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【男女別】LINEを無視する心理とは。スルーされた時の2つの対処法

服部希美(心理カウンセラー)

LINEを無視された経験がある人はいませんか? 怒っているのか、嫌われているのか、駆け引きをされているのか……。一体なぜ無視をするのか気になりますよね。そこで今回は、心理カウンセラーの服部希美さんにLINEを無視する理由と心理、対処法について男女別に教えてもらいました。

気軽にやりとりができるLINEはとても便利な連絡ツールですが、なかなか既読が付かなかったり、既読が付いても返事が来なかったりすると「相手に拒絶されているのではないか」と不安になってしまうことも多いのではないでしょうか。

今回は、LINEを無視する人の心理をご紹介します。皆さまの状況に照らし合わせて、参考にしてみてください。

【男女共通】LINEを無視する理由と心理

LINEを無視されている時に「嫌われたのかな?」「怒っているのかな?」と不安になってしまう人も多いと思います。

LINEを無視する理由には男女差があることも多いですが、まずは、男女に共通する理由と心理をご紹介します。

(1)単純に忙しい

仕事が忙しかったりプライベートが落ち着かなかったりと、日々を追われるように過ごしていると、LINEの返事を後回しにしてしまう人も多いようです。

(2)生活のリズムがずれている

仕事から帰って来てうたた寝してしまい、起きたら深夜だった。帰宅が遅く、LINEを送る余裕ができたころには日付が変わっている、など、生活のリズムが一般的な人とずれているケースもあります。

相手に迷惑を掛けない時間に返事をしなければ、と思うけれど、なかなか予定が合わせられず結果放置、という状況も少なくないようです。

(3)他の人と過ごしている

打ち合わせや飲み会など、人と過ごしている時にしょっちゅうスマホを触っているのは失礼ですよね。

そういった場合、とりあえずLINEの内容だけチェックして返事は後回しにする人も多いです。

(4)返事を考えている

長文だったり、しっかり考えて返事をしなければならないような内容の場合、後回しにしたり、返事を考えているうちに時間がたってしまうということも少なくないようです。

(5)リアクションに困っている

いきなりスタンプ1つ送ってこられる、何が言いたいのか分からない、など、どう反応してほしいのか分からない内容でメッセージを送ってこられるとリアクションに困ってしまい、無視する人も多いです。

(6)適切な距離を取りたい

頻繁にLINEで会話したい人もいれば、必要なことがある時だけ使えばいい、と考える人もいます。

その場合、自分が望む以上にやりとりを求められると、しつこさを感じ、返事をわざと遅らせ、LINEの頻度を調整しようとすることもあります。

(7)まめじゃない

連絡がまめじゃない人の中には、すっかり返信した気になっていたり、返信を忘れてしまったり、既読になってから時間がたってしまい、今さらどう返事したらいいのか分からず放置してしまっている、というケースも案外多いです。

(8)駆け引きをしている

相手の気を引こうとして、LINEをわざと無視したり、返事を焦らす人もいるようです。

【男性編】LINEを無視する理由と心理

男性は、LINEはあくまで連絡ツールで必要最低限のやりとりができればいいと考える傾向があります。それは、LINEを無視する理由にも深く関わっていることが多いようです。

(1)既読だけで十分だと思っている

「既読=了解」だと解釈してもらえるだろうと思い、わざわざ返信をする必要はないと考えている男性は多いです。

(2)会話が終わったと思っている

男性は、不可欠な情報のやりとり以外に会話をする必要性を感じない傾向にあります。

やりとりが途中で途絶えた場合、会話が終わったのだと思っているかもしれません。

(3)うまく返事をする自信がない

男性の中にはLINEのやりとりに慣れていない人も多いです。

そのため、相手が気になる女性であればあるほど「この言葉は相手を傷つけないだろうか」「この言葉で大丈夫だろうか」など不安になって、うまく返事をする自信がなく、無視をしてしまう男性も多いようです。

【女性編】LINEを無視する理由と心理

女性は、「LINEは気持ちを確認し合うツール」だと認識していることも多いです。

故に、無視する際は感情面で伝えたいことが隠れている場合も少なくありません。

(1)好意があると思われたくない

変な期待を持たせて傷つけないよう、興味のない男性からのLINEには返さないようにしている女性は多いです。

(2)怒っている

女性は「察してほしい」という気持ちが強い傾向があるため、わざとLINEを無視することで「私はあなたに怒っています」という意思表示をしていることも多いです。

LINEを無視された時の対処法

実際にどのような理由で無視しているのかは、本人に聞いてみないと分かりませんが、どうしても返事がほしいという場合も多いでしょう。

そのような時は、どう対処するといいでしょうか。

(1)軽いメッセージを送ってみる

ただ返事をすっかり忘れていたり、連絡を取るタイミングを逃しているケースの場合もありますから「この件、どうなってる?」など、軽いメッセージを送って返事を催促してみるのも一つの手です。

(2)焦らずに待つ

自分のペースと相手のペースは違います。相手の気持ちや事情などや尊重し、待つことも大切です。

緊急でなければ、まず1週間ほどは様子を見るといいでしょう。その上で返事がない場合は、軽く状況確認のメッセージを送ってみましょう。

LINEを無視された時のNGな対応

LINEを無視されるのは誰でもつらいものだと思います。

しかし、一時の感情に任せて「NGな対応」をしてしまうと、関係が修復不可能になってしまうこともあるので注意しましょう。

(1)仕返しをする

「LINEの返事が遅い人には、こちらからも返事はしない!」といった仕返しをする人もいますが、おすすめはしません。

気持ちは分かりますが、仕返しをされた側も嫌な気持ちになり、あなたとコミュニケーションを取りたくなくなってしまうでしょう。

(2)長文を送る

メールとは違い、短文派も多いLINEでは長文で自分の気持ちを伝えようとすると一方的になりやすい上、相手に圧迫感を抱かせることがあります。スルー中ならなおさらでしょう。

長文を送りたいなら、通話で伝える。ぐらいの心持ちでいましょう。

(3)しつこくメッセージを送る

相手の反応がないのにどんどんメッセージを送ったり、「こういうことですよね」と自己完結をするようなメッセージを送ってしまうと、相手がうんざりしてしまうことがあります。

LINEのやりとりを続けるポイント

LINEを無視する心理はいろいろありますが、できれば気持ちよくやりとりができるといいですよね。

ここからは、LINEのやりとりを続けるためのポイントをご紹介します。

(1)送る前に内容を確認する

相手に伝わりやすい内容か、一方的になっていないか、相手の負担にならないか、送信する前にチェックしましょう。

(2)返事がほしい旨を書く

「○日までにお返事をもらえたらうれしいです」や「読んだらスタンプでもいいから送ってね」など明記するだけでも、無視や相手の負担は減るでしょう。

(3)相手のペースに合わせる

スタンプや絵文字の使用頻度、文章の長さなどを相手のペースに合わせてあげると、気持ちの良いやりとりが続くことも多いようです。

相手を尊重して送ってみよう

気軽にやりとりができる分、相手のプライベートな時間に入り込んでしまいやすいLINEは、対人トラブルも起きやすかったりします。

ですが、上手に活用ができれば、とても便利なツールであることは間違いありません。

ぜひ、相手を尊重しながら上手に活用していただき、大切な人といい関係を築いてみてくださいね。

(服部希美)

※画像はイメージです

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