【たこ焼き具材49種類】基本から変わり種までおすすめアレンジレシピ
たこ焼きの具材は何が好きですか? 基本の具もおいしいですが少し飽きてきたなと思ったら、変わり種の具材にも挑戦するがおすすめです。今回は大人からこどもまで楽しめる具材を自称「タコパマスター」のライターuzuraさんに教えてもらいましょう。
自宅で大量に作れるたこ焼きは、女子会や家族でも楽しむのにぴったりレシピです。たこ焼きの具材といえばたこや天かすを思い浮かべますが、たまには変わり種で新しい組み合わせを見つけてみませんか?
今回はたこや天かす以外のたこ焼きの具材を44種類集めてみました。大人からこどもまで楽しめる定番の具材はもちろん、ぎょっとするようなチャレンジ具材まで。
ぜひたこ焼きパーティーを開催する際の参考にしてみてください。
基本のたこ焼きの作り方と具材
おいしいたこ焼きを作るために、まずは基本のたこ焼き作り方をおさらいしましょう。
用意する材料
たこ焼きに必要な材料は以下の通り(40個分)。
・たこ焼き粉……200g
・卵……2個
・水……600cc
作り方
たこ焼きの作り方は大きく分けて3つの工程があります。各工程ごとにおいしく作るためのポイントがあるのでチェックしましょう。
(1)具材を切る
まずは具材を切っておきましょう。
たこ焼き器の1つのスペースからはみ出さないように細かめに切るのが基本です。紅しょうがはみじん切り、ネギは小口切り、たこはぶつ切りがおすすめ。
あまり大きすぎるとたこ焼きを丸めるタイミングできれいに丸まらない……なんてこともあるので、小さめに切って量は具材の数で調整するのがおすすめです。
(2)生地を混ぜる
たこ焼き粉・卵・水をボウルに卵を入れてダマにならないようにしっかりと混ぜます。時間がたつと、粉と水が分離しやすいのでたこ焼き器に流し入れる前に再度混ぜるようにしましょう。
(3)生地を焼く
たこ焼き器を熱して、油を多めにひきます。生地を穴の8分目ほど流し込んだらお好みの具材を入れて、プレート全体が埋まるぐらいに残りの生地を流し込みましょう。
生地の端が白く焼け始めたら竹串を使って、溢れた液を穴に押し込むようにして形を整えていきます。固まってきたら一気に転がさず、まずは90度ひっくり返しましょう。その後、何度かくるくると転がし、周りがしっかりと焼けたら完成です。
王道の具材4つ
お店などによってたこ焼きの中身に違いはありますが、基本の具材はこちらの4つ。お好みでお出汁などを混ぜると、より風味のあるお店のようなのたこ焼きが完成しますよ。
たこ
スーパーで売られているたこは「真ダコ」「水ダコ」「イイダコ」の3種類ありますが、たこ焼きに向いているのは「真ダコ」です。真ダコは身が引き締まっていて食感がよいので覚えておくのがおすすめ。
天かす
天かすはたこ焼きの生地を吸ってふわとろな食感にしてくれます。さらに天かすの油がたこ焼き器と生地がくっつかないようにしてくれるんだとか。おいしいだけではなくお助け食材としても活躍します。
紅しょうが
紅しょうがはたこ焼きを食べたときのアクセントとして登場してくれます。生地の中に入れるときはみじん切りにしてより香りが引き立つようにしましょう。
青ネギ
関東でネギと言ったら「白ネギ」を連想しますが、関西でネギといったら「青ネギ」のことを指します。関西の大阪で生まれたたこ焼きは「青ネギ」を入れるのが定番だそうです。
たこ以外で人気はこれ! 定番の具材
王道の具材に飽きたら、みんなが好きな人気の具材を入れて味変を楽しんでみてください。たこ焼きパーティーをするとき買いそろえておくと、最後までおいしく食べられそうですね。
ここからは、たこ以外で定番といえる具材を紹介します。
干しえび
干しエビは和風出汁との相性が抜群! たこ焼きに出汁を入れる際にぜひ一緒に入れてほしい食材です。すりつぶしてパウダー状のものを生地に入れると主張しすぎずバランスのいいエビ風味が味わえます。
チーズ
たこ焼きにチーズは誰もが1回はやったことがある組み合わせかもしれません。まろやかで塩気のある味わいが楽しめます。チーズにもいろいろな種類がありますがコスパの良さなら「とろけるチーズ」や「プロセスチーズ」、ちょっとぜいたくしたいなら「グリエール」や「エメンダ-ルチーズ」がおすすめです。
餅
もちもちで伸びるたこ焼きが食べたいならお餅をトッピングしましょう。お餅を入れる場合は火が通りやすいように小さめにカットするか、薄めに切るのがポイント。
キャベツ
たこ焼きにキャベツを入れると「お好み焼き」のような少しボリューム感のあるレシピに変身します。キャベツはかさ増しとしても使えるので、人数が多いタコパでもコスパ良く開催することができますよ。
キムチ
ソースとマヨネーズに飽きたらキムチでガラッと味を変えてみましょう。食欲をそそるキムチたこ焼きは、ごま油や韓国のりを使って「韓国風」に仕上げてもおいしそう。
何が人気? 定番の具材ランキング
たこ以外で定番といわれる具材5つの中であなたが好きなものはどれですか? アンケートに答えて、みんなの意見もチェックしてみましょう。
子供も楽しい! おもしろ具材
家族でたこ焼きパーティーする場合は子供が好きなレシピも用意しておきたいですよね。そこで、子供に人気のトッピングをいくつかピックアップしてみました。
コーン
甘めにできあがるコーン入りのたこ焼きは普通に食べてもおいしいですが、ソースをつけずにマヨネーズだけで食べるのもおすすめ。コーンは缶詰のものを使えば準備も楽ちんです。
ウインナー
ウインナーはたこの代わりに入れると主役級のおいしさを発揮してくれます。たこ焼き器で丸めやすいように少し小さめにカットしてから使いましょう。
ベビースターラーメン
意外とたこ焼きと合うのがベビースターラーメンです。たこ焼きに入れるとベビースターラーメンが柔らかくなって「もんじゃ風」に仕上がります。塩気がもともとあるのでソースとマヨネーズは少なめでOK。
ちくわ
ちくわは少し大きめに切って食感を楽しみましょう。チーズと合わせて入れると安定のおいしさが味わえるたこ焼きが完成しますよ。
ツナマヨ

ツナマヨはツナ缶を使って手軽に用意することができます。ツナ缶の種類は、ノンオイルでもオイル入りでもどちらでもいいですが、マヨネーズと混ぜて使うので油っぽいのが気になる方はノンオイルがおすすめ。
うずらの卵
卵のホクホクとした触感が楽しいうずらの卵。ただし、うずらの卵は熱し過ぎると破裂する可能性があるため、たこ焼き器に入れる前に必ず爪楊枝で穴をあけておくようにしてください。
おつまみにおすすめの大人向け具材
大人が集まるたこ焼きパーティーなら、おつまみ代わりになるトッピングも用意しておきたいところ。たこ焼きが重く感じてきたときに活躍する大人用トッピングをご紹介します。
アンチョビ
ソースやマヨネーズに飽きたけど塩気が欲しい時はアンチョビがぴったり! チーズと一緒にたこ焼きに入れて焼いたら、オリーブオイルと塩でさっぱり頂きましょう。
塩昆布
たこがなくなって生地だけ余ってしまった状態でも、「塩昆布」があれば大丈夫。うまみたっぷりの塩昆布が味を引き立ててくれます。何もつけずにそのまま食べてみてください。
砂肝
こりこりとした食感でおつまみとして人気の「砂肝」は、たこ焼きの具材としてのポテンシャルも高いことを知っていましたか? たこの代わりとしても楽しめる歯ごたえが魅力です。
大葉
たこ焼きが重く感じてきたら、爽やかな大葉入りのたこ焼きで一度リセットしてみましょう。チーズと一緒に入れてポン酢をつけて食べるのがおすすめです。
梅干し
さっぱりとしたたこ焼きに仕上げたいなら「梅干し」をチョイス。たこ焼きの中に入れて焼いたら、大根おろしと大葉をのせてめんつゆでさらっと召し上がれ。
アボカド
とろとろの生地とアボカドの触感が楽しい一品。クリーミーな味わいは女性に大人気です。サイコロ状に切って、チーズと一緒に入れてもおいしいですよ。
ヘルシー志向の方におすすめの具材
ガッツリ食べるたこ焼きはもう飽きたという方は、野菜やこんにゃくを入れた「ヴィ―ガンたこ焼き」をチェックしてみましょう。たこの代わりに野菜を入れてヘルシーな一品に。
こんにゃく
弾力のあるこんにゃくをたこ焼きに入れる場合は事前に味付けをしておきましょう。甘辛く煮たこんにゃくはたこに劣らない存在感のある具材に変身します。
とろろ
とろろは事前にたこ焼きの生地に混ぜ込んでおくのがおすすめ。たこ焼き器で焼くことによってとん平焼きのようなふわトロな仕上がりに。とろろの分量が多すぎると串で回せなくなるので気を付けましょう。
エリンギ
エリンギはこりこりとした歯ごたえがアクセントになります。たこ焼きに入れる前に酒蒸しにして臭みをとるともっと美味しく味わえますよ。
オクラ
火が通りやすいオクラは触感を残すために下ゆでなしで投入しましょう。シャキシャキ食感とねばねばが丁度よいバランスになります。
アスパラ
少し固めのアスパラは触感が残る程度に下ゆでしてからたこ焼き器に入れるのがベスト。ゆでるのが手間な場合は冷凍のアスパラをレンジでチンするのがおすすめです。
ガッツリ食べられるお肉の具材
「タコパはしたいけど主食になるか心配…」という方は、たこの代わりにお肉を入れてボリュームのあるレシピを試してみてください。大人数でたこ焼き器が少ない場合には、少ない個数でお腹いっぱいになるお肉入りたこ焼きが活躍しますよ。
ベーコン
ベーコンは薄いものを使ってもおいしいですが、厚切りのものをさいころ状にしてトッピングするともっとおいしく仕上がります。ジューシーさが欲しい方は厚切りを試してみてください。
ひき肉
生肉をそのまま入れるのはハイリスクなので、事前にフライパンで炒めておきましょう。わさび醤油で食べるとひき肉の油が気にならずに何個でもいけちゃいます。
ハム
ハムはチーズと一緒に入れておつまみ感を楽しむのがおすすめです。ソースとマヨネーズは使わずに生地にコンソメや牛乳を入れるとふわトロな洋風たこ焼きが味わえます。
モツ
おつまみにぴったりなモツは事前に味付けをしてから、たこ焼きの中に投入しましょう。煮込むのは時間がかかってしまうので、手軽に用意したいコ場合はコンビニなどに売っている「モツ煮込み」が活躍します。
ミートボール
すでに完成して売られているミートボールは、たこ焼きの中身としてぴったりの形状。形だけではなく、味付けまでされているのでシンプルに生地でコーティングしてアメリカンドッグ感覚で頂きましょう。
ハズレ無しのシーフードの具材
たこ繋がりでいろいろなシーフードを入れると、ちょっと豪華な海鮮たこ焼きが完成します。サイズ感やお手軽さが魅力のシーフードを集めてみました。
えび
たこ焼きのたこを揺るがす存在として注目されているのが「エビ」です。エビは冷凍のものでも生のものでもよいので、入れやすい大きさにカットして焼いていきましょう。絶品の「エビ焼き」をご堪能ください。
明太子
お好み焼きやもんじゃ焼きでも外せない粉ものと相性のよい明太子。たこ焼きに入れる際は皮から中身を出して卵の部分だけ入れましょう。
ホタテ
たこの他にうまみのある食材を追加したいというときは、ホタテがおすすめです。たこの食感を邪魔することなく、ふわふわなホタテを楽しめます。
イカ
熱を通しすぎると硬くなってしまうイカは、生のものをそのまま調理するのがポイントです。食べやすい大きさに切ってたこ焼きに入れたら、たこ焼き器の中で火が通りベストな柔らかさに。
あさり
ボイルされているものをそのまま使うと、下処理なく手軽に調理することができます。あさりの出汁が染み込みうまみが凝縮されたたこ焼きが完成します。
変わり種のチャレンジ具材
タコパをしすぎてだいたいの具材は挑戦したという方には、なかなか思いつかないけども意外とおいしいチャレンジ具材がぴったりです。お気に入りの具材が見つかるかもしれません。
納豆
好き嫌いが分かれるのが納豆たこ焼き。納豆好きならスルーできないたこ焼きですが、こちらは大根おろしと青ネギでさっぱり食べるのがベスト。納豆の粘り気がたこ焼き器にくっつきやすくなるので要注意です。
塩辛
イカの塩辛は味のインパクトが強いので少量だけ入れて食べてみましょう。塩辛入りのたこ焼きにはふかしたジャガイモを入れてマイルドにするとより美味しく仕上がります。
ポテトサラダ
いろいろな具材が入っているポテトサラダはたこ焼きにすることでより一体感が生まれます。ソースを少しかけたらお弁当のおかずのようなたこ焼きのできあがり。
たくあん
歯ごたえのよいたくあんはたこ焼きのアクセントにぴったり。お出汁の効いた生地にみじん切りにして入れたら鰹節をのせてお醤油をかけて食べるのもおいしいですよ。
ホットケーキミックスで作るお菓子系具材

しょっぱいたこ焼きに飽きたら、箸休め感覚で甘いスイーツたこ焼きはいかがですか? ホットケーキミックスを生地に使うともっとクオリティ高いスイーツが完成しますよ。
りんご

りんごはたこ焼きに入れる前にコンポートなどにしておくと、アップルパイのような味わいが楽しめます。焼くタイミングでシナモンで味付けすると本格スイーツ風に。
バナナ

バナナはそのまま投入できるお手軽食材です。バナナはチョコレートと一緒にホットケーキミックスの生地で包むとチョコバナナパンケーキが楽しめます。
チョコレート

チョコレートはどんなフルーツとも相性がいいですが、あえてクルミやアーモンド、ラムレーズンなどと合わせて大人な味わいに仕上げるのもおすすめです。
マシュマロ

火が通ったマシュマロはトロトロ食感で綿あめのような味になります。アツアツのうちに食べるとよりおいしく食べられますよ。
あんこ

ホットケーキミックスの生地にあんこを入れると「今川焼き」のような味わいに。友達とティータイムしたいときにもぴったりです。
パーティーでで盛り上がる人気具材の組み合わせ

数ある具材の組み合わせの中から、人気のある組み合わせをご紹介していきます。意外と試したことがない具材の組み合わせもあるかもしれませんね。
定番の人気具材合わせ
「迷ったらこれを買ったら間違いない」というみんなが試した定番の組み合わせをご紹介します。おいしすぎてノーマルのたこ焼きよりハマるかもしれませんよ。
キムチ×チーズ
どんな料理でもこの組み合わせにすると、おいしくなるという安定感のある組み合わせ。ソースやマヨネーズはかけずにまずはそのまま召し上がれ。
餅×明太子
味の濃い明太子と食感のいい餅との組み合わせにはマヨネーズがぴったり。刻みのりをかけておつまみ風に仕上げるのもおすすめです。
ツナマヨ×コーン
こどもが好きなものが詰まった組み合わせになっています。こどもと一緒にレクリエーション感覚でたこ焼きパーティーをするならツナマヨ×コーンは必須です。
ミニトマト×チーズ
ミニトマトとチーズを入れるとなんちゃってイタリアンなたこ焼きの出来上がり! オリーブオイルや塩コショウで食べるとさらにおいしいですよ。
キムチ×ニラ
キムチとニラを入れるとチヂミ風たこ焼きになりますよ。醤油をかけてたべるとあっさりとして何個でも食べられそう。
新しい具材の組み合わせ

たまにはあまり馴染みのない新しい具材の組み合わせに挑戦してみるのもおすすめです。みんなの知らない組み合わせを披露してタコパをもっと盛り上げましょう。
とろろ×大葉×梅干し
和風なたこ焼きを楽しめるのが「とろろ×大葉×梅干し」のセットです。とん平焼きのようなふわトロの生地にさっぱりとした大葉と梅干しの組み合わせが絶妙。大人が好むたこ焼きが完成します。
ベーコン×ポテトサラダ
ベーコンとポテトサラダの組み合わせは黒コショウを振りかけるとジャーマンポテトのような味わいが生まれます。ベーコンは少し炒めてから投入すると香ばしさがアップ。
ベビースターラーメン×ウインナー×チーズ
お菓子のベビースターラーメンにはウインナーとチーズを入れてとことんジャンキーさを引き立てた組み合わせがベスト。お菓子感覚で食べられるたこ焼きは何個でもパクパクいけちゃいます。
たこ焼き器で作れる絶品レシピバリエーション
タコパといってもたこ焼きだけじゃ飽きてしまうという方に、たこ焼き器を使ったアレンジレシピを紹介します。今はやりの料理から安定の料理まで、ぜひ参考にしてみてください。
具無しでもおいしい明石焼き
明石焼きはたこ焼きよりも卵感が強く、具材が少ないシンプルな料理です。お出汁につけて食べるのが特徴的で、ふわトロな優しい味わい。具材がなくてもたこさえ買ってきたらできるお手軽なレシピです。
ひとくちアヒージョ
たこ焼き器を使うといろいろな種類のアヒージョを同時に楽しむことができます。お店のアヒージョは材料の種類が少ないですが、自宅でやると自分の好きなアヒージョを好きなだけ食べられます。大人ならではの小さなぜいたくを楽しんでください。
ひとくちオムレツ
見た目もかわいいたこ焼きサイズのひとくちオムレツはお弁当のおかずとしてもぴったりなレシピです。チーズやハムの塩気が卵の味わいを引き立ててくれます。完成したオムレツにパセリとケチャップをのせると華やかな彩りに。
ミニチーズハットグ
はやりの韓国料理「チーズハットグ」を知っていますか? チーズハットグとはアメリカンドッグの中身がチーズバージョンのようなものです。韓国好きの間ではファストフードのように食べられているチーズハットグがなんとたこ焼き器を使えば自宅でできちゃうんです!
包まずにできるシュウマイ
たこ焼き器を使うと手作りシュウマイを誰でも簡単に作ることができます。しかも、いちいち包む手間が省けるので時短にも繋がりますよ。家族や友達とシューマイパーティーを開くのもおすすめです。
自分の好きな具材の組み合わせを見つけてみましょう!
気になる具材は見つかりましたか? 新しい組み合わせにどんどんチャレンジして自分だけのオリジナルたこ焼きを作ってみるのもいいかもしれません。定番から変わり種まで1番好きな具材を見つけてみましょう。
(uzura)