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年下彼氏のメリット・デメリットと上手に付き合う方法【経験者が語る】

makicoo(さとう まきこ)

年下彼氏のメリット・デメリットとは? 上手に付き合うコツについて実際に9歳下の男性と結婚したライターのmakicooさんが語ります。

こんにちは。外資企業でマネージャーをしている傍ら、恋愛結婚やライフスタイルに関する記事の執筆をしているライターのmakicoo(さとうまきこ)です。

私は36歳で離婚後、9つ年下の彼と40歳で再婚をした経歴の持ち主です。

今回は、そんな私の経験を活かして、年下彼氏のメリットや注意点についてお話ししようと思います。

年下彼氏のメリット

9つ年下の彼とお付き合いするにいたるまで、私は年上の男性とばかりお付き合いをしていました。

というのも、年上の男性のほうが人生経験も豊富で頼りがいあり、より魅力的だと思っていたからです。

ところが、ひょんなことから9つ下の彼とお付き合いするようになり、年下彼氏にもいいところがたくさんあるなと感じました。

1.美意識が向上する

「女性は若いほうがいい!」

そう見聞きすることが多いこの世の中。

年下男性と付き合いはじめた瞬間に私は「彼の同学年より若くない」ということがコンプレックスになりました。

ただ、その思いが今までよりずっと、「若くない分、見た目をちゃんと保たなくては」という美意識の向上に繋がりました。

私の身の回りにも年下の男性とお付き合いしている人が少なくないのですが、みんな、年下彼氏と付き合う前と比べて、キレイになったように思います。

2.考え方がより現代的

私の年代の男性は、「女性は結婚したら家庭に入ってほしい……」「育児は母親がメインでしてほしい……」など、保守的な男女観を持っている人が目立ちます。

ところが、年代が下がれば下がるほど「家事育児は男性も担うのが当たり前」という価値観の人が増えていきます。

結婚を見据え、そしていつか子どもがほしい、だけど働き続けたいと思う女性にとって、年下男性はより、結婚の相性がいいように思います。

3.老後が頼もしい

これも結婚を見据えるのであれば、の話ですが、自分が定年退職した後も、年下の彼はまだまだ現役であるというのは、経済の見通しとしてとても安心です。

2人そろって年金暮らしになるタイミングが、同年齢同士のカップルと比べ、ずいぶん後ろ倒しになるので、老後のマネープランも余裕を持って立てられます。

年下彼氏のデメリット

一方、年下彼氏と付き合う上でのデメリットもあります。

1.年の差についてコンプレックスを感じる

年上の男性と付き合っていたときは一切気にならなかったのに、年下の彼氏と付き合うようになってから、自分の年齢が気になるようになりました。

特に40歳を目前にしたとき、彼と年代が変わってしまうことがとても嫌でした。

また、彼が大学の同級生などとの飲み会に行くとき、まわりにいる女の子は私よりずっと若いなあと気にしていた時期がありました。

2..人生のタイミングが合わない

私の出産の限界年齢が近づいていたときに、彼に「子を持つ気持ちはあるか?」と聞いたことがあります。

そのときの彼の答えは「いつかはそのつもりだけど、今はその気持ちになれない」でした。私も彼の年だったときに同じことを考えていたので、その気持ちはよくわかります。

ただ、彼が子を持つことを考える年齢のときに、私はもう産めない可能性も。年の差があると、結婚や出産をイメージするタイミングがずれてしまうことがよくあります。

3.自分がリードする場面が多い

女性側が上で、そして年が離れれば離れるほど、女性側の経験や知識が豊富になりがち。

となると、自分が相手をリードする場面が増えます。女性をリードしたい男性にとっては、それが少しコンプレックスになるし、リードされるほうが好きな女性にとっては、手慣れていない男性を物足りなく感じることもあるでしょう。

また、女性が年上のカップルは、女性のほうが高収入のケースも多いので、彼の懐具合に合わせると、行くお店や旅行先のランクが物足りなくなった、なんて話もあります。

年下彼氏と上手に付き合うコツ

いいところも悪いところもある年下彼氏。そんな彼とうまく付き合っていくコツはなんでしょうか。

1.相手を子ども扱いしない

年下だから、とあれもこれも世話を焼いたり、自分で何もかも決めてしまったりするのは逆効果。

多くの男性は恋人の年齢を問わず、好きな女性をリードしたいという気持ちを持っています。

多少手慣れていなくても、彼のやり方に身を委ねてみましょう。

また、言動や行動で幼さが目立つところがあったとしても、それを年のせいにしてバカにしたり諦めたりするのではなく、フェアに伝えるようにしましょう。

2.「大人の女性」であることをがんばらない

自分のほうが年上だから、と甘えたいのを我慢してしまうのもよくありません。

多くの男性は、頼られることがうれしいもの。

自分の気持ちに素直になって、甘えたいときには甘えましょう。

また、関係性的に男性の相談相手になりがちですが、自分の悩みについてもいろいろ聞いてもらうようにしましょう。

頼ったり頼られたりが気軽にできる関係性になることで、より2人の距離が縮まります。

3.「年の差」を気にせず開き直る

そして私が思う、一番大事なこと。

それは、自分が年上であることをコンプレックスとせず、いかに開き直られるかだと思います。

性格は直せますが、年の差は絶対に縮まりません。2人の年の差は永遠にそのままです。

変わらないことを気に病んでもしょうがありません。

そもそも、男性にとって恋人が年上女性だと「悩みごとを相談しやすい」「甘えやすい」と感じる人も多く、メリットもあります。

恋愛に年齢を持ち込まない。「ひとりの男性」として相手を見よう

年下の彼氏と付き合っていると、2人の関係がうまくいかない理由を「年の差」のせいにしがちです。

たとえば、「彼が自分との将来を真剣に考えてくれない」「彼が自分より友だちや仕事を優先している」と感じるとき、「私が年上だから?」と。

ただ、「年の差」はこの先永遠に縮まりません。

また、彼もあなたの年齢を知っているのであれば、彼とあなたの関係において「年の差」は折込済のこと。

今よりさらにいい関係にできるかどうかは、「年の差」以外の部分が鍵になります。

私の場合、彼とケンカをし「どうせ私のことなんて、次の彼女ができるまでのつなぎなんじゃないか」と思ったときに、そういえば同じことを年上の元彼に対しても感じたことがあるなとハッとし、そこからずいぶん吹っ切れたように思います。

「年の差」の引け目から自由になれさえすれば、年下彼氏はあなたに刺激を与えてくれるとても素敵な存在です。

よりよい関係が築けることを心より応援しております!

(makicoo)

※画像はイメージです

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