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いい恋愛とは? 悪い恋の特徴と、いい恋をするための方法

おおしまりえ

いい恋愛とは、一体何なのでしょうか? 恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんいわく、いい恋愛とは「その恋愛を通して、幸せが拡大するもの」とのこと。今回はそんな「いい恋愛」について、いい恋愛をしている人の特徴や悪い恋愛の特徴、いい恋をするためのポイントを紹介します。

恋愛をスタートさせる時、苦労や不幸を望んでいる人はいないと思います。

「この人といい恋愛をして幸せになりたい」と思って、私たちは好きな人と向き合うのに、気付くと不安や我慢ばかりがたまっていることもあります。

いろいろなところで「いい恋愛をしましょう」とよく言われていますが、「正直いい恋愛ってどんなことを指すのか分からない」という人も多いでしょう。

そこで今回は、私たちの人生にも大きな影響を与える「いい恋愛」について、考えていきます。

「いい恋愛」とはどんな恋?

まず、「いい恋愛」とはどんなものなのでしょう。

筆者の考えるいい恋愛とは、「その恋愛を通して、幸せが拡大するもの」です。

例えば、恋人と一緒にいなくても、幸福感や充実感をいつも以上に感じる瞬間ってありますよね。恋人がいることで、仕事や勉強を頑張れたり自分の成長を感じられたりする瞬間もあるでしょう。

これらは、恋愛をきっかけに、幸福感が恋愛以外にも拡大しているといえます。

よく「恋をするときれいになる」といいますが、これも幸せが拡大した結果起きる良い作用の1つです。

「悪い恋愛」において見られる関係性の特徴

前段で、「いい恋愛とは、その恋愛を通して幸せが拡大するもの」と定義しました。

では一方で、「悪い恋愛」とは、どんな恋愛を指すのでしょう。

一番分かりやすい目安は、一緒にいることで自分に良くない影響が出ている関係です。

例えば、付き合っていると体調やメンタルを壊すのは、悪い恋愛の代表です。他にも、仕事や家族、友人関係に悪影響が出てしまう恋愛は、悪い恋愛といえるでしょう。

こういった恋愛は、相手と自分の関係性にさまざまな「ゆがみ」があることで、悪いものへと発展します。

つまり、相手や自分が悪いのではなく、関係性のゆがみが悪さを生み出しているのです。

ここでは代表的な4つのゆがみを「悪い恋愛で見られる関係性の特徴」として紹介します。自分と相手の関係性に置き換えると、今の恋愛がどうか、ちょっと見えてくるかもしれません。

(1)上下関係があり過ぎる

彼が自分に対してすごく高圧的だったり、逆に彼女がいつも彼を尻に敷いていたりする関係は、上下関係というゆがみによって、良くない関係性に発展します。

(2)一方が極端に依存する

相手との関係性を不安に思い過ぎると、束縛したり、一緒の時間を増やすことを強制したりしがちに。

こうした極端な依存関係では、相手はエネルギーを吸い取られ、2人一緒に悪い方へと向かっていってしまいます。

(3)気持ちが常に揺さぶられる

行き過ぎた小悪魔テクなどが、その原因の1つです。

片方が常に相手を試すような恋愛をしていたり、振り回して追いかけさせるような恋愛をしていたりすると、最初の頃は楽しくても、揺さぶられた方は次第に疲れを覚え、関係は悪くなっていきます。

(4)一方が我慢を強いられる

全てとは言いませんが、不倫や気持ちの入ったセフレ関係は、この我慢を強いられる関係の代表例です。

「離婚するまで待って」「まだ恋人が欲しいとは思えないから待って」など、言われた方が待ち続ける関係は、まさに我慢を強いられる分かりやすいパターンです。

いい恋愛をしている人の考え方・行動の特徴

何度も言いますが、あくまでも悪い恋愛を生み出すのは相手や自分ではなく、関係性のゆがみです。

もし自分が悪い恋愛をしていると分かっても、自分や相手を責めるのではなく、どうしたらより良い関係にできるか考えてみましょう。

ここからは、いい恋愛をしている人に共通する考え方や行動の特徴を3つ紹介します。これらの特徴を参考に、より良い関係づくりを目指してみてはいかがでしょうか。

(1)ネガティブな感情を自己処理できる

人間誰しも負の感情を持つものであり、落ち込む時もあります。

いい恋愛をしている人は、この負の感情の扱いがうまいです。

例えば、怒りを感じても、相手へぶつけることがないよう、まずは自分で自分を落ち着かせます。落ち込むことがあっても、疑心暗鬼や落胆し過ぎることなく、自分の中である程度気持ちを立て直そうとします。

相手で発散させることなく自分の中で上手に処理できるので、パートナーとのいい人間関係を保ち続けられているともいえるのかもしれません。

(2)上手な伝え方や気持ちの切り替えができる

何かしてほしい時、「○○してほしい」とフラットにお願いできたり、逆にしてほしくない時には「○○しないでほしい」と伝えられたりすることは、恋愛において大事なことです。

いい恋愛をしている人は、相手の気持ちを傷つけずに自分の希望を伝えるのがうまいです。

また、もし断られたとしても、「じゃあ仕方ないか」と思えるので、「嫌われている」「大事にされてない」などと捉えて落胆することもありません。

(3)相互にゆだね合う関係をつくれる

前段でも触れた通り、いい恋愛をしている人は、パートナーとのいい人間関係を保つのが上手です。

自分が主導権を握れるところでは自分が頑張り、相手が得意な部分では相手に任せるなど、いい恋愛をしている人は、こういった相互にゆだね合う関係をつくるのもうまいです。

大人になると、つい何でも自分の思い通りに行動したいと思ったりするものです。しかしその希望を押し通したまま恋愛をすると、相手に無理や我慢を強いることになります。

状況に応じて、足りない部分を補い合い、補強し合う。恋愛する上でも、こうした柔軟性を持つことが大切だといえるでしょう。

いい恋愛をするためのポイント

最後に、この記事に辿り着いたあなたが今日からいい恋愛をするためにできることを、3つ紹介します。

(1)まずは自分で自分を幸せにしてあげる

恋愛とは、1人でするものではありません。いい恋愛のベースにあるのは、自分の幸せと相手の幸せです。

「いい恋愛か悪い恋愛かは相手次第」と考えている人が多いものですが、実は自分が幸せであれば、自然と「いい恋愛」になるものです。

幸か不幸かを相手にゆだねず、まずは自分で自分を幸せにしてあげる努力をしましょう。

(2)感謝や好きという気持ちをちゃんと伝える

「愛されたい」という気持ちを満たすには、まず相手を愛することが大切です。

しかし世の中には、自分が愛をもらうためのテクニックで溢れています。

まずは相手と心をつなげるイメージを持って、自分の中にある感謝や好きという気持ちをしっかりと感じ取り、そしてその気持ちを相手へ伝えるところから始めてみましょう。

「愛を与える」と意識してみるといいかもしれません。

(3)期待や要求を抱き過ぎない

前段で「愛を与えることを意識してみるといい」と書きましたが、その際、相手に対して「喜んでほしい」「与えた分だけ返してほしい」といった期待や要求を抱き過ぎては意味がありません。

相手への期待や要求を完全になくすことは難しいですが、抱き過ぎると、それは無意識のうちに相手の心の負担にもつながります。

見返りを求めず、素直な感謝や愛情を表現できるよう、ちょっとずつ意識を変えてみましょう。

さまざまな壁を乗り越えた先に「いい恋愛」が待っている

何もせずに幸せな状態が続くわけではありません。

恋愛を通して自分や相手とのことを振り返り、さまざまな困難を解決していくことで、関係性が深まり、より愛を感じられるようになっていくもの。そしてそれが「いい恋愛」となるのです。

大変に感じるかもしれませんが、この1つ1つの取り組みや経験していった道が、パートナーとの深い愛情や信頼になっていきます。

どうかそんなすてきな恋愛ができるよう、一緒に頑張りましょう。

(おおしまりえ)

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※画像はイメージです

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