スマホ依存症のチェック診断と対策・治し方とは
携帯電話の使いすぎで日常に支障をきたす「携帯依存症」。実はあなたも予備軍かも? 心理カウンセラーの小日向るり子さんが、その原因と対処法を解説。8つの診断項目で、携帯依存度をチェックします。
起床時のアラーム、スマホ決済など、今や携帯(スマートフォン)は通話やメールといった通信手段だけでなく、時計やお財布といった生活必需品の役割も担うようになりました。
それに伴いスマホは常に手元にあることが日常となり、「もしかして私はスマホ依存かも……?」と心配になっている人も多いのではないでしょうか。
今回は、スマホ依存度のチェック方法、さらには依存への対処法を心理カウンセラーの観点から解説していきます。
そもそも「スマホ依存症」とは?
スマホ依存とは、携帯電話やスマホといった通信機器にのめり込み、日常生活に支障をきたしている状態を指します。
中でも、最近はスマートフォンのアプリやゲームによって依存状態に陥っている人が多く存在します。いわゆる「引きこもり」の状態にまでなる重度の人もいるのだそう。
そこまで重度ではなくとも、スマホに熱中することで心や身体に不調をきたし、日常生活を順調に送ることが難しくなっている人も増えています。
実際、スマホを見だしてとまらなくなってしまった経験はないでしょうか?
具体的には、一晩中スマホをいじっていたせいで寝不足状態が続き会社に遅刻したり、仕事中ボーッとすることが増えたり……。
SNSに熱中しすぎていいね!の数やコメントの内容に一喜一憂したり、友人や家族との食事中もスマホを気にしてばかりいて相手を不快にさせてしまったり……。
多くの人がこの状態を一度は経験したことがあるように、スマホ依存はわたしたちにとって身近な問題となっているのです。