何回目のデートで告白する? おすすめのタイミングと成功させるコツ
デートで告白したいと思っても、告白する場所やタイミングなど、気になることはたくさん。今回は、恋愛コラムニストのやっちさんに告白のベストタイミングを解説してもらいます。これから初デートの方も、いよいよ2回目、3回目……という方も、ぜひ参考にして成功率をアップさせてくださいね。
ある人がいつのまにか特別に見えて、気になって仕方なくなる……この思い、どうしてくれようか?
そんなモヤモヤを抱えた時、今すぐに告白しようと思う人は少ないと思います。
まずはLINEでつながってみる、いよいよ初デート、そして2回目と、少しずつ関係を深めることで告白のタイミングを伺う人が大半でしょう。
ところで、告白はいつどこでどのようにしたらいいの? ということで、延べ300人以上の恋愛相談に乗ってきたコラムニストやっちが解説していきます。
告白は何回目のデートでするのが効果的?
結論から申し上げると、告白のタイミングは3回目がベストです。
理由はシンプルで、緊張感のある関係の新鮮さと、お互いへの理解度のバランスが良いから。
ただ、必ずしも3回目がいいというわけではなく、相手との距離の縮め方によってタイミングは変わってきます。
ここでは、告白の回数によって変わるメリットやデメリットを紹介していきます。
1回目のデートで告白するメリット・デメリット
基本的に初デートで告白をするのは避けるべきと考えます。
よほど本能的に惹かれ合うことでもない限り、お互いのことを知らないまま付き合う人は少ないからです。
1回目に告白をするなら、告白した後の関係作りが大切です。
好意は既に伝えているので、断られない限りは、相手を思う気持ちを素直に表しながら関係を深めていくのがいいでしょう。
いずれにしても、1回目のデートでの告白は思いが伝わりづらく、真剣なお付き合いを望んでいたとしても、思い入れが軽く捉えられてしまいがちです。
2~3回目のデートで告白するメリット・デメリット
やっちとしては、もっともおすすめしたい回数です。
2回目のデートに相手が応じてくれるということは、当然ながら「嫌ではない」のです。
ただでさえ忙しい日々に加え、昨今ではマッチングアプリなどの人気から出会いの機会は増えており、できる限り無駄な時間は過ごしたくないもの。
それにもかかわらず、2回目、3回目のデートに応じてくれるのは、相手が恋愛対象として見てくれていると考えて間違いないでしょう。
4回目以上のデートで告白するメリット・デメリット
4回目以上のデートに応じてくれるということは、相手が心を許している証拠です。
ただ、4回目以上は危険と思ってください。
相手はあなたを恋愛対象から外し、友人として見ているかもしれません。なぜなら、4回以上デートを重ねても進展のない関係性だから。
告白の断り文句に「友達として付き合いたい」がありますが、これは本音で、友人としての安心感が芽生えてしまうことがあるのです。
また、デートに慣れると会話が弾むメリットがありますが、緊張感と高揚感が薄れることで恋愛対象から外れる可能性があることも覚えておきましょう。
デートでの告白を成功させる3ステップ
せっかく勇気を振り絞って告白するのですから、少しでも成功の可能性を高めたいですよね。
告白の前に、しっかり準備をしておきましょう。
どんなことができそうか、3ステップで解説していきます。
STEP1:告白前に、脈ありかどうかを確かめる
告白する前にまずは脈ありかどうかを確かめましょう。
とつぜんですが、目を閉じてイメージしてみてください。
あなたの思う人が目の前にいたとして、あなたはどんなことを話したいですか? どんな表情をしていますか? 体の距離感はどうですか?
イメージができたら、目を開けてください。
あなたが今感じたような仕草、雰囲気、具体的な言葉を相手が発したら、脈ありのはずです。
例えば、相手があなたの趣味についてもう一歩踏み込んで聞いてきたり、笑顔が絶えなかったり、体が近い距離となってきたりしたなら、好意と受け取っていいはずです。
STEP2:告白に適したデートプランをチョイス
まず前提として、場所や時間が曖昧であったり、店を予約していなかったりなどデートプランをおろそかにする人は、その時点で幻滅されることがあるので気を付けましょう。
都内ならハチ公前、アルタ前など分かりやすい待ち合わせ場所から始まり、落ち着いた雰囲気で話せるカフェ、共通の趣味やどちらかの興味ある分野に関連した場所などを組み合わせるといいでしょう。
昼は安心や楽しさを感じてもらうことを目標に、夜は雰囲気を少し変えて、静かなレストランや公園など、お互いの緊張感を高める場所を選ぶといいでしょう。
STEP3:告白のタイミングを見極める
いよいよ雰囲気が良くなってきたら、告白のタイミングです。
食事中、帰り道、別れ際など……タイミングの悩みは尽きませんね。
ズバリ、効果的なタイミングは別れ際。
別れ際は、心の距離を最も感じやすいシチュエーションです。相手がすんなり帰ろうとするか、何か言いたげに帰ろうとしていないかを観察しましょう。
いくら過程が楽しかったとしても、相手の本音はデートの別れ際に隠されています。
告白すること自体を目的とせず、あくまで相手の気持ちに寄り添って伝えることを心がけましょう。
デート中の告白におすすめのセリフ
どんな場所で、いつ告白すればいいのか見えてきましたか?
とはいえ具体的にどのような言葉で伝えたらいいのか悩みますよね。
参考として、デート中の告白におすすめのセリフをプレゼントいたします。
(1)「好きです、付き合ってください」
最も素直で分かりやすい表現です。
好意を伝えるだけでどうしてほしいのかまで伝えない人も中にはいますが、きちんと言い切ることで誠意が伝わります。
シンプルでありながら相手の心に届きやすい言葉なので、かなりおすすめです。
(2)「結婚を前提に付き合ってほしい」
これも王道ですが、真剣さがよく伝わるセリフです。
将来性のある相手に対して、恋愛をしたいのか、結婚まで考えているかの線引きには高い効果を発揮します。
デートの中で、相手が結婚を考えているどうかは垣間見えると思います。
自分が伝えたい気持ちを表すだけでなく、相手の結婚観に寄り添うセリフとも言えるでしょう。
(3)「ずっと一緒にいたい」
このセリフを言われて胸が躍らない人はいないのではないでしょうか。
恥ずかしくてストレートに伝えられないけれど、思いをしっかり伝えたい人向けです。じゅうぶんに愛は伝わります。
また、今感じている思いとも将来への期待とも、どちらにも取れるので、真剣に付き合いたいと思っているけれど、結婚まではまだ考えられていない人にもおすすめのセリフです。
(4)セリフはなしで手をつなぐ
セリフではなくて申し訳ないのですが、ご提案したい告白が「手を繋ぐ」こと。
非言語コミュニケーションになりますが、思いが伝わる行動だと思います。
どうしても言葉にならなくて、でも絶対に思いを伝えたい恥ずかしがり屋かつ情熱的な人におすすめ。
帰り道にさりげなくやってみて、相手が握り返してくれたなら、告白成功。その後は「ずっとこうしたかった」など、少しずつ言葉にして思いを伝えていきましょう。
好きな人ファースト。相手のタイミングに寄り添うこと
好きな人に告白する決意が少しでも固まりましたか?
相手を大切に思うからこそ、丁寧にデートを重ね、ベストなタイミングで告白したいですよね。
自分の決意が固まったからと、一か八かでいきなり告白されても相手は困惑します。
できればデート2~3回目、落ち着いた環境でお互いのことをよく話し、気持ちを高ぶらせながらも相手を尊重する告白を心がけましょう。
この人といたら自分の時間が充実しそうだと感じてもらうことが第一歩、その上で次のステップを考えていくと良いです。
相手に寄り添う気持ちが大切なのです。
(やっち)
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