ、8割以上の女性がストレスを感じていることが分かりました。
一方、上半期の充実度を調査した結果50.6%の人が「充実していた」と回答。具体的に何が充実していたか聞いたところ、最も多くの回答が集まったのは「趣味」(30.0%)でした。次いで、「仕事」(19.8%)、「育児」(12.3%)という回答が続きました。テレワークの導入で働き方が変化したり、おうち時間が長くなったりしたことで、ワークライフバランスを見直しプライベートの趣味を充実させている人も多いようです。
第2章「消費と家計」貯蓄が増加した女性は3割! 節約する女性も多数
2021年、およそ3人に1人の収入に変化があったことが判明。約5人に1人が収入が減ったことが分かりました。
一方、貯蓄が増えた女性も3割いることが判明。さらに、8割の女性が節約していることも分かりました。ワークスタイルなどの変化により、自分自身と向き合ったり、向上心をより持つようになったりする女性が多くなっていると考えられます。
第3章「消費とファッション」約7割が秋冬用の洋服を毎年購入
秋冬用の洋服の購入事情について調査。毎年秋冬用に洋服を新しく買うか聞いたところ、約7割の人が「買う」と回答しました。
コロナ禍で外出する機会が減り、洋服を買う機会も少なくなっていると予想されますが、今年新しく秋冬用の服を買いたい人は約8割いることが分かりました。
また、ファッションにおいて韓国トレンドを意識したことがある人は3人に1人という割合に。ファッションに意欲的な女性が多いことが分かりましたが、「価格」を重視する声も多く寄せられました。
調査概要
働く女性の2021年上半期振り返り調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の、20代~30代の会社員女性500名
調査実施日:2021年5月6日~10日
コロナ禍2年目の働く女性の実態調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の、20代~30代の会社員女性500名
調査実施日:2021年10月7日~ 11日
働く女性の秋冬ファッションに関する調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の、20代~30代の会社員女性500名
調査実施日:2021年8月2日~6日
新生活に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の、20代~30代の会社員女性500名
調査実施日:2021年2月8日~12日
(マイナビウーマン編集部)