「3カ月記念日」に実は彼がしてほしいこと

「男の気持ちが男に聞くのが一番早い」恋愛コラムニストのTETUYAです。

付き合っているカップルにとって、3カ月、3年と、この「3」にまつわる見えない壁というのは、意外とあるようです。

僕のまわりにも、この壁を越えられず、別れたという声をよく聞きます。逆に言うと、この壁を乗り越えた瞬間に、お互いの絆が強くなっていくと思えば、この記念日をポジティブに考えてみるのもいいのかなと思います。

今回は、まず、3カ月記念日について僕なりの意見をまとめてみました。

「3カ月記念日」って大切？

「男性は、面倒臭がりな生き物だから、3カ月記念日なんてやらないで、6カ月記念日からでいいよ」と言う意見がたまにありますが、僕は、3カ月記念日、推進派です（笑）。

お互いの誕生日祝いももちろんですが、3カ月、6カ月、1年、2年、3年というスパンで2人の記念日をお祝いしたほうが、絶対そのカップルは永く続くと思います。

それは、なぜか？　最近、車を購入したんですが、それにたとえて説明しますね。新車を購入したときとこの記念日の意味合いは似ています。車を購入すると、ちゃんと不具合なく走行しているかと、わりと短いスパンで点検の案内がきます。

カップルも一緒。記念日という機会に、2人の気持ちを点検することで、絆を深め合うきっかけになります。

どうしても日常生活のバタバタな状況下では、お互い好きなんでしょうが、ちょっとした不満、車で言うなら故障した箇所は見えづらいもの。不満はため込めばため込むほど、あとで大爆発して手遅れになってしまうケースもありますからね。

3カ月記念日などの特別なテンションが上がる日に、2人の気持ちを点検して、不満がちょっとでもあれば、「何か、この機会に直してほしいところがあったら言って」とお互いに言い合えれば、わりと修復できますから。

「付き合って3カ月」ってどんな時期？

「慣れ」が出はじめる時期

付き合って3カ月ともなると、付き合いたてのころより緊張もしなくなる時期。いい面で言えば、お互い自然体で向き合える。悪い面では、ちょっとしたマンネリを感じるような時期です。

今まで外見からは見えなかった内面に目を向けられる時期

3カ月もたてば、彼の内面に目を向けられる余裕が出てきます。いい面では、内面でも彼のいいところを発見できることもあれば、今まで気づかなかった嫌なところが目についてくることさえあります。

遠慮せずになんでも言い合える時期

付き合い当初は、「これを言ったら嫌われるかも」と思い遠慮していたのに、だんだんとなんでも言い合える仲になる時期でもあります。

いい面では、より2人の絆が深まったと実感することもあれば、悪い面では、不満も直接言いたくなります。だから、一歩間違うとそれでケンカになって別れたりすることもあるんでしょう。

「3カ月記念日」に男性がしてほしいこと

男性としても、あまり重たい記念日のプレゼントは求めていません。本音としては、まだ、この先、2人の関係がどうなるかわからないと思っているところもありますからね。

6カ月記念日よりライトなものでもいいじゃないでしょうか。あとは、サプライズ感のある要素が加わるとさらにいいと思います（笑）。

手料理

手料理なんかはテッパンでうれしいと思います。もし、日ごろから作っている女性なら、いつもよりちょっと豪華なメニューにすると特別感がでます。

手紙（LINE）

6カ月記念日の記事でも、オススメしました「手紙」も、うれしいと思います。LINEの時代だからこそ、このアナログな手紙がジーンときます。ただ、LINEで、いつもの口調とはちがう、真面目な自分の気持ちを伝えるのもいいですね。

ペアのマグカップ

2人がつながっていると実感できるペアルック的なモノもうれしいです。ただ、3カ月記念ですから、そんな高価じゃないマグカップとかはオススメです。

旅行

泊まりでも、日帰りでもいいと思いますよ。旅行は2人の絆を深める最高のプレゼントです。

アルバム

スマホに保存した写真を、かわいく2人のアルバムにするのも、なんかけなげな感じで、男性としてはうれしいと思いますね。

付き合って3カ月に気をつけること

束縛をしすぎない

3カ月たてば、お互いに対する信用も増してきます。なので、付き合い当初は、異性がいる場に聞くと心配でたまらなくなり、やきもちを焼いたり、束縛したりすることもあったと思いますが、3カ月以降は、相手のことを信用して、束縛などし過ぎないことです。

3カ月たったお互いの気持ちを伝える

3カ月経過してみて、お互い思うことを言い合うこと（いいことも、直してほしいことも）。3カ月記念日の場をうまく利用するといいですね。ここでいったんリセットすることで、次の6カ月記念、1周年記念が見えてきますから（笑）。

2人のルールを決める

今後の2人の付き合いを長く続かせるためにも、ここで2人だけのルールを決めるのもいいと思います。

どうしても、付き合いはじめの、LINEを1日数十回以上送り合ったり、週3回は直接会ったりのようなマックスのテンションを継続するのは難しいですし、それに縛られると自分が苦しくなってしまいますから（苦笑）。

また、ルールを決めずに頻度が落ちてしまうと、「私のこと嫌いになったの？」とネガティブに考えてしまうこともあります。

記念日は恋愛を長続きさせるスパイス

2人の記念日祝いは、恋愛を長続きさせるためのスパイスのようなもの。

日ごろなかなか言えない、好きな気持ちも不満もすべて吐き出すことで、リセットするにはベストな機会だと僕は思います。

2人ともお祝いというハッピーなテンションで、素直に、相手のことを受け入れやすい状態だからこそ、不満を多少言っても大丈夫ですよ。

（TETUYA）

※画像はイメージです