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鼻につくの意味は? 鼻につく人の特徴&対処法

E子

「なんか、鼻につくんだよなぁ……」と思うことってありますよね。職場だけではなく、プライベートでもよくあるのでは? そんな人にイライラしないためには、一体どうすればいいのでしょうか。人気コラムニストのE子さんに、その方法を教えてもらいます。

職場の同僚の言動がつい鼻についてイライラしてしまう。学生時代からの友人のインスタグラムの投稿内容が鼻につく。そんな経験はありませんか?

鼻につく人にももちろん問題はありますが、あなた自身の受け取り方にも工夫が必要かも? 毎日ハッピーに過ごすために、「鼻につく人」への対処法をお教えします。

「鼻につく」の意味とは?

鼻につくとは、「うっとうしくていやな感じがする、どうも気に入らない、といった意味で用いられる表現。元は、においが鼻に残って離れない様子などを意味する語」(引用:『実用日本語表現辞典』)とされています。

うっとうしくて嫌な感じ……。そう、鼻につく人ってどこかちょっとイジワルだったり、うっとうしい言動があったりしますよね。

でも、忘れてはいけないのは「どうも気に入らない」と感じるのは、あなた自身の捉え方であるということ。あなたの感情の持ち方次第で、鼻につく人も気にならなくなるのかもしれません。

鼻につく言動を取る人の特徴

では、鼻につく言動を取る人とはどのような人でしょうか? その特徴を挙げていきます。

(1)自分の話ばかりする

皆で話しているのに、すぐ会話を乗っ取って自分の話をしたがる人がいますよね。「分かる分かる~! 私の場合は……」などと、相手への共感を示しているようで、本当は相手の話を聞く気ゼロ。

ただの「聞いて聞いて!」なのですが、他人の話へのリアクションと見せかけて、巧妙に話題をかっさらっていきます。

(2)自慢が多い

旅行や買い物の話でも、自然に話せばいいものを、やたらめったら金額の話題をするとか、彼氏や夫がいかにハイステータスであるかなど、「その情報、今の会話に必要だった?」と思うような自慢を混ぜ込んできます。

こういう人の話って、なんだか聞いているうちに疲れてきてしまいますよね。日常的に繰り返されると、「また始まったよ」と思ってうんざりしてしまいます。

(3)自分と相手を比べる

人と比較をして良いことはあまりありません。コンペやゲームなど、順位が付くものも当然ありますが、その他の比較する必要のないシチュエーションで、人と比べられると嫌な気持ちになったりしますよね。

そんな中で、鼻につく人は人と比べることが大好きです。「私は〇〇ちゃんほどモテないから全然ダメ~」などと自虐ネタ風の場合もありますが、引き合いに出された方は困ってしまいます。

また、普段から優劣をつけるような話題ばかりなので、知らず知らずのうちに聞いている側はストレスを感じます。

(4)彼氏や夫の話題が多い

(2)でもお話しましたが、不自然にパートナーの話題を出してくる人っていますよね。自然な会話の流れならば分かりますが、SNSの自己紹介欄に「医師の妻」だとか「夫は出張族」などと書いている人って、何なのでしょう?

同じような生活スタイルの人と悩みを共有したいなどの目的は理解できますが、あまりに強調され過ぎると、「自分のステータスでもないくせに」と反感を買い、鼻につく人だと感じます。

(5)プライベートな情報を聞き出してくる

鼻につく言動を取る人は、常に比較対象を求めています。そのため、他人のプライベートなことにも首を突っ込んでくるケースが多いです。

「〇〇ちゃんの旦那さんって、仕事は何してるの? 職位は?」などと、本人はそういったことに興味津々のため、悪気なく聞いているのかもしれません。正直に教えると、勝手にカテゴライズされたり、ランク付けされたりしてしまいそうでちょっと嫌ですよね。

鼻につく人への対処法

では、鼻につく人へはどのように対処すべきでしょうか? ストレスを感じずに過ごせるよう、自身の意識改革が必要です。

(1)相手のペースに巻き込まれない

相手のペースに巻き込まれるのは思うツボ。あなた自身も、後から嫌な気分になったり、ますます「鼻につく人だなぁ」と思ってしまったりするでしょう。

まずは、「自分は自分」とどっしり構えて、相手のペースに流されないようにしましょう。

例えば、ステータスで比較をするような会話をされても「私はそれを重要だとは思わない」とはっきり言ったり、「旦那さんの勤め先は?」などと聞かれても、嫌な質問には答えないなどの対応を取ったりしましょう。

自分の意見をしっかり言うことや、答えたくない質問に答えないのは、決して失礼にはあたりません。

(2)自分の幸福度は自分で決める

鼻につく人が何を言っていようと、あなたの幸せはあなた自身が決めるものです。

価値観を押し付けられても、ほとんどは「自慢する目的」での押し付けですから、「その価値観が正しいのかな……?」などと思い悩む必要はありません。真剣に取り合わず、あなたはあなたの人生を生きましょう。

(3)自分自身の弱さも問題だと理解する

鼻につくのは、あなたの内面の問題でもあります。自分に自信があったり、しっかりと自己を確立していたりすれは、周りから何を言われても多少のことは気になりません。

イラっとしたり、鼻につくと感じたりするということは、少なからずあなたもその人に対してライバル心を持っているのかもしれません。もしくは、あなた自身も他人と比べがちなのかもしれませんね。

「なんて嫌な人なんだろう! 大嫌い!」と感じるのは、相手を気にしている証拠でもあります。そんな、自分の感情にも目を向けてみましょう。

自分をハッピーにできるのは自分自身

鼻につく人は、どこへ行ってもいるものです。また、自分自身に弱さがあると、つい他人を鼻につくと思ってしまうものかもしれません。

自分自身がハッピーに過ごせるようかじ取りをするのは、他の誰でもなく自分自身です。イライラするよりも、いつも笑顔でいられるように考え方も工夫していきたいですね。

(E子)

※画像はイメージです

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