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【夢占い】悲しい夢の意味は? 15のシチュエーション別暗示

シシィ

悲しい夢を見た後、起きたら涙を流していた。そんな経験はありませんか? なぜ、このような感情になる夢を見るのでしょうか? 占いを得意とするライターのシシィさんが、夢が告げる暗示を詳しく解説します。

あなたは、悲しい夢を見て飛び起きたことはありませんか? 後味が悪く、起きた後しばらく放心してしまう人もいるでしょう。また、起きてから泣いていた経験がある人もいるかもしれません。

悲しい夢を見ると悪い予兆ではないかと不安になりますが、実は悲しい夢が持つ意味は悪いものだけではありません。今回は、そんな悲しい夢がもつ15の意味について解説します。

「悲しい夢」が示す基本的な意味

悲しい夢には、必ずしも悪い意味があるわけではありません。さまざまな心理的要因が、夢になって現れた結果です。

「悲しい夢」を見る要因

悲しい夢を見る要因としては、主に次の4つが考えられます。

・現実に起きた悲しい出来事や過去のトラウマが夢に現れる。

・将来への不安が夢に投影される。

・誰かに感情移入した結果悲しくなっている。

・何かの暗示や予知で悲しい夢を見る。

悲しい出来事があった時には、心に大きな傷ができるものです。本人が無意識でも、心の奥底には深い悲しみが残っており、時折「悲しい夢」という形で姿を見せることがあります。

同様に将来への不安がある時も、悲しい夢を見ることがあります。この場合も心の奥底にある不安の感情が、悲しい夢として表れているパターンです。不安が原因の場合は、ネガティブな現状を表すパターンだけでなく、あまりにも幸せすぎてそれを失った時のことを想像して心配になっているパターンもあります。

また身の回りの人間はもちろん、物語の主人公などに共感した結果、悲しい夢を見ることがあります。寝る直前に読んでいた本や見ていた映画の世界が夢に現れることは、経験がある人も多いのではないでしょうか。

さまざまな体験や感情から作られた無意識の世界は、時に第六感を刺激し、悲しい夢となって現れることもあります。いわゆる「予知夢」です。中には、虫の知らせのような悲しい夢を経験し、良くないことが現実に起きたという人もいるかもしれません。

悲しい夢が暗示することの例

深層心理は、悲しい夢の形を借りて私たちに何かを伝えようとしている時があります。悲しい夢が暗示することには、主に次のようなものがあります。

・トラブルへの警告
・問題解決へのアドバイス
・心の成長
・感情の解放
・心の浄化

悲しい夢の中には、近い将来に起こりそうなトラブルへの警告や、現状起こっている問題を解決するためのヒントが隠されていることがあります。

また、心が発するSOSを受け取って、つらい感情を解放して気持ちをリセットしたり、心を浄化したりすることもあるでしょう。

死に関する「悲しい夢」の意味

ここからは、悲しい夢を見た時にどのような暗示が含まれるのか、ケース別に詳しく紹介していきます。

誰かの死で悲しむ夢は、死んだ人物によって以下のように意味合いが変わってきます。

(1)親しい人物が死んで悲しい夢は「その人を失うことを恐れている」

親しい人間が死ぬ夢の根底には、その人を失うことへの恐怖心があります。相手を大事に思っているからこそ、失うことが怖くて悲しい夢となって表れるのです。

また、大切な人を失うことを一度夢で経験しておくことによって、恐怖心への耐性をつけているという考え方もできます。

いずれにせよ、親しい人が死ぬ夢は、自身が抱く愛情や友情などが表出したもの。基本的には吉夢ですので心配いりません。

(2)有名人や芸能人が死んで悲しい夢は「無駄な自己顕示欲や虚栄心の解放」

夢の中に出てくる有名人や芸能人は、自己顕示欲を象徴しています。つまり、有名人が死ぬことは、その象徴である自己顕示欲や虚栄心からの解放を意味します。

つまらない見栄を張るのはやめて、もっと素直な自分でいるようにというアドバイスです。

(3)自分が死んで悲しい夢は「自分自身の成長」

夢で死ぬのが自分の場合には、自分自身の成長を意味します。昨日までの自分が死に、新たにバージョンアップした自分に生まれ変わるということです。

一見不吉ですが、恐れることはありません。新たな自分を受け入れましょう。

別れに関する「悲しい夢」の意味

誰かと別れて悲しい夢も、別れた相手によって意味が変わってきます。

(1)恋人に振られて悲しい夢は「二人の関係が進展」

恋人に振られる夢は、夢での出来事とは反対に二人の関係性の進展を意味します。相手のことをずっと考えているからこそ、不安な気持ちが生まれ、振られる夢を見るのです。

振られる夢を何度も見る場合は、常に相手のことを考えている証拠。愛がどんどん深まっていることを意味します。

注意したいのは、振られ方にリアリティが感じられる場合。シチュエーションや言動など、細かい部分に妙に真実味がある時には、正夢になる可能性もあります。恋人に対して何かまずい対応を取っていないか、夢の内容をヒントに探りましょう。

(2)人との別れが悲しい夢は「自立の暗示」

誰かと別れたり、引っ越ししたりして悲しむ夢は、自立を暗示する夢です。自分に変化が起こり、自立しようとしている時に別れを惜しむ夢を見ます。

自立に適した時期なので、一人暮らしなどを検討していた人は実行に移すと吉。漠然と過ごしていた人も、人に甘え過ぎている部分はないか、改めて考え直す良い機会です。

コミュニケーションに関する「悲しい夢」の意味

ここからは、誰かとのコミュニケーションに関する夢で悲しい思いをした場合に、どんな意味が隠されているのかをチェックしていきます。

(1)誰かとけんかして悲しくなる夢は「不満や問題の解消」

けんかする夢は、多くの場合「逆夢」です。逆夢とは、夢とは逆のことが起こるとされる夢のこと。つまり夢で誰かとけんかし、険悪になった場合には、実際には不満や問題が解消され、円満になるということです。

夢の中でけんかすることによって、深層心理にある相手に対するモヤモヤがすっきりして、仲が深まります。

(2)誰かに嫌われて悲しい夢は「後悔していることがある」

誰かに嫌われた夢を見て悲しくなった場合には、あなたに後悔していることがあるのかもしれません。誰かに対する自分の言動に問題があったかもと強く考えることで、その思いが夢になって表れます。

思い当たることがある人は、相手に謝るなど、適切な対応を取りましょう。

(3)誰かの行動で悲しくなる夢は「トラブルが起こる」

夢の中で誰かが取った行動によって悲しくなる夢は、トラブルの予兆かもしれません。誰が起こした行動で悲しくなったかによって、夢の持つ意味合いが変わってきます。

親しい人の行動の場合

親しい人の行動で悲しくなった夢の場合、あなたは自己中心的になっている可能性があります。相手に甘え過ぎて傍若無人に振る舞っていないか、一度確認してみましょう。

知らない相手の場合

見ず知らずの相手があなたを悲しませる夢の場合、疲れがたまっている可能性があります。疲労がピークに達し爆発寸前の場合、ささいなことで対人トラブルに発展するかもしれません。

短絡的な行動を取らないよう、十分注意しましょう。休養を取ることも大切です。

老人の場合

祖父母など老人の行為で傷ついたり悲しんだりする夢は、何かの警告である可能性があります。老人は知恵の象徴。何か良くないことが起こる知らせかもしれません。

(4)悲報を受けて悲しむ夢は「真逆のことが起こる」

悲報を受けて悲しむ夢の場合には、真逆のことを表す逆夢である可能性があります。例えば相手が死んだという訃報の夢なら、実際には相手はとても元気にしていることでしょう。

一方で悲報の夢は、予知的な意味を持つ場合もあります。その内容の通りに物事が起こるという単純な凶夢ではありません。とはいえ、夢で見た出来事を象徴するような何かが起こるとされているので、夢の中から印象的な事柄を探し出してみましょう。

(5)誰かが悲しんでいる夢は「その人にトラブルが起こる」

誰かが悲しんでいる夢を見た場合には、トラブルが起こる予兆かもしれません。トラブルは、基本的には悲しんでいる本人に対して起こります。

ただし、悲しんでいる相手が祖父母など老人の場合には、自分自身の運気が落ちて良くないことが起こる暗示かもしれません。

また、相手が面識のない子どもの場合には、トラブルではなく、深層心理から自分の未熟さを指摘されているようです。思い当たることがないかチェックしてみましょう。

悲しみ方別「悲しい夢」の意味

夢を見た時にどんなふうに悲しくなったのかによっても、夢の持つ意味は変わってきます。ここでは、感情を思い出してみましょう。

(1)理由もないのに悲しい夢は「将来へ不安がある」

見ている夢の内容自体は特に悲しいものでもないのに、なぜか悲しくなってしまった場合には、将来への不安があるのかもしれません。良くないことが起こるのではないかと考えすぎて悲観的になった結果、悲しい気持ちが夢に投影されます。

理由もなく悲しい夢をよく見る人は、いろいろ気をまわし過ぎる心配性タイプである可能性も。もう少しだけ肩の力を抜いてみましょう。

なお、ストレス発散の目的で理由のない悲しい夢を見ることもあるようです。いずれにせよ、趣味やリラックスできることを見つけて発散するのが賢明です。

(2)心の底から悲しい夢は「近々後悔する出来事が起きる」

深い悲しみを感じる夢は、何かの選択を誤るような失敗をして後悔する暗示かもしれません。心のアンテナが、ピンチを感知しているのです。

決断しなければならない場面に遭遇したら、自分だけで判断せず、周りにアドバイスを求めてみましょう。

(3)悲しさと同時にほっと安心する夢は「トラブルから解放される」

悲しい思いがありながら、どこかでほっとしている夢を見た場合には、事態が好転し、何かの悩みやトラブルから解放される暗示である可能性があります。

悲しい夢を見ることで気持ちの整理をつけ、ストレスを解消している一面があります。ほっとしてしまった自分に罪悪感を持つことなく、前向きに過ごしましょう。

(4)悲しくて泣く夢は「事態の好転」

悲しみのあまり夢の中で泣いているような時には、ネガティブな感情から解放されることで、事態が好転する暗示かもしれません。何か困りごとがある人にとっては、吉夢となるでしょう。

涙を流すのは、元々ストレスを発散させる行為でもあります。夢の中でわざわざそれを行うということは、知らないうちにストレスがたまっている証拠かもしれません。体だけでなく、心の休養も意識してみましょう。

(5)悲しい夢で泣いて起きるのは「心の浄化」

夢から覚めた時に泣いていた場合には、心の疲れがピークに達している可能性があります。夢を利用して泣くことで、心を浄化しているのかもしれません。

涙を流すと、精神的な疲労がすっきり解消されます。心が擦り切れてしまう前に深層心理がピンチを察知し、強制的にリセットしているのでしょう。

夢の内容について気に病む必要はありません。ただ、それだけ疲れがたまっているということに気づくべきです。もっと自分をいたわってあげましょう。

悲しい夢を恐れすぎずに暗示を受け止めよう

悲しい夢を見てつらい思いをする人もいるかもしれません。確かに、悲しい夢にはトラブルの暗示であることも。疲労のピークで見る場合もあります。

しかし、誰かを失いたくないという恐れ、つまり愛ゆえに見る場合もあるのです。問題解決を示唆することもあります。

悲しい夢を見てただ不安にかられるのではなく、悲しい夢の持つメッセージをしっかり受け止めて、現実の生活に生かしましょう。

(シシィ)

※画像はイメージです

 

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