彼氏の親に会う時に好印象を与えるには【服装・手土産・挨拶の仕方】
彼氏の親に会うことになったら、あいさつやマナー、服装などをどうするか迷うところですよね。特に、結婚を意識していたら今後のことも考えて気に入られたいところ。今回は、恋愛コラムニストのさかもとみきさんに、彼氏の親に会う時の注意点を解説してもらいます。
大好きな彼氏との結婚を見据えると、相手の親と会う機会が訪れます。これからのお付き合いを考えても、できれば「良いお嬢さん」という印象を持ってもらい、気に入られたいですよね。
今回は、彼氏の親に会う時のマナーや注意すべき点についてご紹介します。
彼氏の親から好かれる女性の特徴とは?
彼氏の親に良い印象を抱かせたいなら、ありのままの自分を見せるより「気遣いができる女性」モードに切り替えるのがおすすめです。
(1)清潔感のある服装
第一印象は特に大事です。親目線では、「ゆくゆく自分の親戚になっても恥ずかしくないか」が気になっています。
結婚のあいさつでなくとも、きちんとした身だしなみを心がけましょう。
(2)ハキハキとした口調で笑顔が多い
見た目の次に向こうが気にしているのが、「どんな人なのか」です。こちらとしても、好印象を抱いてもらいたいですよね。
あいさつや、聞かれたことはハキハキ答え、笑顔で返答できると良いでしょう。緊張するのはお互いさまなので「にこやかに」を心がけてください。
(3)手土産を用意している
彼氏の自宅にお伺いする場合は手土産を用意しておくと好印象です。
自宅以外や旅行で一緒になる場合などは、重くない手土産を用意するか、後日何かお礼の品を送るのもありです。品物は、彼氏に向こうの好みを聞いてチョイスするのがおすすめです。
彼氏の親に会う時の大まかな流れ
ここでは、彼氏の親に会う時に失敗しないための気を付けるべきポイントをまとめました。ぜひイメトレして望んでください。
STEP1:準備(服装やメイク)
清潔感があり、露出度の低いきちんとしたテイストの服がおすすめです。夏でも素足やサンダルは避けて、冬場も脱ぎ履きしづらいブーツなどではなく服に合わせたパンプスやスニーカーを選ぶのが無難です。
意外と見られているのが髪の毛なので、会うタイミングが分かっていれば、落ち着いた色のカラーにしておくなど配慮できるとなおよしです。メイクはナチュラルで濃すぎないようにし、ネイルも派手なものは避けた方がいいでしょう。
STEP2:玄関先での挨拶・自己紹介
第一印象では、あいさつがしっかりできるかがとても大事です。
結婚のごあいさつではないので、「○○さんとお付き合いさせていただいている○○です。どうぞよろしくお願いします」くらいにサラッと笑顔で済ませましょう。
向こうの自宅にお邪魔する場合は、玄関に上がった時に靴を揃える、座る前にお土産を渡すなど、最低限のことは抑えておいてください。
手土産を渡すタイミングはあいさつが終わった後
手土産を渡す場合、玄関先ではなく部屋に通されて一通りのあいさつを終えたあと、椅子に腰かける前に渡すのが良いでしょう。
ただし、生ものなど早く冷蔵庫に入れた方がいいものの場合は、一言添えて玄関先で渡してもOKです。
STEP3:食事
もし食事を共にする場合は、どこで食べるかを彼氏に事前に聞いておきましょう。場所に合わせてマナーや服装も変える必要があるかもしれません。
自宅でごちそうになる場合は、「お手伝いできることありますか?」と一言声を掛けてお手伝いしましょう。
食事中は、おいしかった料理について聞いてみたり、彼氏が子どもの頃に好きだったメニューなどを聞いてみたりしても盛り上がります。
食後は、できれば片付けまで手伝うようにしましょう。自宅で食事をする場合は、彼氏の親御さんの好きなお酒や、食後のスイーツなどをお土産にするのもありです。
これはNG! 彼氏の親に会う時の注意点
上記の基本を押さえれば悪い印象は抱かれないはずです。ただ、中には「あれ?」と思われやすい行動もあります。
ここではうっかりしてしまう注意点を紹介します。
(1)彼氏をあだ名で呼ぶ
恋人同士ならお互いをあだ名で呼ぶこともあると思います。しかし、彼氏の親の前では「○○くん」「○○さん」で呼ぶようにしましょう。
分別のある女性と思ってもらうために、親御さんのことも「○○さんのお父さん・お母さん」というふうに呼ぶようにしてください。
(2)料理や片付けなど、全て任せっきりにする
彼氏の親は自分のことを「息子の嫁になるかもしれない人」と思って見ています。だから、見た目はもちろん「気が利くか」どうかも気になります。
おせっかいをし過ぎる必要はないですが、ちょっとしたことでも「手伝いましょうか?」「一緒にやります」と自然に一声を掛けられるかどうかで印象も変わります。迷ったら、声を掛けてみてください。
(3)自分を偽り過ぎる
気を使うのは大事ですが、完璧に立ち回って自分の素をまるっきり出さないのもNGです。
向こうは、息子の彼女がどんな人か気になっているだけで、細かく採点しているわけではありません。緊張や、隙を見せないという姿勢は意外と空気で伝わってしまうので、相手に逆に気を使わせてしまうことになります。
基本は笑顔で明るい話題に終始し、自分の苦手なことの話も「いつも○○さんがフォローしてくれて助かっています」など、彼氏を持ち上げつつ話すなど、完璧じゃない部分も出してみてはどうでしょう。
(4)泊まりになる場合は相手の家のペースに合わせる
彼氏の家が遠方だったり、お酒を飲んで泊まっていくことになったりする場合、相手の家のペースに合わせて、勧められてからお風呂などをいただくようにしましょう。
泊まりになったら、料理だけじゃなく、布団を敷くなどちょっとしたお手伝いの機会も増えるはずです。用意された布団の距離は不用意に近づけない、起きたらきちんと布団を畳むなどの配慮も必要です。
(5)彼氏の失敗談を話さない
彼氏の親に会う場合、彼女が彼氏をどう思っているか、どういうお付き合いをしているのかも気になります。
絶対NGなのが、彼氏を落として笑い話にすること。その場は笑ってくれていても、親御さんからすると気持ちいいわけがありません。
反対に、感謝していることや尊敬していることなど、普段親御さんから見えない良いところを話すと良いでしょう。
彼氏の親に会うのは、家族の話を深く聞くチャンス
彼氏の親に会うタイミングは、誰しも緊張します。だからこそ、事前情報を彼氏から多く聞いておくことや、身だしなみに気を付けるなど最低限の準備をしておくことが大切です。
普段はなかなか聞けない家族のエピソードや、親のことをどう思っているのか、実家で飲むお酒は何かなど、彼氏と会話を楽しむ中に、親御さんと打ち解けるヒントが隠れていることもあります。
彼氏との仲を深め、彼氏の親に会っても楽しく過ごせるよういろいろと聞いてごあいさつに備えてくださいね。
(さかもとみき)
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