お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

恋愛依存症の男性の特徴って? 原因や対処法を解説

高見綾(心理カウンセラー)

「束縛が激しい」「なんか重い……」といったことから、彼氏や身近な男性が「恋愛依存症かも?」と感じている人もいるのではないでしょうか。今回は心理カウンセラーの高見綾さんに、恋愛依存症の男性の特徴や克服法を解説してもらいます。

女性の方が恋愛依存になりやすい、というイメージを抱いている人もいるかもしれませんが、もちろん男性であっても恋愛依存症になることがあります。そこで今回は、恋愛依存症の男性の特徴を詳しく解説します。

また、克服するための方法や、恋愛依存症の男性との上手な付き合い方についても併せて紹介します。

恋愛依存症で大変な思いをしないためにも、原因や対策について詳しく知っていきましょう。

そもそも「恋愛依存症」って何?

恋愛依存症とは、恋愛における依存的なパターンを指す言葉で、過去に何らかの原因で傷ついた心を、恋愛で埋めようとすることです。

過度に尽くしたり束縛をしたりといった歪んだ形になることが多く、「見捨てられるのではないか」という強い不安を伴います。

恋愛体質の人は、恋愛を純粋に楽しみ、恋愛が自分を向上させる原動力になるなど、ポジティブな影響があります。

一方で恋愛依存症の人は、「いつも相手のことばかり考えて仕事が手につかない」「感情に大きく振り回されてしまう」など、ネガティブな影響がある点が大きく異なります。

恋愛依存症の人は愛されたい願望が強い一方で、「見捨てられ不安」を強く持っています。

この「見捨てられ不安」とは、「1人になることを恐れ、相手が離れていくことに強い不安を感じる」ことです。

パートナーに愛されるためなら何でもやろうとする反面、相手が思う通りに動いてくれないと、感情的になって支配したりしようとすることも。

また、自分を知られてしまうと捨てられるのではないかと不安になるため、突然相手を突き放してしまうこともあります。

恋愛の高揚感は一時的なものにすぎず、すぐに不安や恐れがつきまといます。非常に苦しい恋愛になってしまうのが恋愛依存症のデメリットです。

恋愛依存症の男性、6つの特徴

恋愛依存症の男性には、以下のような特徴があります。

(1)連絡頻度が高い

恋愛依存症の男性は、LINEやメール、電話を使った連絡の頻度が高いです。

常に「相手とつながっていたい」「相手の行動を把握しておきたい」と思っており、1日に何十回もの連絡をするケースもあります。

女性から返信がすぐに来ないと不安になり、「なんで返信してくれないの」と怒り出すことも。

(2)相手を支配しようとする

恋愛に依存していると、上から目線で女性に「お前みたいな人と付き合ってやるのは俺くらいだ」などと言って、女性の自信を失わせるようなことを言うことも。

また、「今すぐに会いに来てくれないってことは、俺のことを好きじゃないんだな」と罪悪感を刺激して女性をコントロールしようとしたりする場合もあります。

そうやって支配することで、女性が自分から離れていかないように仕向けるのです。

(3)彼女の幸せを快く思わない

恋愛に依存している男性は、彼女が自分から離れていくのではないかという不安が常にあります。

そのため、彼女が友達と遊んで楽しそうにしていたり、習い事を始めるなどしてイキイキしたりすることを歓迎しません。

むしろ、「習い事はダメ」「友達と遊ぶのは禁止」などと、彼女の行動を制限しようとすることも。

(4)逃げ癖がある

恋愛依存症の男性は子どもっぽいところがあり、責任を取ることや相手と向き合うことが苦手です。

込み入った話になると、嫌がって逃げようとしたり、本心をはぐらかしたりします。

また、傷つくのを恐れているあまりに、良い感じの関係になったのに突然相手を避けて距離を取ろうとすることもあります。

(5)感情に振り回されがち

恋愛依存に陥っている男性は常に不安と疑いがあるので、彼女のことを信用することができません。

自分の思い通りにならないと、感情的になって彼女をひどく傷つける言葉を発してしまうことも。

精神的な浮き沈みが激しく、落ち込んでいたかと思えば急に怒り出したりすることもあるようです。

(6)問題のある相手を求めがち

恋愛依存症の男性は、献身的に問題のある相手の世話をすることで、「役に立っている自分」「相手から必要とされている自分」を感じたいと思っています。

相手の問題が完全に解決してしまうと自分の存在意義が感じられなくなってしまうため、本当の意味で問題が解決することは望んでいないのが特徴です。

男性が恋愛依存症に陥ってしまう原因

男性が恋愛依存症に陥ってしまう原因として、以下の3つが考えられます。

(1)愛されたい気持ちが強い

親からの愛情不足などにより、愛情に飢えてきた経緯があると、今までもらえなかった愛情をパートナーから貰おうとします。

必要とされ、愛されることでしか自分は満たされないと思うため、恋愛に過度に依存してしまうようになるのです。

(2)男女の関係に歪んだ刷り込みがある

親からいつも「お前が悪い」と責められていたり、子どもを支配する親であったりすると、愛情とは支配関係なのだという間違った思い込みが生まれる場合もあります。

そういった刷り込みから、親にされたことをパートナーにしてしまうことがあります。

(3)傷つきたくない気持ちが強い

過去に、裏切られるなどのトラウマになるような強烈な出来事があると、「もう二度と傷つきたくない」という気持ちが強くなります

すると、良い感じになった相手を急に突き放すなど、親しくなることを過度に避けるような言動をすることがあります。

参考記事はこちら▼

「彼女依存度」を診断でチェックしてみましょう。

恋愛依存症の克服法3つ

恋愛依存症を克服するための方法を3つ紹介します。やりやすいものから取り入れてみてください。

(1)気持ちを紙に書き出す

日常であったことについて、「こんな出来事があって、こんなふうに対処した。その時こんなふうに感じた」ということを、細かく書き出します。

すると、自分の考え方や行動のパターンが見えてきます。

まずは自分がどういう状態にあるのかを客観的に知ることが大切です。

(2)多くの人に頼る

恋愛依存症の人は、「恋愛以外のものには頼れない」と強く思っている傾向があります。

そのため、頼れる人をたくさん増やすことで、状況が変わることも少なくありません。

自分だけで解決しようとせずに、日常のちょっとしたことでも「周りを頼ってみよう」と思うことから始めてみましょう。

(3)健全な関係を理解する

恋愛依存症を克服するためには、相手の感情や価値観を理解し尊重する力が求められます。

健全な関係とはどんなものかを知る必要もあるでしょう。

健全な関係を知るには、本を読んだり、誰かに相談したりといった方法があります。

恋愛依存症の男性との接し方

身近に恋愛依存症の男性がいる場合は、以下の3点を意識して接するようにすると良いでしょう。

(1)甘やかさない

彼のわがままを受け入れてしまうと、要求がどんどんエスカレートしていきます。

なるべく初期の頃に、「これは無理」という一線はちゃんと引いておきましょう

(2)彼を不安にさせない

愛情表現を積極的にして、彼を不安にさせないようにしてみましょう。

彼が不安に感じそうなことは前もって連絡しておくと、彼も安心してくれるようになります。

ただし、自分の負担にならない程度にして、「甘やかす」と「愛情を伝える」の区別はするようにしましょう。

(3)時間をかけて仲良くなる

親しくなることを過度に避けるタイプの男性の場合は、距離を縮める時はゆっくり時間をかけましょう。

怖がらせないように、少しずつ慣れてもらうことがポイントです。

少しずつ恋愛依存症から抜け出していこう

「相手が好きだから」というよりも、過去に傷ついた心を恋愛で埋めようとするのが恋愛依存症です。

感情に振り回された苦しい恋愛になることが多いので、傷ついた心を癒やし、健全な関係を築けるよう恋愛依存症から抜け出すことができたら良いですね。

また女性が恋愛依存症の男性に接する時は、自分が苦しくならないように一線を引くよう気をつけましょう。

(高見綾)

※画像はイメージです

SHARE