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堅物キャラの特徴。恋愛したらどうなる?

浅田悠介(浅田さん@令和の魔法使い)

気になる男性が「堅物」だと言われていた。堅物の意味とは? 堅物男子とはどんなキャラなのか。どうやって恋愛したらいいのか。マジシャン兼催眠心理療法士の浅田悠介さんに教えてもらいました。

「あの人って堅物だよね」

好きな人がこう噂されていたとしましょう。

カタブツ? 堅物って? どうアプローチしたらいいんでしょう。耳慣れないだけに、ちょっとよくわかんなくなりますよね。

今回のテーマは「堅物キャラの攻略法」です。

付き合うためにどうしたらいいのか──から付き合ったらどうなるのかまで触れてみたいと思います。貴女の恋に役立つことを願って。

堅物とは

まず言葉の意味から探りましょう。

類語や対義語も挙げてみます。ここから気づくこともあるはずです。

堅物の意味

堅物とは「融通が利かない人」という意味になります。

柔軟に対処できない人というイメージです。まさに類語としては「柔軟性にかける」「生真面目な」「機転の利かない」「石頭」「凝り固まっている」になりますね。

対義語は「柔軟」「機転が利く」「頭がやわらかい」になります。

堅物キャラな人の特徴

(1)融通が利かない

堅物男性は譲ることを知りません。

謎の首尾一貫性があります。世間の決まりや、マイルールに忠実なのです。もちろん世の中にはグレーゾーンもあります。

それもNOなわけです。あくまで白黒はっきりさせたがります。

(2)新しいものを嫌う

チャレンジが苦手です。

既存のルールに従うクセがついているから。新しさを嫌うどころか「間違っているもの」と捉えることすらあります。

新しいものはルールを犯す危険があるからです。ゆえにリスクを追うことも苦手です。

(3)他人の意見を聞かない

他人の意見も取り入れません。

常にルールは「自分が知っているから」です。いまさら聞く必要はありません。それどころか間違っているものを押しつけられる、と考えたりもします。

もちろん、あくまでそうした傾向があるということです。

(4)ルール大好き

決まりを忠実に守ります。

ある意味、そうしていると考えずに済むからです。責任を逃れることができるのですね。もし間違っても「ルールが悪かったせいだ。自分は悪くない」と言えるのです。

(5)冗談が微妙

堅物男子のジョークは微妙です。

冗談には、発想力や柔軟性が必要です。それが欠けているわけですから。どこかで聞きかじった冗談や、的外れなことを言ったりします。

あくまで真面目さが取り柄なんだと考えましょう。

参考記事はこちら▼

あなたやあの人の「頑固な人度」をこっそりチェックしてみましょう。

堅物な男性との恋愛。メリットデメリットとは

堅物男性と付き合うってアリなんでしょうか。

メリットとデメリットを挙げてみます。誰にだって長所と短所があります。意外なことに気づくかもしれません。ぜひ参考にしてください。

堅物男性と付き合う上でのデメリット

まずは堅物男性の短所、付き合う上でのデメリットからです。

(1)話が面白くない

上にも書いた「冗談が微妙」を露骨に浴びることになります。

恋をするとは相手と会話をすること。それが楽しめない(笑えない)のは、ちょっとデメリットかもしれません。

特に女性特有の「あるある話や感情トーク」は理解されない可能性があります。どちらかというと事実ベースの議論を好む傾向にあります。繊細な話はできない──そこは覚悟しておくべきかもしれません。

しかし、それは真面目の裏返しでもあります。会話の楽しさだけで判断するのはもったいない。ほかの面も見てあげましょう。

(2)デートが同じことの繰り返しになる

堅物とは「既存のやり方にこだわる」ということです。

この性質が恋愛に作用すると、新しい趣味や、デート先を提案しても「いや俺は……」と拒否されたりします。いつも同じ店で、同じ夕食ということになりかねません。

新しいところに飛びこむドキドキは少ないかもしれません。

(3)話がぶつかるとめんどう

堅物は意見を曲げません。

これが恋愛で「2人のルール」を決めるときにやっかいの種になります。一方的に意見を押しつけてきて、ゆずらないと機嫌を悪くするかもしれません。ケンカにも発展もします。

もちろん堅物男性の全員がこうではありません。逆にいえば、こうしたポイントをクリアできているかをチェックすればいいだけでしょう。

堅物男性の意外な長所

続いては堅物男性の長所と付き合う上でのメリットです。

(1)浮気しない

最強のストロングポイントです。

堅物キャラの男性は浮気しません──しない傾向があります。浮わついた気分になることが少ないからです。良くも悪くも挑戦して、いままでの生活が変わることを恐れるのですね。

もちろん最低限、目を光らせることを忘れてはいけません。とはいえ、これは大きなアドバンテージといえるでしょう。

(2)頼りになる

堅物キャラは社会生活に強いです。

彼らは社会をカタく生きることのプロですから。

公共料金の支払いや、インターネットの接続、急なセールスの応対、ふとしたときの役所や司法手続きまで──さくさくこなします。生きるとは地味な作業をこなすことです。なんだかんだ頼りになるはずです。

非日常的なドキドキこそ少ないかもしれません。しかし日常のなかでこそ、彼は輝いて見えることでしょう。便利といえば便利です。

(3)考えていることがわかりやすい

堅物キャラは「思考や行動原理がわかりやすい」のです。

決まり通りに動くから。一度「彼はこういうふうに考えるのね」と把握すればOKです。いつでも推測できるようになるでしょう。大きく外れることはありません。

隠しごとが下手なタイプだともいえます。何を考えているかわかりやすい──これは付き合う上で、大きなメリットになりえます。

堅物男性の攻略法

そうした堅物男性はどのようにアプローチするのが正解でしょう。

その特性に合わせて攻略法を解説します。

(1)感情的にならない

堅物男性は理性の生き物です。

ゆえに「感情的なもの」を遠ざけたがります。論理的ではないし、そもそも理解できないから。逆にいえば、理性的に話せる女性に惹かれるのですね。

感情アピールは控えめに、しっかり会話できると強いですね。

(2)しっかり言葉にする

堅物男性は察する力が弱いです。

感情や感性でなく、法則やルールの世界に生きているのですね。ゆえに「わかってくれるだろう」という匂わせをしないほうがいいかと思います。通じにくいからです。

大事なのは「わやりやすく言葉にすること」です。

むしろ言葉にしていないことは理解されない──くらいに考えたほうがいいでしょう。

「貴方のことを知りたいので話を聞かせてください」
「もっと話をしたいので二軒目にいきませんか」
「私は貴方が好きです」

くらいの感じです。逆にいうとわかりやすいコミュニケーションができるだけで、堅物男性に好印象を与えられます。

(3)冷静にメリットを伝える

堅物男子は変化を嫌います。

だからこそ提案(恋のアプローチだって自分を売りこむ提案なわけです)するときは冷静に売りこむ必要があります。ビジネスみたいに。

自分はこんな人間だ、貴方にこんな価値を提供できる、といった具合です──もはやプレゼンですね。じっくり、彼の固まった価値観の王国に入場してやりましょう。

特に「貴方の価値観やスタイルを否定しない」というスタンスは刺さります。それを言葉か、わかりやすい態度で示しましょう。

(4)普通にアプローチするだけでいい

堅物男子の多くは恋愛経験値が高くありません。

あくまで傾向ですが、女慣れしていないわけです。だからこそ「普通に女性としてアプローチするだけで効果バツグン」なのです。

LINEを交換して、メッセージを送って、誘って、デートで会話して──というだけでも意識させられます。その男子にとって、数少ない異性からの接近だからです。

あまり肩肘を張らなくていいのかもしれませんね。シンプルに正攻法でいきましょう。

「堅物男性」はお買い得物件かも?

上にも挙げたように、堅物男性は面白くないかもしれません。

しかし真面目で、浮気もせずに、日常生活に強い。

よく恋人にしたい男性と、結婚したい男性は違うといいます。その後者に彼らはあてはまるのではないでしょうか。「理想の結婚相手」かもしれない、ということです。

もちろんすべての堅物男子がそうではありません。とはいえ、もし堅物男子との恋に悩んでいる方がいれば、オススメできるという感じです。

貴方の恋が叶えられることを祈っております。

(浅田悠介@令和の魔法使い)

※画像はイメージです

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