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「意識高い系」とは? 本当に意識が高い人との違い&特徴を紹介

上色ゆるり

大学生や社会人になるとよく耳にする「意識高い系」という言葉。実力が伴っていない、もしくは大して努力もしていないのに、周りに「自分は頑張って努力をしている」と自慢する人のことを指して使われる言葉です。今回は、「意識高い系」と呼ばれる人の特徴を紹介。対処法などもチェックし、好印象を与える人を目指しましょう。

「あの人ってなんか意識高い系だよね」「意識高い系ってうざくない?」このような会話を耳にしたことはありませんか?

その度に、自分も「意識高い系」と言われていたらどうしよう、と不安になる人も少なくないでしょう。

そこで今回は、「意識高い系」とは具体的にどういう人のことを指すのか解説します。また、「意識高い系」と「意識が高い人」との違いなども紹介します。

そもそも「意識高い系」の意味とは?

「意識高い系」とは、実力が伴っていない、もしくは大して努力もしていないのに、「自分は頑張って努力をしている」と周りに自慢する人のこと。他人をネガティブな意味で呼ぶ場合に使われる言葉です。

「意識高い系ラーメン」「意識高い系のおやつ」といった、物を対象として使う場合もあります。

しかし、「意識高い系女子」「意識高い系男子」というように、人を対象として使う方が一般的です。

言葉の由来

「意識高い系」という言葉は、SNSを中心とするインターネットから広まった、いわゆるネットスラングの1つです。

元々は、「意識が高い」という言葉で、夢や目標に向けて努力する人のことを指す、ポジティブな意味で使われていました。

しかし、就職活動の一環として、SNSで自己アピールする学生が増えたことを理由に、徐々に「努力を自慢する人」という、ネガティブな意味で使われるようになったといわれています。

「意識高い系」ではなく本当に「意識が高い人」とは?

「意識高い系」と字面が似ている、「意識が高い人」という言葉があります。「意識高い系」とは違って、ポジティブな意味の言葉です。

本当に「意識が高い人」の特徴として、夢や目標を持っている、幅広い知識を持っている、目の前のことに一生懸命取り組む、などが挙げられます。

「意識高い系」との違いは?

「意識高い系」の人との違いは、周りに努力をアピールしないことです。他人を見下したり、知識をひけらかしたりもしません。

また、学ぶだけで満足するのではなく、実際に結果につなげるため行動に起こす人が、本当の意味の「意識が高い人」です。

意識高い系女男の行動特徴・傾向

「意識高い系」の人とは、具体的にどのような人のことを指すのでしょうか。

ここからは、「意識高い系女子」「意識高い系男子」と呼ばれる人に多く見られる代表的な特徴を3つ紹介していきます。

自分の努力をアピールする

「意識高い系」と呼ばれる人は、自分の努力を過剰にアピールする傾向があります。

周りに「うらやましい」「すごい」「努力家だ」と言ってもらえそうな投稿を、SNSにたくさんアップするような行動を指します。

具体的には、「セミナーに行ってきた」「資格のために勉強している」「話題の高級レストランに行った」といった行動をSNSでアピールすること、などが例として挙げられます。

自分を磨くために行動を起こしているだけであれば問題ないのですが、その行動を周りにアピールしすぎることにより、「意識高い系」と白い目で見られてしまうのです。

上から目線で人を見下す

周りの人に対し、上から目線で話す行動も「意識高い系」と呼ばれてしまう原因の1つ。

具体的には、「話しても分からないよね」「言ったところで分からないか」などのような言い方が例として挙げられます。このような上から目線の話し方をしていると、周りから「鼻につく」「意識高い系でうざい」と思われてしまうでしょう。

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カタカナ語を必要以上に使う

必要以上にカタカナ語を使う話し方は、周りから「自分は知識がある」「博識である」とアピールしているように見られてしまいます。このような行動も、「意識高い系」と呼ばれてしまう要因です。

特に、ビジネスシーンで多く見られる光景です。

再度スケジュールを組み直すことを「リスケ」と言う、提案することを「サジェストする」と言うなど、日本語でも通じるのにあえてカタカナ語を使う発言は、周りに自慢しているような印象を与えてしまいます。

「意識高い系」と言われないための対策

ほとんどの場合、「意識高い系」は悪口として使われる言葉です。

そのように呼ばれないためには、以下のような行動を意識すると良いでしょう。

・周りに自慢しすぎない

・相手を尊重する

・カタカナ語を乱用しない

・周囲の人に褒められることを求めない

「周りに褒められたい」という気持ちが強くなると、アピールしたい欲が強くなってしまいます。

周囲の人に認められることを目標とするのではなく、自分自身を純粋に褒めることで、このような行動を回避できるでしょう。

目指すなら「意識が高い人」を

「意識高い系」の人は、周りに苦手意識を与えてしまいがち。一緒にいたい、仲良くなりたいと思ってもらえる可能性は低いでしょう。

一方、「意識が高い人」は輝いて見え、周りに好印象を与えます。本人が意識せずとも自然と人が集まり、素敵な仲間に恵まれる傾向にあります。

良い人間関係を結ぶためにも、謙虚な姿勢で自分を磨き、本当の意味での「意識が高い人」を目指しましょう。

(上色ゆるり)

※画像はイメージです

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