「ktkr」とは？　意味や元ネタ・使い方を解説

「ktkr」とは、ネット上でよく使われているスラングの1つです。見かけたことはあっても、意味が分からないという人が多いのではないでしょうか。

本記事では、「ktkr」の意味や使い方について解説していきます。例文も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

「ktkr」とは

「ktkr」は一見、英単語のように見えますが、実は日本語の略語から生まれたネットスラングです。まずは、言葉の意味と語源を見ていきましょう。

「ktkr」の意味

「ktkr」は、「キタコレ」と読み、感情が高ぶって興奮状態にあることを意味します。

物事が期待通りに実現した時や、自分の好きなブランドの新作が販売される時など、感情が高ぶる場面で使われる言葉です。

「ktkr」の元ネタ

そもそも「キタコレ」は、俳優の織田裕二さんが出演したCMにおけるセリフが元ネタであると考えられています。

ある目薬のCMにおいて、「キターーーー！」と叫ぶシーンがあります。そのシーンから、興奮状態にあることや待ちわびていたものが訪れた時の喜びを表現する言葉として「キタコレ」が生まれたのではといわれています。

「キタコレ」をキーボードで打つと「kitakore」になり、これをさらに短縮して生まれたのが「ktkr」というネットスラング。

ローマ字打ちすると8文字のところ、「ktkr」なら4文字のみの入力になるので、チャットなどスピード感あるやりとりで多く使われるようになったのです。

「ktkr」の使い方

意味を把握したところで、例文を交えながら使い方を見ていきましょう。実際に使える例文を紹介していくので、使えそうな場面を想定してみてください。

例文1

待ちわびていた情報が解禁されたり、期待していたことが現実になったら、気分が高揚しますよね。そんな興奮を「ktkr」を使って表現します。

例文2

「ktkr」は、自分の好きなものに対して使うだけでなく、自分の身の回りに起こるラッキーなことに関しても使える言葉です。

例えば、仕事を早く終わった時や好きな人から連絡が来た時など、日常生活の中で気分が高まったシーンで使ってみましょう。

「ktkr」を表す顔文字

「ktkr」をそのまま使っても良いですが、より興奮や喜びを表現したいなら、顔文字と一緒に使ってみるのもおすすめです。

「ktkr」を表す顔文字には、以下のようなものがあります。

このようにさまざまな顔文字があるので、気分に合わせて使い分けてみてください。

「ktkr」を使う時の注意点

「ktkr」は基本的にネット上で使われるスラングなので、詳しくない人からすると意味が伝わらないかもしれません。

LINEやメールなど特定の人とやりとりする時は、相手がネットスラングに詳しいか否かを考えてから送った方が良いでしょう。

古い印象を与えてしまう可能性もある

「ktkr」は、2011年のギャル流行語大賞で10位に入った言葉です。ネットスラングとしてこの言葉が流行したのは約10年前。そのため、人によっては古臭い印象を感じることもあるでしょう。

もし、今風に「ktkr」を使いたいのであれば、顔文字を交えて分かりやすく使った方が良いかもしれませんね。

「ktkr」を使ってうれしい状況を表現しよう

「ktkr」は英語ではなく、ローマ字打ちの「キタコレ」の頭文字を取った略語です。興奮する出来事やうれしいことがあった時に、その気持ちを表現するために作られた言葉で、顔文字も多数存在しています。

ただ、10年以上前に流行ったネットスラングなので、伝わらなかったり古臭い印象を与えてしまったりするかもしれません。相手や場面によってどう使うか判断した方が良いでしょう。

（たむたむ）

※画像はイメージです